容姿

　白い髪によもぎ色の瞳を持つガルーダウィークリングの少女。年齢に対して幼く自信なさげな表情が印象的。

経歴

人物像

　森羅魔法を扱うガルーダウィークリングの少女。歌を歌うのが大好き。生まれてから12歳ごろまでは高貴なるガルーダから生まれたウィークリングなど居てはならぬと空の色も知らないまま穴倉の牢屋に監禁されて育った。物心がついてからは孤独を紛らわすために歌を歌っていた。その影響から冒険者となった今でも度々、歌を披露してはそれで食い扶持を稼いでいる。しかし歌を歌うこと以外では引っ込み思案な性格で、だれかの後ろについていくのは常。年齢にしては体格が幼いこともあって妹気質。
　彼女はたった一つの願いのために冒険者として各地を旅をしている。ある日、ガルーダのコロニーに迷い込んだ見習い冒険者の青年が向かいの牢屋に閉じ込められた。初めて見たガルーダ以外の種族に興味津々に話しかけているうちに青年と打ち解け、少女にとって青年は唯一無二の友人となった。しかし青年との楽しい時間も一か月が経つ頃、突如として終わりを告げる。青年を助けに来た冒険者の部隊によってコロニーが襲われたのだ。空の王者を名乗るガルーダをものともしない冒険者は次々にコロニーの大人たちをなぎ倒し、やがて穴倉にもやってきた。青年は無事に助け出され、そして自身に向けられる刃。この意味をいち早く悟った青年の懇願で少女は見逃されることとなったが、青年が去る前に見せた悲しそうな表情が忘れられず、その表情の意味を知るために少女は初めて見た空の下で誓った。

「おにいさんにまた会いたい」

名前の由来

　とある日、青年は自身をオスカーと名乗り「そういえばお前の名前は？」と問うてきた。少女は生まれてこの方、わずかに残った親の善意という名の悪意で生きていたため当然のように名など与えられたことはなく「わたし　なまえ　ない」と答えた。それを聞いたオスカーはしばらく悩んでからそれじゃあお前に名前を付けてやると言い、今度はうーんと唸り始めた。しばらくしてから「お前がいつも歌っている歌、流れる風のような旋律は故郷で聞いた歌にそっくりだった。だから旋律を意味するアリアなんてのはどうだ？」少女は青年からの贈り物にはしゃいだ。その様子が青年は嬉しかったのか照れ臭そうに笑っていた。この時より名もなき蛮族の少女はアリアという名の一人の少女になった。

アリア

#𝕄𝕐:𝕃𝕆𝕍𝔼(マイ・ラブ)♪
レミナ・ドラクネス
ゴウガルフ

※魔物知識の内訳は（知名度／弱点）。魔物知識判定に成功していない場合は（ー／ー）とする。