容姿・経歴・その他メモ

(容姿)
水色の髪の美少女ドレイク、身軽な服装を好んでおり、生来武器の魔剣を常に携帯している

(性格)
6〜7割が人族、残りは蛮族的な思考をしている。前世で生きた時間よりもドレイクとして生きた時間の方が長い為多少染まっている部分はあるが、仲間思いかつ困っている人は助けたいと思うような善性を持ち合わせている。戦いとなれば尊大な態度が出ることも。

(一般技能)
ウェイター/ウェイトレス技能
前世の賜物、プロとしては最低限の接客力をドレイクながら身につけている、ドレイク界で最も接客が上手な自信がある…が、生かす場所があるかは不明。
ノーブル技能
ドレイク故に取った貴族技能、上品な立ち振る舞いができるが蛮族社会の社交の場にはそんなに要らなかった。

履歴

蛮族経験表B　人族だった前世の記憶がある
何故か前世は冒険者の人間だった記憶がある、転生したらドレイクだった件。
蛮族経験表B　一族を滅ぼされた
一族が滅ぼされたのを逃げ延びている
経験表B
かつて(前世)信頼出来る友人がいた
冒険に出た理由:最高の冒険者になるため

(以下自己満の駄文、読まなくてもよし)


前世の彼女は前世憧れに生き、ずっと夢を見ていた。ハーヴェスに生まれた彼女は幼い頃から街のギルドを出入りする冒険者たちを見て育ち、自分も将来冒険者になり、外の世界を冒険する夢が叶うことを一切疑いはしなかったのだ。
15歳で成人する前、彼女は知り合った魔術師から魔術を体を鍛える合間に教わり最低限ものにした。
彼女は冒険者になるため、最高の冒険者になろうと幼なじみの友人を連れギルドに赴き初めての依頼を受けた、街道の周辺に出没した少数の蛮族を狩るだけの、極めて一般的な簡単な依頼のはずだった。これが華やかな冒険の…私たちの伝説の始まりである、そう確信していた。
その華やかな未来は街道に偶然出没していた2匹のカニに阻まれた『ジャイアントクラブ』、ただの巨大なカニだ、しかし今の彼女たちには荷が重すぎた。10秒もたたぬうちにそのハサミの連撃に体を切り刻まれ、為す術なく負けてしまった。反応出来なかった…積み上げてきた自信が砕け散って行くのを感じた。後はカニにゆっくり食べられていくだけ、失血により意識も朦朧とし、目を開ける気にもならない。
一緒に戦った友人は逃げてくれただろうか、そう考えていくうちに、彼女は真っ黒な空間に立たされていた。自分は死んだのか？そう思っていた時、空間全体に聞いたこともない男の声が響く…

「汝、力を求めるか？求めるならば…その剣を取るが良い、そして……を受け入れるのだ」

目の前には剣が浮かんでいた…それは自分が持っていたレイピアに似ている気がするが何かが違う、魔剣…という言葉が脳裏によぎる、魔力を帯びた武器の総称、きっとこれを手にすればあのカニに勝てる…何となくそうおもった。”私の冒険はまだ終わらない！”そう叫びながらそれを手に取る…何かが流れ込んでくる、なんだか心地よい、今まで身体にかかっていた重りが外れてたような……体が絹のように軽い、その感覚に身を任せるうち、無意識に手に持つ剣を目の前に向かって突き立てていた。

バリッ…という音を立て破られた殻、周りから響く新たな王の誕生を祝う歓声、その日、ラクシアにまた1匹のドレイクが生まれ堕ちた。

その後はドレイクらしく育てられ、将来王として君臨する為の考え方や方法を学んだ、竜の姿で戦う為の基礎も叩き込まれた。長い15年の月日が過ぎ、彼女はまた成人の日を迎える、その日は自分の命日であり誕生日…15年のうちに自分が人間の”レミナ・ハーブス”ではなくドレイクである”レミナ・ドラクネス”である事を受け入れていた。しかし、一族のドレイクを招いての宴の時…事件は起きた。彼女の両親は穏やかな部類のドレイクだった、人族とは相容れないが積極的に手出しはしない、自分の領地の平穏を守ることを第一に考えていた。
そこで襲撃をかけてきたのは別の氏族であった、おそらく人族に侵攻を仕掛けるためにこの土地を使いたかったのだろう、だから1番気が緩むであろうこのタイミングを狙って…。相手は強敵だった、勝てないのは明白だった、両親に彼女は逃がされた、”できるだけ遠くに逃げろ…そして力をつけろ！おまえはおまえの道を征け！”とだけ言い残して両親たちは時間を稼ぎに行ってしまった。

言われた通り必死に走り、飛び、領地から離れた場所にまで逃げ、振り返れば、領地だった場所からは大きな煙があがっていた、もう帰る場所がないと悟った。どうしようかと悩みながら野宿をした夜、夢を見た。どことも分からぬ場所…ふと周りを見るとかつての友人の姿があった、その時昔の夢を思い出す。もう自分でも諦めていたと思っていた夢、諦めきれていなかったことに今更気付いた…今ならまだあの夢の続きを紡げるのかもしれない…そう思い彼女に手を差し伸べ”一緒に最高の冒険者になろう！”と、かつてと同じ言葉を紡いだところで目を覚ました。
どうするかは決めた、私は私の道を進む…最高の冒険者になるという夢の続きを紡ぐんだ。そう決意し、彼女はどこを目的地とするわけでもなくゆっくり歩みを進めていく、レミナという人間が叶えられなかった夢を叶えるために。

セッション履歴

収支履歴