カルディオン大陸沖にソレイユだけが暮らす島があり、そこの長の娘として生まれる。
兄と弟がひとり。弟は歳が離れており、とても可愛がっていた。
周囲からは温かく見守られ、島の自然の中で野生動物とも心を交わしながらのびのびと育っていった。

部族の次の長を決める時期が来た頃、弟が叔母の手にかけられる。その策略を知ったカヒナは裏で復讐し叔母を殺める。
叔母が死んだことをきっかけに従兄弟が反乱を起こし、いつの間にか島に入り込んでいた蛮族と手を組んで反乱を起こした。
それは島に住む者すべてを巻き込む争いとなり、戦いの最中、兄は自分を庇って死んでしまった。
深手を負って兄の下で気を失っていたカヒナが目をさました頃には、全てが終わっていた。
父や母は討ち取られ、反乱を起こした従兄弟は力づくで長の座を奪い取ったのだ。

蛮族は従兄弟と取引をしていたらしく、生き残っていた部族の人間達を奴隷として連れ去ろうとしていた。カヒナも他の者達と同様に蛮族の船に乗せられて連れ去られようとしていたのだが、船は嵐に遭って難破してしまう。
海に投げ出されたカヒナは九死に一生を得て、ブルライト地方ハーヴェスから出航した旅客船に救助される。
その時海を漂うカヒナを偶然見つけ、身寄りのない彼女の身柄を引き取ったのが、イヴリム達であった。
以降、命を救われた恩義を返すために、カヒナはイヴリム達に同行することになった。


一人称：ワタシ
二人称：キミ、アンタ、呼び捨て
フレンドリーでくだけた話し方

イヴリム
呼び方：イヴリム
第一印象は可愛らしいお嬢さん。現在は、怒らせたらいけない。ワタシ知ってる。絶対ダメ。
命を救われた恩義を感じている。「イヴリム！助けてくれたお礼だ！何か手伝わせてよ！！」

マヤーク
呼び方：マヤ先生
第一印象は怖い人。現在は、物知りで色々教えてくれるすごい先生。怒ると怖い。（何もわかっていない）
お金の管理をしてもらっている。「マヤ先生〜！これ、買ってもいいか？」

プロメナ
呼び方：プロメナ
第一印象はめっちゃ睨んでくる人。現在は、戦闘の実力も認める気の合う仲間だと思っている。
ときどきウザがられたりしてる。でも気にしない。「プロメナも頭いいんだなっ！すごい！」

バリー　　牡
体高215cm 150kg
バリーは“無邪気”という意味らしい。
その名の通り、無邪気で人懐こく、大きい体でカヒナと共にはしゃいではマヤークに叱られる。
ライダーギルドでカヒナが一目惚れ。いずれ買うつもりで、毎回指名しては連れている。
ギルドいわく、まだ成長盛りらしく、モルドンダウレスになる見込みのある子らしい。