フガク(人間形態)・疑似シンカLeV10(ドレイクと人間の交雑種♂(人間形態)・疑似シンカLeV10)
- 知能
- 高い
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 中立
- 穢れ
- 3
- 言語
- 公益共通語、ドレイク語、魔法文明語、神紀文明語
- 生息地
- さまざま
- 知名度/弱点値
- 10/17
- 弱点
- 魔法ダメージ+2点
- 先制値
- 16
- 移動速度
- 20
- 生命抵抗力
- 10 (17)
- 精神抵抗力
- 11 (18)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
剣 | 9 (16) | 2d+8 | 7 (14) | 4 | 68 | 38 |
特殊能力
▶操霊魔法5レベル/魔力8(15)
☑▶魔法適正
戦闘特技《マルチアクション》《魔法拡大/数》《ワードブレイク》《ターゲッティング》《鷹の目》を習得
☑魔力撃=+8ダメージ
打撃点を+8点。
リスク:生命・精神抵抗力-2
○飛行
近接攻撃時、命中力・回避力+1
▶竜化
フガク(竜形態)・疑似シンカLeV10(ドレイクと人間の交雑種♂(竜形態)・疑似シンカLeV10)に変化。[部位:胴体]のみ主動作が完了した状態で変化。
HP・MPを最大まで回復。魔法などによるあらゆる効果は消滅する。
○天帝の翼
HPが0以下になった時、自動で竜化が発動。
範囲:戦闘エリア内。
分類が「アンデッド」「魔導機」「魔法生物」は以下の能力の対象外。
竜化が発動した際、戦闘中に死亡 or 気絶状態の冒険者・魔物レベル5以上の味方をHP1で回復。体が存在しないor損傷が激しい場合、体を生成してから復活。主動作を完了した状態で回復する。
その後、味方のHP・MPを最大まで回復、魔法などによるあらゆる効果は消滅する。
味方に「シンカする翼」を与える。この部位は自立的に行動する。一日経つか与えた味方のHPが0になることで消滅する。
○運命改変
行為判定や打撃点決定で2dを振ったとき、直後にその出目を6ゾロにし、結果に+1。
威力表は最大12。
1日に1回使用可能。
戦利品
- 自動
- 剣のかけら(200G/-)、剣のかけらx2、ドレイクの花、人間の花
解説
戦う覚悟を決め、シンの力を開放することで進化したフガク。進化レベル10だが魔物レベルは変わらない。
特殊能力【天帝の翼】により仲間を擬似的にドレイク化させて復活さる、神器を与える、【運命改変】で運命を創造する等、神へと近づいた怪物。
覚悟を決めたことでシンカし、擬似的に神格“二重螺旋の山津神”フガクとなっている。
油断しなくても死ぬので全力で戦おう!
実はソード・ワールド2.5世界には存在しないはずのドレイクと人間の間に生まれた交雑種。そのために一般的なドレイクと比べて穢れが少なく角が小さい。
ハーフではなく完全な交雑種であったため、人間の種族特徴である【運命変転】を所持していたのである。ちなみに剣の加護ではなく自身の力により、運命を切り拓いていた。
神格になったことで【運命変転】も【運命改変】へとシンカしたぞ!
「二人は……優しかったんだ……ずっと付いててくれて……抱き締めてくれて……僕を守るって……。だから二人は、二人だけは! 絶対助ける!!」
『祈るな勝ち取れ、さすれば与えられん』
「私が天に立つ」
<追加背景>
彼もまた【コウカアリマース製薬】の被害者である。つまり、全部【コウカアリマース製薬】のせい。
<今北産業>
・シモン・バチカール:フガクの父親。【コウカアリマース製薬】の実験に使われていた神官の人間。故人。
・イーラ・ビースタル:フガクの母親。ドレイクの令嬢。フガクを助けた結果、彼と結ばれる。それが原因で家を追放。故人。
・結論:ここまで全部【コウカアリマース製薬】のせい。
<過去編>
昔々、シモンと呼ばれる人間の男がおりました。"神の子の代理"と呼ばれるほどの神官でしたが、蛮族領に捕らえられてしまいます。
彼はコウカアリマース製薬で実験に使われることになりました。開発中の【シンカデキマース薬】、【サンライズハート薬】のプロトタイプとなるそれは飲めばたちまち擬似的な神と化す神の薬でした。
嘘です。もちろんそのような効果は現れず、精神を蝕むだけの失敗作でした。シモンは他の被検体が我を失っていく中、一人耐え続ける毎日をおくります。
そして彼に転機が訪れました。コウカアリマース製薬のパトロンであったドレイク、イーラ・ビースタルが視察にやってきたのです。彼女は彼に一目惚れしてしまいました。イーラはシモンを助けることにします。そしてアタックした結果、一緒になることができました。よかったね、ちゃんちゃん。~Happy End~
とはなりませんでした。人間と結ばれた彼女は家から追放され、さらには命を狙われてしまい逃亡生活をおくることになります。そして悲劇が訪れました。疲弊したシモンは、薬で弱っていたこともあり、亡くなってしまったのです。
彼の死後、なんとイーラが身籠っていることが発覚、出産しましたが彼女もまたそれが原因で子供が幼いうちに亡くなってしまいます。
こうして生まれたのがフガクってわけ。
ちなみにここまで全部【コウカアリマース製薬】の実験。
今、実験成果が実り、フガクはシンカした。よかったね(よくない)。
コウカアリマース製薬「あふれんばかりの呪いと祝福を」
シモン「呪い呪われた未来は、君がその手で変えていくんだ」
イーラ「名一杯の祝福を君に」