ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

【パルフェット魔術決闘学】 - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

【パルフェット魔術決闘学】

入門条件
50名誉点

魔術師たちの中で、魔術師同士の決闘を重んじた集団によって興された流派。真語魔法の使い手が多くを占めたが、中には奇特な操霊術師も存在した。魔術による破壊力を強大化させることに心血を注ぎ、また対単体を前提とした魔法に特化した。
 魔法文明期、人と人とが争っていたとある国において浸透した。魔法文明の崩壊以降は失伝していたものの、大破局後に文献や工房の遺跡が発見されたことで復興しつつある。

流派装備

単体を対象とする魔法を用いるとき、そのダメージを大きく引き上げる杖を用いる。最盛期には、「工房の片手杖」といえばパルフェットの工房の手になるものと分かるほどだったという。
 魔法に対抗するための簡易な魔法のローブを着用しており、片手杖とローブという姿が典型的な魔術決闘者のスタイルだった。

名称 知名度 カテゴリ 価格 概要
工房の片手杖 18 〈スタッフ〉A 5000G
+50名誉点
1体を対象とするダメージ魔法を強化、《弱点看破》の上昇値を強化
工房の宝石杖 18 〈スタッフ〉S 21000
+50名誉点
1体を対象とするダメージ魔法を強化、魔晶石を消費するとさらにダメージ上昇
瞳の片手杖 20 〈スタッフ〉SS 100000(非売品) 1体を対象とする魔法を強化、魔法の2d6を反転可能、MP+9
魔術決闘者のローブ 15 〈非金属鎧〉B 3000
+20名誉点
遠隔攻撃、「形状:射撃」から受ける魔法ダメージ-2

秘伝

《バーン・スペル》

必要名誉点
20
タイプ
主動作型
前提
《ワードブレイク》
限定条件
流派装備の〈スタッフ〉
使用
ソーサラー技能、コンジャラー技能、ウィザード技能
適用
-
リスク
-
概要
射程10mで〈ワードブレイク〉を使用可能、魔力点ダメージを与える
効果

決闘者が用いた最も基礎的な魔術です。ダメージを与えながら、自己強化や防御呪文を破るために用いられました。
この秘伝の習得者は、主動作として以下の特殊能力を使用できます。

▶バーンスペル/任意の魔力/精神抵抗力/半減
「射程/形状:1(10m)/起点指定」で「対象:1体」に「魔力」点の炎属性のダメージを与えます。
 その後、その対象に掛かった魔法・その他の効果1つを選び〈ワードブレイク〉と同様の処理を行うことができます。ただし、比べ合いにおいて効果自体の達成値ではなく、この特殊能力に対する精神抵抗力判定の達成値を用います。

 この特殊能力は判定に使用した魔法系統の1レベルの魔法として扱い、行う判定も魔法行使判定として扱います。ただし、この魔法は《魔法拡大/数》などの対象を変更する効果を受けることができません。

《パルフェット・パリィ》

必要名誉点
20
タイプ
常時型
前提
《ワードブレイク》
限定条件
流派装備の〈スタッフ〉
使用
ソーサラー技能、コンジャラー技能、ウィザード技能
適用
-
リスク
-
概要
遠隔攻撃と形状:射撃の効果に対してカウンターを行う
効果

 この秘伝は使用技能いずれかのレベルが7レベル以上でなければ習得できません。

 この秘伝の習得者は、自身から1エリア(10m)以内のキャラクターが行った、形状が「射撃」「貫通」である能力の対象になったとき、その効果の達成値を確認した後に、魔力によって対抗することを選択できます。
 そうした場合秘伝の使用者は、通常の回避・抵抗のための判定の代わりに魔法行使判定を行って比べ合いを行います。
 使用者が有利な結果になった場合、能力への回避・抵抗に成功したものとして扱った上で、相手に「魔力」点の魔法ダメージを与えます。このダメージは射撃攻撃によるものとして扱います(射撃攻撃の対象にならない場合、ダメージを与えることはできません)。

 一方、使用者が不利な結果になった場合、回避・抵抗が失敗した場合と同様に処理します。さらに、その効果が威力表によるダメージ決定や打撃点のように2dを振ってダメージを決める場合、その最初の一回の出目が「12」であるものとして効果を受けなければなりません。

 この特殊能力は1ラウンドに一回まで使用できます。

《ポイント・アウトⅠ》

必要名誉点
20
タイプ
独自型
前提
《バイオレントキャストⅠ》
限定条件
流派装備の〈スタッフ〉
使用
ソーサラー技能、コンジャラー技能、ウィザード技能
適用
1回の魔法行使
リスク
なし
概要
単体に対するダメージ魔法の判定+2/3、威力表決定の出目+2/3、消費MP4倍
効果

 魔法の行使時に宣言し、その行使一回に対して有効です。

 その魔法がダメージのみを与える魔法である場合、魔法行使判定に+「2」のボーナス修正を得ます。また、威力表によるダメージ決定において、そのすべての出目が「2」上昇します。
 この流派秘伝を宣言した場合、魔法の消費MPが4倍になります。
 この流派秘伝は、「対象:1体」または「対象:1体X」であり、かつ《魔法拡大/数》などで対象を増加させていない魔法に対してのみ宣言できます。


《バイオレントキャストⅡ》
前提:《バイオレントキャストⅡ》

 《ポイント・アウトⅠ》と動揺ですが、魔法行使判定へのボーナス修正が+「3」、威力表によるダメージ決定において上昇する出目が「3」点になります。

製作者:はやみねさくたろう