瞳の片手杖
- 知名度
- 20
- 形状
- 瞳のように見えるこぶのついた、ひずんだ杖
- カテゴリ
- 〈スタッフ〉SS
- 製作時期
- 魔法文明
- 概要
- 1体を対象とする魔法を強化、魔法の2d6を反転可能、MP+9
- 効果
-
○決闘者の剛杖
この武器は所持者の個人専用の魔法の発動体(『2』p136)として扱います。
また、行使する魔法の効果を受けるキャラクターが1体のみである場合、その魔法の行使中魔法行使判定に「+2」のボーナス修正を得、直接与えるダメージが「10」点上昇します。○瞳の加護
「○決闘者の剛杖」の効果の対象となる魔法を行使するとき、装備者はひとつの魔法につき1回、魔法行使判定・ダメージ算出の際に、振った2dを同時に裏返すことができます。
この効果を使用するたび、MPを「10+(1日のうちにこの能力を使用した回数)*10」点消費します。○奈落の祝福
このアイテムは、自身を手に取ったキャラクターを「所持者」として定め、呪いをかけます。
所持者はこの武器を装備・携行している間、最大MPが「術者の魔法使い系技能レベルの合計」点上昇します。
この武器を装備・携行した状態で死亡すると、装備者は「冒険者Lv」個のアビスシャードを生み出し、身体と魂の両方が消滅します。
この武器に所持者として定められた状態を解除するには、呪いを解除する必要があります。呪いの解除
「所持者」として定められた状態を解除するには、呪いを解除する魔法やその他の能力を使う必要があります。その場合、呪い属性の達成値「25」の効果として扱います。その後3分以内に誰かに手渡すか、何らかの密閉された箱に収めなければ、この能力は再度効果を発揮します。密閉された箱に入っている間は携行していても「手に取った」ことにはならず、この能力は効果を発揮しません。
【パーフェクト・キャンセレーション】でこの呪い自体を解除する場合は通常通り、目標値「40」として扱います。ただし、そうして呪いを解除した場合、この杖はすべての特殊な効果を失います。用法 必筋 命中 威力 C値 追加D 備考 1H 5 +1 20 10 +1 防護点+1
由来・逸話
工房の片手杖の中でも並外れた魔力を帯びた品。少数のみが作られた。製作者は後に、いかなる声かによって奈落へと誘われ、姿を消したという。
決闘者達はこの杖を工房に封じ、使うことはなかった。彼らがこれを嫌ったのは、本来天に委ねるべき運命を意のままに操る力を持っていたからだろう。