ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

【ランズマン・ブレード】 - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

賦術

1
【ランズマン・ブレード】
消費
対象
1体
射程/
形状
1(10m)/射撃
時間
1分(6ラウンド)
抵抗
任意
概要
特殊な武器を現出させる
効果

 主動作で特殊な効果を持つ刀を作り出します。
 現出させる武器は【インスタントウェポン】と全く同じですが、この刀は〈ソード〉カテゴリの武器となり、賦術使用時、自身は1dを振り、下記の表をに応じた特殊効果を武器に与えます。表の結果を確認したあとで対象を決定することができます。複数に対して同時に使用した場合は、対象ごとに1dを振り、表の効果を別々に適用します。
 この賦術は【インスタントウェポン】としても扱われます。すなわち、それらを前提とした秘伝の習得や、賦術の使用時、【ランズマン・ブレード】を代わりに使用することができます。ただし、この賦術に対して、【アルバート魔剣抜刀術】秘伝《贋作はやがて真理に至る》を適用することはできません。
 この賦術を使用すると、HPとMPを10点消費します。複数に対して同時に使用した場合、対象ごとにHPとMPを消費します。

1d発生する特殊効果概要
1「妖刀の一振り」必ず命中する
2「灼熱の力場」周囲の炎属性以外のダメージ-2
3「凍傷の力場」周囲の行動判定-1
4「雷鳴の力場」周囲の補助動作を封じる
5「魔導の声」魔力に+1
6「破壊のうねり」範囲攻撃を行う

 

特殊効果


1.「妖刀の一振り」
 刀身が黒色に発光し、意思を持って敵を追尾します。
 「対象:1体」に近接攻撃を行う際、命中力判定の結果に関わらず、必ず攻撃が命中し、さらに、追加ダメージは「冒険者レベル+筋力ボーナス」となります(攻撃側が自動失敗、または回避側が自動成功の場合、この効果は発揮しません)。また、例外的に「攻撃障害」を無視して攻撃できます。
 この武器は一度近接攻撃を命中させると消滅します。


2.「灼熱の力場」
 刀身が赤色に発光し、周囲に炎が発生します。
 この武器によるダメージは炎属性の物理ダメージとして扱います。
 また、この武器を中心として、1エリア(半径5m)内で発生した炎属性以外の攻撃(または魔法によるダメージ)は、そのダメージが2減少します。「形状:射撃」の場合、射線上にこの武器の効果範囲を含む限り有効です。


3.「凍傷の力場」
 刀身が青白く発光し、周囲の温度が低下します。
 この武器によるダメージは水・氷属性の物理ダメージとして扱います。
 また、この武器を中心として、1エリア(半径5m)内のすべてのキャラクターは、回避力判定を除くあらゆる行動判定に-1のペナルティ修正を受けます。使用者自身はこのペナルティ修正を受けません。


4.「雷鳴の力場」
 刀身が紫色に発光し、周囲に稲妻が発生します。
 この武器によるダメージは雷属性の物理ダメージとして扱います。
 また、この武器を中心として、1エリア(半径5m)内のすべてのキャラクターは、補助動作をいっさい行えなくなります。使用者自身はこのペナルティ修正を受けません。


5.「魔導の声」
 刀身が青緑に発光し、周囲のマナを操ります。
 1エリア(半径5m)内のすべてのキャラクターが魔法を行使するとき、その魔力を+1します。また、この武器は5点のMPを持つ〈魔晶石〉としても扱い、MPが0になると消滅します。このMPは【サモンフェアリー】等の〈魔晶石〉の代替品としては使用できません。


6.「破壊のうねり」
 刀身が白く発光し、爆発とともに刃の破片となって周囲に飛び散ります。
 この武器による近接攻撃は「対象:1エリア(半径5m)/すべて」となり、打撃武器による攻撃として扱います。攻撃が命中した場合、通常のダメージに加え、対象を転倒させます。この攻撃は使用者を対象から除外して行うことができます。また、使用者が《魔法制御》を習得している場合、例外的にこの攻撃時に宣言できます。それにより、攻撃の範囲内にいる任意のキャラクターを対象から除外できます。
 この武器は一度近接攻撃を行うと消滅します。

由来・逸話など

 ランズマン家に伝わる魔剣の作成方法であり、正当な血を受け継いだ者にしか使いこなすことができないと言われています。
 ただし、現在は【カース・デュラハン】によって『ロシェル = ランズマン』が武器を持つことは困難になっています。

製作者:とりとり