経歴

特定の異種族を好んでいる（いた）
濡れ衣を着せられたことがある
物心ついた時には独りだった

冒険に出る理由

平和を求めて

死んだ母は軍人だったらしい。「らしい」というのは、私が母の戦う姿を一度も見たことがないからだ。
私が生まれてすぐの頃に起きた戦争の最中に亡くなったと、残された記録に書かれていた。理由は戦闘死。最期まで国のために戦い抜き、誇りを持って名誉の殉死を遂げたそうだ。

だが、私はそれが嘘であることを知っている。
敗色濃厚な戦況を覆すために、軍はある魔神使いに上位魔神の召喚を命じたのだ。その供物として捧げられたのが母の部隊で、召喚を実行したのは――私の父だった。
魔法文明時代に行われた魔神による魔法王たちの代理戦争。それには遠く及ばないものの、隣国の軍隊を蹴散らすには充分すぎる力で、戦局は瞬く間に逆転した。
魔神を召喚した責任をすべて押し付けられた父は戦犯として軍を追放された。父に関する記録もすべて抹消され、一人残された私は戦災孤児として軍に保護されることになった。

保護といえば聞こえはいいが、実情は監視されているに等しい。
資料と戦術論に囲まれて過ごし、「二度と同じ悲劇を繰り返さぬように」と魔神の扱い方を強制的に学ばされた。まるで、父の罪を償うことが私の義務であるかのように。
人付き合いなどなかった。他者と必要以上に接触することを禁じられていたし、会話らしい会話といえば定期巡回に来る生存確認くらいのものだ。

そんな日々の唯一の楽しみは、勉強用に渡された資料の中に時折紛れていた寓話を読むことだった。特に心惹かれたのはドラゴンについてのお話だ。空を覆う巨体と鋭い牙、個として完成された強さ、その翼で自在に大空を駆け巡る。畏怖の念を持って語られる彼らの物語は、閉ざされた壁の向こうに広がる世界の象徴だった。

居場所はなくとも、監視対象として私は存在を許されている。……そのはずだった。
ある日、珍しく階級の高い軍人に呼び出され、私に軍の機密漏洩をした疑いがかかっていると告げられた。身に覚えなどない。そもそも話す相手すらいないのに？
結局、弁明することも、無実を証明することもできず、私は軍を追放された。かつての父と同じように。

何の庇護もなく外に放り出され、そこで私はようやく「世界」を知った。
書庫で読み齧った物語よりも「世界」はずっと理不尽で冷たい。
それでも、自分の足で歩めることは唯一確かだった。
誰も犠牲にせず、誰にも犠牲にされず、ありのまま生きられることを“平和”と呼ぶのなら。
いつか、そこに辿り着いてみたいものだ。

・平和を求めるのと裏腹に冒険者になったのは、できることを考えた結果、これが一番金を稼ぐのに手っ取り早かったから。ある程度の額を稼ぐか、新しい道を見つけたら辞めるつもり。

『ん……、見ない顔だな。誰だ？』
『へぇ、こっちの言葉がわかるなんて珍しい』
『俺はキーア、ただの小魔だ。今はそこのセディと一緒にいる』
『面白いやつなんだよ。ほら、“平和”とかまだ信じてるし』
『……ああ、気にしないでくれ。よろしくな』

軍部の監視下にあった頃に行った儀式で契約した“扉の小魔”。
銀髪に青い瞳、黒い翼と光輪を持ち、首に月を模した金のペンダントを下げている。
性格は冷笑的で、主の思い描く“平和”を嗤うような言動が多い。

飴色 - 今日 21:22
通常エルフの操霊術師生まれで

飴色 - 今日 21:22
x3
2d+2d+1d+2d+2d+2d
#1
(2D6+2D6+1D6+2D6+2D6+2D6) ＞ 9[5,4]+4[3,1]+1[1]+9[3,6]+6[4,2]+2[1,1] ＞ 31

#2
(2D6+2D6+1D6+2D6+2D6+2D6) ＞ 8[2,6]+2[1,1]+2[2]+4[2,2]+2[1,1]+7[4,3] ＞ 25

#3
(2D6+2D6+1D6+2D6+2D6+2D6) ＞ 6[5,1]+7[6,1]+1[1]+7[2,5]+11[5,6]+3[1,2] ＞ 35

飴色 - 今日 20:52
GMとの行き違い（ダイスロール後に割り振り不可を知らずに振った）の結果、泣きの1回を振れるそうです
飴色 - 今日 20:52
2d+2d+1d+2d+2d+2d (2D6+2D6+1D6+2D6+2D6+2D6) ＞ 6[3,3]+8[2,6]+6[6]+9[4,5]+6[1,5]+11[5,6] ＞ 46

飴色 - 今日 0:00
gr9 [2,1]->(敏捷度 or 器用度) | [5,2]->(知力 or 敏捷度) | [1,2]->(器用度 or 敏捷度) | [6,4]->(精神力 or 生命力) | [1,2]->(器用度 or 敏捷度) | [4,4]->(生命力) | [4,4]->(生命力) | [1,3]->(器用度 or 筋力) | [3,3]->(筋力)

・1話
[2,2]->(敏捷度) | [2,2]->(敏捷度)
・2話
[2,3]->(敏捷度 or 筋力) | [2,2]->(敏捷度)
・3話
[5,5]->(知力) | [5,4]->(知力 or 生命力)