特殊能力

[補]黒炎の遣い手

１０秒（１ラウンド）の間、その部位が近接攻撃・射撃攻撃で発生させる物理ダメージ、魔法ダメージを「＋５」点し、炎属性に変えます。この効果による炎属性ダメージは［剣の加護／炎身］［〇炎無効］［〇炎耐性］など、あらゆる炎属性への耐性を無視して、対象に与えられます。またこの効果を受けた攻撃が命中した対象は、その後１０秒（１ラウンド）の間、防護点が２点減少します。この防護点減少は累積せず、また防護点は０未満になりません。この効果は部位ごとに１日１分（６ラウンド）まで使用可能です。この効果を使用した部位は、手番の終了時にＨＰが５点減少します。

●頭部

[主]真語魔法・操霊魔法・深智魔法２０レベル／魔力２３（３０）

[常][宣][主]魔法適性すべて

[補]畏怖の単眼／２６（３３）／精神抵抗力／消滅

「射程：５０ｍ」「形状：起点指定」で敵１体を巨大な目で睨み付け、行動を制限します。
対象は１ｄを振って「行動制限：１＝器用度に関する判定、２＝敏捷度に関する判定、３＝筋力に関する判定、４＝生命力に関する判定、５＝知力に関する判定、６＝精神力に関する判定」の制限を受け、１０秒（１ラウンド）の間、指定された能力値を基準とした判定にサイコロを振らず自動失敗します。この効果によって自動失敗した判定では経験点は得られません。
この能力への対抗の達成値が目標値より「４」点以上低い場合、１ｄを２回振って行動制限が掛かり、その両方が適用されます。（出目が重なった場合は一つとなります）
この効果は精神効果属性であると同時に呪い属性です。抵抗時には精神効果属性、呪い属性、両方への耐性が有効となります。一方で効果を解除するには【リムーブ・カース】など呪いを解除する手段が必要であり、単純に精神効果を解除する効果では解除できません。この能力は１ラウンドに２回までしか使用できません。

●上半身

[常]複数宣言＝２回

[常]２回行動

[宣]全力攻撃Ⅲ

打撃点を＋２０点します。
同時に自身の回避力判定に－２のペナルティ修正を受けます。

[宣]薙ぎ払いⅡ

自身の存在する乱戦エリア内の任意５体までに武器で攻撃します。

[常]攻撃阻害＝不可・＋４

大きさが攻撃を妨げます。
［部位：頭部］は近接攻撃の対象にならず、また射撃武器に対する回避力判定に＋４（［部位：右足／左足］の攻撃阻害が与える修正と累積します）のボーナス修正を得ます。［部位：上半身］のＨＰが０以下になった場合、この能力は失れます。

[常]魔剣ダイダラボッチ

イグニス鋼で作られた魔剣を構えています。
この魔剣は以下の４つの能力を［部位：上半身］に与えます。

[常]複数宣言＝＋２回

１ラウンドに宣言型能力を宣言できる回数を＋２します。
この魔物の場合、計４回となります。

[宣]斬り返しⅡ

これを宣言した場合、２回の命中力判定を行い、どちらかでも成功すれば攻撃が命中したものとして扱います。
１回目の命中力判定で命中した相手に対しては打撃点が「＋３」されます。

[主]獄炎の乱撃／２２（２９）／回避力／消滅

魔剣を用いて対象を滅多切りにします。
命中判定に成功した場合、１ｄを５回振り、そのすべての出目を追加ダメージとしてダメージに加算させます。
この能力は１ランドに１回のみ使用可能で連続した手番に同じ対象に与えることは出来ません。

[主]大巨人の圧撃／２３（３０）／生命抵抗力／半減

ＭＰを「１０」点消費することで「対象：自身」「半径：３０ｍ」の範囲に「２ｄ＋２０」点の衝撃属性の魔法ダメージを与えます。この能力を使用する場合は同じラウンド内で「[宣]斬り返しⅡ」「[主]獄炎の乱撃」を使用するこは出来ません。また連続した手番での死夜も出来ません。

●右足／左足

▽蹴り上げ
蹴りの攻撃が命中した場合、対象を蹴り飛ばします。
対象は２０ｍ移動させられ、「２０」点の落下ダメージを受けて転倒します。移動の方向は、この魔物が任意に決定します。［部位：右足／左足］のいずれかのＨＰが０以下になった場合、この能力は失われます。

[宣]踏み付け

蹴り攻撃が命中した場合、対象を踏み付けて「２０」点の追加ダメージを与えて転倒状態にします。この能力は「▽蹴り上げ」を使用したラウンドでは使用できません。［部位：右足／左足］のいずれかのＨＰが０以下になった場合、この能力は失われます。

[常]攻撃阻害＝不可・＋４

大きさが攻撃を妨げます。
［部位：頭部］及び［部位：上半身］は近接攻撃の対象にならず、また射撃攻撃に対する回避力判定に＋４のボーナス修正を得ます。［部位：右足／左足］のいずれかのＨＰが０以下になった場合、この能力は失われます。