ある日、テンは貴重な修復品を届けようと裏道を走っていたところ、柄の悪い者たちに目をつけられ囲まれてしまう。
恐怖に冷静さを失い姿を消すこともできず、ただ震えていた彼女の前に人影が現れる。
影の主はするすると攻撃を交わし、舞うように相手を蹴り伏せていった。

影の主ー黒狼のリカントの女ーは、ぽかんとしているテンを守るように同行する。
ぺこぺこと頭を下げ感謝を伝え、よかったら、と自宅に招き食事をふるまう。

食事を終え、煙管をふかしながら彼女は「サクヤ」と名乗った。

サクヤは生まれつき片腕がほとんど動かせず、身体も弱かったのだという。
冒険者に憧れたが、周りからは無理だと一蹴され馬鹿にされ続けた、と。
それでも諦めず、師にも出会え修行を積み今では見ての通りだ、と自信に満ちた笑みを浮かべる。

「…あたしも、冒険者になれますか…？」

「それはテン次第だ。なれないって思うんならなれるわけがない。
　なりたいのか？なら、なればいい。他人が決めることじゃないよ。」

「…なります！あたしもサクヤさんみたいに…！」

その言葉を聞いたサクヤはすこし驚いたような顔をしたが、にこりと笑い、2つの品をテンに渡す。
ひとつは 使い込まれたシンプレート、もうひとつはパイプ。

昔愛用していたもので、使えるようになったら役立ててくれ、と。
でも随分ひ弱そうだから、かなり先になりそうだな、と笑った。

テンが指導を乞うと、サクヤは長くは滞在できず、また教えるのは苦手だと言いつつも熱心に手ほどきをした。
基本的な型は身に着けたことを確認し、サクヤは街を出て行った。

「また、いつかな」

師を見送るテンの目は、今までになかった光を宿していた。

<BCDice：尸（PC）>System-BCDice2022/1/14 22:32
DiceBot :
#1 (2D6+1D6+2D6+2D6+2D6+2D6) → 7[3,4]+5[5]+9[5,4]+8[3,5]+9[5,4]+5[3,2] → 43
#2 (2D6+1D6+2D6+2D6+2D6+2D6) → 7[5,2]+5[5]+4[2,2]+7[3,4]+5[1,4]+3[2,1] → 31
#3 (2D6+1D6+2D6+2D6+2D6+2D6) → 10[6,4]+1[1]+7[3,4]+6[5,1]+2[1,1]+2[1,1] → 28
使うなら＃1
→ET割り振り

<BCDice：尸（PC）>System-BCDice2022/1/14 22:36
DiceBot :
#1 (1D3+2D6) → 2[2]+9[3,6] → 11
#2 (1D3+2D6) → 2[2]+5[1,4] → 7
#3 (1D3+2D6) → 2[2]+7[3,4] → 9

尸（PC）Oj9SLcEB2022/1/14 22:39
1D3+2D6 3つ目をもう一度
<BCDice：尸（PC）>System-BCDice2022/1/14 22:39
DiceBot : (1D3+2D6) → 3[3]+5[2,3] → 8

DiceBot : (2D6) → 11[5,6] → 11

メ尸 : どちらかといえば回避型であり、基本シアが庇ってくれますし、探索にも攻撃時にもマイナスがないのでまずはこれで決定といたします！ 00:41:51 #kS40j

メシステム : 尸さんのロール(ABT)
→ SwordWorld2.5 アビスカース表(16) → 「無謀な」　装備時　防護点が2点減少する（最低0）。 00:22:14 #kS40D

メ尸 : ハードキッカーに追加ダメージ+1します。4000G、アビスシャード6つを使用します。 00:21:30 #DSg0u

メ尸 : 毎日テンクッキングします。 00:14:42 #kSK0q

メ尸 : 色々考えました結果、まずはこれを採用で。 00:14:28 #eSq07

メシステム : 尸さんのロール(ABT)
→ SwordWorld2.5 アビスカース表(64) → 「我慢できない」　携行時　セッション中に1日の始まりを迎えるたび、趣味や嗜好品などに「冒険者レベル×10」ガメルを出費しなければならない。趣味や嗜好品が消費できない環境であれば、翌日の朝まで最大HP、最大MPが「冒険者レベル」点減少する。 23:50:04 #DST0s

メ尸 : こんばんは。ほとんどアビス強化はしたことないので怖いですがやってみましょう・・・まずはハードキッカーにC-1、4000Gとシャード３つを使用いたします。 23:42:11 #wSt0T