容姿・経歴・その他メモ

冒険に出た理由『4-6 家族をすべて失ったので』

約300年前の〈大破局〉で魔神の軍勢に制圧されたザムサスカ地方の旧ルセア王国にてダウンライト家の三男として生まれた。
ダウンライト家もその地方に住む他の人間達と同じく人生を悲観しながら魔神の供物となるのをただただ待つ日々であったがテルの生誕・成長により状況が一変する。テルの傭兵向きな才能に目を付けた魔神側の者に軍に加わるよう指令が出されたのだ。それは『魔神軍のアルフレイム地方侵略の為の捨て駒となれ』と言われるのと同等のものである。この指令が出るまで魔神の供物となる運命を待つだけだったが、可愛がっていたテルがそんなものに使われることに強い反感を覚えた両親と二人の兄は全員でザムサスカ地方を脱出する計画を企てた。しかし、魔人の軍勢相手に全員無事で脱出できるはずもなくザムサスカ地方を出る前に魔神軍の追っ手を突き放す為に父親と長男が抗戦し犠牲となってしまう。さらに逃避行を続ける中で母親が蛮族に襲われ死亡、テルと共に残された次男も食糧を探しに行った中で行方知れずに。
最終的に一人残されたテルは長い逃避行の末にようやく目的地であるブルライト地方に辿り着き、唯一まだ生きている可能性がある次男(もう一人の兄)を待った。だが数日後にその兄の死を人伝に知ったことにより遂に自分の家族が全員いなくなったことを悟ってしまう。絶望のあまり自ら死を選ぶことも視野に入れていたテルだったが、冒険者達の存在を知ったことで何もやることがないぐらいならとほんの少しの興味を抱き、テルは冒険者ギルドの門を開いたのだった──────。

そんなテルだが、冒険者になってからは他者との交流に不慣れながらも努力を重ねて色々な場で貢献するようになっていき『誰かの為に身体を張って行動する』ことに生きがいを感じてきているようだ。ちなみにザムサスカ出身なため受けてきた教育の質は良いものでは無かったようで、少々世間知らずでやや天然な部分が垣間見える。

『魔王の城と掃き溜めの街』後は、掃き溜めの街の再興のためによく顔を出して手伝いに来ているようだ。

履歴

◎過去に一緒に冒険した仲間達

◎遭遇した適性生物

◎冒険の足跡

セッション履歴

収支履歴