家族から探されている
命を救われたことがある
特定の異種族を好んでいる

予言によって

職業

冒険者

身長

197cm

体重

77kg

性格

穏やか

好きな物

グラスランナー

苦手な物

退屈

趣味

散歩という名のグララン探し

冒険者前

ミツバツツジのメリア（長命種）
メリアの長命種として生まれた彼は、人生の何にも興味が持てず、100年以上の間、まるで植物のようにボーっと退屈な日々を過ごしていた。そんな彼が自殺もせずに生きながらえていたのは、かつて出会った占い師の「貴方は将来、運命の出会いをする」という予言のためであった。しかし、百年以上も何の面白みもない生活を続けていた彼は、ついに「そろそろ自殺でもしようか」と考え始めるようになる。
そんな日々が続き、とうとう本気でそれを実行しようと決意したその時、ひとりのグラスランナーの少女が、ふとしたきっかけで彼の住処に迷い込む。彼がその少女を目にした瞬間――　彼の人生は一変した。天真爛漫な性格、可愛らしい体躯、愛らしい瞳……　百十余年もの間、外界から断絶された空間で孤独に暮らしていた彼にとって、その存在はまさに現人神であり、端的に言えばどストライクだった。
少女との会話の中で、彼はグラスランナーの種族的な特徴を聞き出し、好奇心故に彼らが早くに命を落としてしまうことを知る。そのことを聞き非常に大きなショックを受けた彼は、とある決意を胸に抱く。

この世のすべてのグラスランナーを魔の手から護る――

こうして彼は初めて自ら外界に足を踏み出し、全てのグラスランナーを護るため、そしてあわよくば愛でるために、冒険を始めるのであった。

冒険者になった経緯

そう決意したはいいものの、彼は百年以上も引きこもり同然のニート生活を送ってきた身。実力と呼べるほどのものはほとんどなく、持ち合わせていたのは、命を長らえさせるための最低限の知識と技術だけであった。
このままでは護るどころか、共倒れになるのが関の山である。そうした危機感に突き動かされた彼は、自らを鍛え直すため、そして外の世界を知るため、修行を兼ねて冒険者として歩むことを決意するのであった。

現在の生活

冒険者になって以降、彼は全世界のグラスランナーを護れるようになるため、ひたすらに依頼をこなす日々を送っている。基本的には穏やかで真摯な態度を崩さず、礼儀正しく人と接するのだが…… ひとたびグラスランナーが関わるとなると、途端にテンションがバグを起こし、口調と視線がどこかねっとりとしたものになる。
また、家族に連絡を入れず急に飛び出したため、なんかあったのではと探されている。