〈金緑石亭〉に登録したばかりの依頼において、リカント語が分かるエルフの｜妖精使い《フェアリーテイマー》「ティーア・ユストゥラート」と、ギルドに馴染めないでいたナイトメアの｜戦士《ファイター》「ロゼ・リリエッタ」と共に、薬草の採集地に現れた蛮族の退治に向かう。
その道中で泊まった小屋のタンスにて、ほとんど紐の〈あぶない水着〉を見つけたシャルルは、下心丸出しで「みんなで湖に行こう」と提案するものの、女性たちによって当然のごとく却下。
その後、お仕置きとしてロープでぐるぐる巻きにされたあと、小屋の軒先に一晩吊るされた。

ザムエル賢者学院を後援しているマギテック協会から「魔動機文明時代に建設された王都の下水道の全容を解明してほしい」と依頼されるものの、ノアの嗅覚の良さが災いして地図作製に難航。
そこへ｜青空の船出亭《ブルーノーズ》の冒険者たちが学院にやってきたことから、彼らに未解明区域であったリビ水道付近の調査を委託する。
のちに“｜水の悪魔《ウォーターフィーンド》"の一件を解決した彼らからその地図を受け取り、なんとか依頼を達成することができたのであった。

シャルルはマギテック協会からの報酬金をつぎ込み、第八位階魔動機術【マナカメラ】の原理を応用した撮影特化魔動機〈インスタントマナカメラ〉を開発する。
それを知った真語魔法学科の｜教授《プロフェッサー》から「ここから南西にある“箱庭迷宮”チカトロを撮影してきてほしい」とせがまれた彼は、前回下水道の調査を依頼した冒険者たちがジニアスタ闘技場の決闘大会に出場すると聞き、その行きがけついでに依頼を受けてもらえないかと、〈｜青空の船出亭《ブルーノーズ》〉へと足を運んだ。
そうして快諾してくれた彼らに魔動機を預けると、ジニアスタ支部の魔術師ギルドに写真を渡しておくように頼んだのであった。