容姿・経歴・その他メモ

経験表など

冒険に出た理由：友達に勧められて
経験表１：守りの剣を持ったことが有る
経験表２：大病を患ったことがある
経験表３：大切な約束をしている

過去設定

　今から約3000年前、古代魔法文明デュランディル時代。
　後に“ティエンス”と呼ばれる事となる人造生命体が生み出された。
　製造の経緯は諸説あるが“ゾル・ベンディクス”は製造実験の終盤に生み出された個体の一つである。
　主に任された仕事は都を魔神から守護する事であった。
　実直で真面目な気質も相まって実績を残していくが、魔神の呪いにより大病を患い戦線を離脱せざるを得なくなってしまう。
　その療養の際、戦場以外での生き方というものを初めて目の辺りにし、大きな驚きがあった。
　療養中、物珍しそうに語りかけてくる“初めての友人”に旅の“想い出”や抱く“夢”の話をしてもらい
「いつか、戦いが終わったらお前も旅にでて、護る事以外の事をみつけてみろよ。 そんで、今度はお前の思い出話を俺に聞かせてくれ」
　そんな約束をした後、呪いの進行を食い止めるためゾルは仮死状態へ以降した――

　次に目を覚ました時、世界は様変わりしていた。
　人の生き方も、文化も、なにもかも違う世界で目を覚まし、友人の面影はどこにも無い。
　しかし、この人造の胸に灯った“約束”と、魔神から人を護るという“使命”だけで、彼を旅立たせるには充分だった。

　
　ティエンスとして合成される前の普通の人間だった記憶、古代魔法文化時代の詳細な記憶は残念ながら欠落してしまっている。
　長い仮死状態の影響なのだろう。
　そのため、家族との想い出は一切なく、古代人といっても過言ではないので身よりもない。


　旅の途中で出会った冒険者“レーナ・シルヴマルク”とランドルフ・テイラーが約１年ほど放浪の旅をしていた。
　その中で現在のラクシア世界の事や、歴史、通貨、常識についてなんかを教えてもらったのだろう。
　彼女の旅に同行することになったのは偶然というのもあるが、一番大きな理由は彼女が“夢”を抱いていたからだろう。

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