容姿・経歴・その他メモ

家族に魔法使いがいる(いた)
大きな遺跡を発見したことがある
かつて信頼できる友人がいた
冒険者になった理由:家族・仲間の敵を討つため

[簡易設定]
双子の兄がいたが、レッサーオーガに心臓を食べられたことがある。
現在、そのオーガを探すため、冒険者をしている。
性格は基本温厚的だが、蛮族相手に容赦がない。
一人称:僕
二人称:名前、あなた
好物:甘いもの
苦手:辛いもの

[設定くそ名が！]
彼には双子の兄がいた。兄は体が弱く、自分は体が丈夫だった。
代わりに自分は不器用で、兄はとても器用だった。
そのためかリルドラケンなのに珍しく魔法を操ることが出来た。
自分はそんな兄に憧れ、同時に嫉妬していた。体が丈夫なこと以外の取り柄がないからだ。
親戚の集まりの席で聞こえた「弟が兄の分まで体力を持って行ってしまったのだろう」
その言葉が自分の中で呪いのように重くのしかかった。けれど、どんなに重くとも兄は憧れで、大好きな存在に変わりなかった。
日に日に体力がなくなっていく兄を見て、何かしてやれないかと、裏山で薪を探しながら考えているとケガをしているレッサーオーガがいた。すぐに大人に報告をしようとしたがオーガは何もしないからと、もう少し休んだらいなくなるからと泣きながら懇願してきた。事情を聴いたところとてもやさしい性格のオーガらしく、細々と暮らしていたところ冒険者に住処を追われ、命からがら逃げてきたとのこと。とてもかわいそうに思い、持って来ていたお菓子を渡したところとても喜んでもらえた。
次第に二人は仲良くなり、時間があればオーガの元へと会いに行った。彼はほかの蛮族とは違うと思った。
そしてある日、オーガに兄について相談した。どうしたら兄はよくなるのだろうかと。
「もしかしたら俺ならどうにかできるかもしれねぇ。ちょいと連れてきてくれ」
その言葉を信じ、こっそりと兄を連れて行った。
しばらく二人きりにさせてくれと言われ、言われるがまま従い数時間後、そこには元気に立っている兄の姿があった。
オーガは疲れたようで奥で寝ているからと合いには行けなかったが家に戻ると家族全員が喜んだ。
だが次の日、オーガに会いに行ったところそこには心臓がない兄の亡骸があった。その瞬間全てを理解し、村に戻ると、そのレッサーオーガが暴れていた。止めることもできず、村に冒険者が来る頃にはオーガはいなくなっていた。
原因は自分にあるため、弟は全てを話、兄を弔った後村を出た。
兄のため、罪滅ぼしのため、その後冒険者となる。

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