物静かな青年。儚げに見えるが、近くで見ると鍛えられているのが分かる。

　何かと苦労人。ネガティブな気質。義理堅く、融通が利かない。

　死/肯定:自制/肯定

　エンブレムを残す/不言実行

　海上都市オーシアの第一王子。昔、極度のネガティブ思考に陥り、自殺未遂を起こしたことがある。極度の苦労人体質であり、物静かで動物などを観察するのが好き。騒がしい姉には頭を悩ませている。無駄に頑固で義理堅いので拗らせると面倒くさい部類の人間。それでいて一般的に感性がずれているので更に面倒くさい。
　自殺未遂の所為か死の概念が希薄であり、自身については最悪どうでも良いと思っている。知識こそあるが人と蛮族の確執が薄く、結果としてあらゆるものに対する差別という概念がない。自身や大切なもの、オーシアを害すなら抵抗するが、話し合いを求めるなら席に着くタイプ。
　姉君の道楽に付き合わされ、ドナトゥスの預言書を手に入れ、フォールンの知識を得る。それによって自身が為すべきことをはっきりと決めた。それでも暗くはあるが、少し前向きになり、様々な情報を集めている。
　フォールンドラゴン討伐の際に出会ったベルカ公国の姫君、ミヒャエル・ハイメロートに好意を抱かれているが、自身はなぜ好意を抱かれているのかさっぱり分からず混乱している。彼女のこと自体は当人の敵愾心の希薄さが相まって、別に悪くはない話であると思っている。なお国王の胃は死ぬ。

テリー