濡れ衣を着せられたことがある
魔剣の迷宮で迷子になったことがある
目標をとしている人がいる

病の家族・恋人を救うため

職業

聖職者/冒険者

身長

189cm

体重

64kg

性格

温厚/信心深い

好きな物

読書

苦手な物

酒/煙草/強欲が過ぎる者

趣味

古書の蒐集

生まれ

ある商家の長子として生をうける

幼少期（1-10）

かなり大きい商家だった事もあり、何不自由ない生活を送っていた彼は、自身が世界の中心であるかのような言動が増え始める。その結果、まさしくボンボンのお坊ちゃまと言えるような傲慢な人間となった。
その事に対して両親はその性格を矯正しようとせず、早々に見切りをつけてしまう。
結局彼の堕落を止める人間はおらず、その性格のまま青年期を迎えた。

思春期(11-15)

弟が2人生まれた。
彼と弟達の中は良好であり、彼も兄としての自覚を持ち始めた。その結果か、意外にも彼は少しづつではあるが性格を改善し、勉学に励むようになった。
弟達の中では、特に次男が優秀であった。その為、両親の寵愛は次男に集中し、次男に家督を渡す際の障壁となる長男の彼は疎まれる様になる。彼自身、家督を継ぐのは自分であると考え、次男に譲るという考えを持っていなかった。

青年期(16-20)

いよいよ家督を継ぐ年齢になった時、事件が起きた。
いつもの様にベッドで就寝ていたが、彼が目覚めるとそこは魔剣の迷宮の中であった。隣には弟の1人である3男もおり、2人はパニックに陥る。当然彼らに戦闘能力は無い。結果として3男は死亡、彼も顔に傷を負うことになる。
彼は命を失いかけることになったが、幸運なことに迷宮を攻略していた冒険者達に保護され、命からがら実家に帰還することが出来た。
しかし、家に帰った彼に待っていたのは憤慨する両親であった。その怒りの理由は、『長男であるにも関わらず3男を見殺しにして帰ってきた』事であり、明らかに彼に家督を継がせまいとする両親達からの濡れ衣であった。結局、最近改善されたにしても幼少期から傲慢に振舞っていた彼を擁護する者は次男を除いておらず、彼は家から追放される事になった。

その後(21-49)

一文無しで家から叩き出された彼は、ある神官に拾われる。そこで自身の生い立ちを説明した彼は、その神官から教示を受け、自身の罪と向き合う事になった。結果、彼は聖職者を志す。自身の原罪が富による傲慢だと考え、ガメルを信仰するようになった。
彼の第2の家族とも言えるその神官（彼曰く師父）は現在病床に付しており、その病気を治すために彼は冒険者として世界各地を回り、神官としての技量を高めるとともに治療費を稼いでいる。

「アルメド・モネ・ピエスドールと申します。貨幣神ガメルに仕える、ささやかな神官をやっております」

「以前はこの身に与えられし恩義と導きに報いるべく、聖職者として過ごしておりましたが…… 恩人でもある我が師父の病の治す為、今は冒険者稼業を行っております」

「指揮の経験もそれなりにあります故、頼りにしていただけると嬉しいです」

「どうか皆様に神の御加護があらんことを」