Lirio Esmeralda

経歴

クレメリア大陸はエンバーウッド地方、エレビスの貴族の家に生まれたエルフの少女。
28人姉妹の22番目で、21人の姉と、６人の妹が居る。もうじき、１人妹が増える。
３年に１回のペースで、両親が世継ぎの男の子を求めて子作りに励んでいるが、未だに男子は産まれていない。
また、一つ下の妹は双子で、どちらもスノウエルフのパウラとエストレリャとなっている。

エスメラルダ家の系譜には普通のエルフの血に加え、スノウエルフの血とミストエルフの血が混ざっている。
そのため、一族の多くは普通のエルフだが、稀にスノウエルフやミストエルフが隔世遺伝で産まれてくることがある。

そんなエスメラルダ家に生まれたリリオは、幼少期から妖精と仲良くなるのが得意で、妖精魔法の才能にも恵まれていた。
そんなある日、リリオは妖精たちとのかくれんぼの最中、家の裏手に居た見慣れぬ人物たちの会話を盗み聞いてしまう。
彼らは対立派閥の貴族の家の当主と、そのお雇いの呪術師であるようだった。
なんと、対立派閥の当主は呪術師に命じて、エスメラルダ家当主であるリリオの父に、男子が生まれない呪いをかけていたのだ。

なんとか盗み聞きしたことはバレずに、その場から脱出することに成功したリリオ。
盗み聞きした内容を長女のラグナ・エスメラルダに相談したところ、姉妹総出でこの問題に対応することが決定。
長女のラグナを含めた幾人かが、両親やまだ成人していない妹たちと共に家に残り、残った大人の姉妹たちで手分けして、呪術が掛けられているかどうかの実態を解明し、解呪手段を探すことになった。
当時まだ成人してなかったリリオは、成人するまでをエスメラルダ家の中で静かに過ごした。
その間に、姉たちの尽力で、父は本当に呪われていることが明らかになり、解呪手段を探す段階まで、事態の解明は進んでいた。

……そして、そんな報告を受けてなお、両親は相変わらず、３年に１回の子作りを繰り返していた。
両親の夫婦仲円満なバカップル具合と、呪いについて証拠を提示されてなお半信半疑な姿勢。
そして、増える姉妹による家計の逼迫具合に、リリオはラグナたちと一緒に頭を悩ませた。
その後、成人を迎えたリリオは、父に掛けられた呪いを解呪する手段を探すためではなく、家計を立て直すための出稼ぎとして、実家を出て旅立つことになった。

そんなこんなで旅立ちから３年が経った彼女は、今はクレイマリーポートで冒険者として活動している。
冒険者としての収入で、自信と家族の生活を楽にすることを目指しているのだ。
そんなリリオの所属ギルドは「オリビアの岩礁」となっている。

姉たちの調査の結果、父に呪いをかけた呪術師は、ツァオル地方のテロ組織「サバトの魔女」に所属していることが判明した。
故にリリオは警鐘を鳴らす、「サバトの魔女は危険な奴らだ」と。

性格・家族関係など

基本的には陽気かつ元気であり、妖精たちとも頻繁に戯れている。
妖精たちとの付き合いが長く、彼らから伝播してか、悪戯好きな一面がある。
一方で、冒険者活動の中では、実家への仕送りで必要なお金を稼ぐという目的があるためか、必死かつ真剣。
金目の話題になると比較的飛びつきやすいが、ある程度の自制心はしっかり残っている。
そして、戦闘中は強気に振る舞う場面が多くなると思われる。

基本的に、交流のある姉妹との家族仲は良好な一方で、両親相手への呆れや反発心はやや強め。
だいたいは、バカみたいな頻度で子供を増やして、家計を逼迫させているのが原因である。
貴族の家として、世継ぎが大事なことは理解しているが、それでも父を去勢するべきではないかと思う程度には、リリオにとって両親は重度の悩みの種なのである。
姉妹に関しては、自分が盗み聞いた情報を相談した時にも、真摯に向き合ってくれた長女のラグナと、一つ下の妹で、小さい頃から可愛がっていたパウラとエストの三人とは、他の姉妹以上に特に親密である。
パウラが「エレビスの有線放送局」に就職したことを手紙で知った時は、やりたいことを見つけた妹の門出を素直に喜んだ。

なお、完全に余談だが、Ｅカップとそれなり以上に大きな胸囲を持つ彼女だが、お尻の方はもっと大きい。
……まあ、エレビスでは特に珍しいことではないかもしれないが。

台詞

「あたしはリリオ！よろしくね、みんな！」
「ねえ、君の家族は、どんな人なの？」

「あたしには、21人のお姉ちゃんと、６人の妹が居るの。あ、でも、家に帰ったら、もう一人くらい増えてるかも……」
「あのバカ親父……これ以上妹が増えても困るっての」
「ふふっ、そうね。長い人生なんだし、お家事情はともかく、妹の門出くらいは、ちゃんと祝わないとね」

「……妖精たち、力を貸して」(戦闘開始)
「直火焼きにしてあげる！」(ファイアボルト)
「守りを固めるわ！」(ストーンガード)
「大丈夫！？」「これでなんとか……！」(ウィスパーヒール)
「あんたなんかに、負けてられないのよ！」(戦闘勝利)

「ちょっ……！？あんた、どこ見てんのよ！！」(スケベな視線に対して)

育成計画

経験点10000点を目途にレベル５入りさせたい。
今後の経験点使用用途は、フェアリーテイマー３→４に1500点、スカウト１→２orセージ２→３に1000点、フェアリーテイマー４→５に2000点となるだろう。
できれば、スカウトよりもセージを優先して育成し、「マナセーブ」の獲得を狙いたい。

能力値の優先度は、「知力≧精神力＞敏捷度≧生命力＞筋力≧器用度」

習得する戦闘特技は、かなり悩ましいが現在は「魔法収束」と「魔法制御」を揃え、範囲魔法を積極的に狙える状態にしたい。
他の採用候補になる戦闘特技は、上位のスタッフを狙って「武器習熟Ａ／スタッフ」、継戦能力の底上げに「ＭＰ軽減／フェアリーテイマー」、支援効果付きの攻撃魔法の出力底上げ狙いの「クリティカルキャスト」辺りだろうか。
炎属性軸なら「バイオレントキャスト」も悪くないとのこと。
装備で狙いたいのは、マナスタッフかリーチスタッフ、あるいはソーサラースタッフ、ブラックロッドのいずれかと、カトレアの花冠の２つだろうか。

履歴

セッション履歴

収支履歴