魔法少女は実在すると考えて、憧れていたエスティア。
昔はそんなエスティアの憧れを否定せずに支えた歳の離れた友人がいた。
それはとても勇敢で希望に満ちていた女性の神官の冒険者で、街に現れた奈落を何とかするため訪れた。共に魔法少女になって世界を救う冒険をしようと持ちかけてきたりもしていた。

そんな彼女−−ルチアは街に現れた奈落を自身が何とかしてみると、奈落の中に飛び込んだ。そんなルチアを追いかけたエスティアの願望を映しこんだ奈落は、エスティアを世界に惹き込んでいく。
しかし、コンパクトを無くし、懸命に探していたところ魔神と出くわしてしまい、ルチアはエスティアを庇い亡くなってしまう。

無くしたエスティアのコンパクトは奈落の入り口の前に落とされており、それに気づいた人々が魔神に襲われているエスティアを発見したことで、エスティア自身は救出された。
しかし、ルチアは蘇ることなく、エスティアはルチアの命が神様に奪われたと思い、ルチアの魂が神様のところにあると信じ、同じところへ行けるように同じ神の神官になり、これは魔法少女になるための試練なんだと思い込むことでたった1人の友人の非業の死を胸に収めた。

かくしてエスティアはルチアの死をきっかけとして、また魔神に襲われる人が出ないよう、そんな魔神が生まれることがないよう、魔法少女の試練として奈落を滅ぼすという名目で冒険に出た。
もちろん、魔法少女になって世界を救うという、ルチアの希望であり、エスティアの憧れも忘れずに。

ウィンクルム：洞察力が良い人。同族の匂いがする。
イルサ：生きる苦しみを知っている人。
ジア：自分相手だとやたら強気だがかわいい。
メルター：ずっと師事していた人。何をするにもついて回っていた。
居城：同じギルドのおねえさん。張り合える人。

　エスティアはアステルが由来。星という意味。
　シュトラウルはシュトラールが由来。光線という意味。
　ルチアは光という意味。
　エスティアがアステリアを信仰してるのは、『アステリアが多分星が語源になっている女神』からなんじゃないかという考察したところから、友人の名前がルチアで、アステリアはルミエル（光という意味がある）から生まれたというところから運命を感じて、エスティアにはアステリアを信仰させることにしたが、アステリアは嫉妬深さもあるとのことであまりにイメソン2と合いすぎてビビっている。（ちなみにアステリアという実際にいる女神はヘカテーの母という説がある）