●種族【マルーベリ】

海（一部は深海／陸上）に暮らしている水棲人族です。姿は種により様々ですが、一般的には人体（もしくは海洋生物）に海洋生物（もしくは人体）の一部が融合しているような見た目をしており、身長は元となっている水棲生物の大きさにある程度依存し、寿命も一定の影響を受けると言われています。
マルーベリは水棲種族という事も相まって、その出自は長い間謎に包まれていました。発見されたのはテラスティア大陸やアルフレイム大陸の遠洋で、当初は共に暮らしていた水棲蛮族であるマーマンの変異種であると考えられており、《大破局》の際にマーマン同様に迫害の対象となりました。しかし後に研究が進み、マーマンとは別の水棲種族であることが判明し、“妖精神”アステリアや“自然神”ナトゥーアに由来する妖精に近い人族であると結論づけられました。現在は水棲人族としてマーマンと共に海底都市や沿岸部の国を中心に文化圏を築いています。

●初期習得言語

マルーベリ語・マーマン語・海獣語・妖精語

●種族特徴

○［海の子供達］

作成時に決定した水棲生物の一部が身体の任意の場所から出現します。武器として使用する場合は、GMと相談しつつデータを決定してください。
また水中で通常通りの行動が可能になり、水・氷属性(両生類の場合は土属性と選択)の望まない効果を無効化します。ただし選択した生物が陸上での活動に適していない場合、ペナルティ修正や呼吸ができないことによるダメージを受けます。

例

選択した生物：クラゲ
毒針で攻撃や発光
クラゲの部分が完全に溶けなければ活動可能

○［自然の恩寵／？？？］

選択した生物の特徴を有し、使用時に任意1つの技能をレンジャー技能で代用できます(基準値はレンジャー技能を参照するが、レベルは代用元の技能を参照する)。生物の特徴の内容はある程度自由に決定できますが、代用は1日に1回までしか使用できません。

5レベル：1日に3回まで使用できます。
11レベル：レンジャー技能に限り1日に1回だけ振り直しができるようになります。
13レベル：1日に5回まで使用できます。
16レベル：自然環境下に限り、1日に1回まで任意の判定に自動成功できます。

例

選択した生物：イルカ
[自然の恩寵／反響定位]
超音波を発し、一定範囲の地形と生物を探知できる。