「射程:自身」「2～3エリア(半径10m)」に存在する死体1つを対象とします。その死体に一時的な生命を吹き込み、自らの指示に従わせます。この時、対象は精神抵抗力判定が可能です。
　効果を発揮した場合、対象はHPが(複数の部位を持つならそのすべてを)最大まで回復し、蘇ります。MPは死亡直前の状態が保持されます。また、死亡するまでに受けていた魔法や効果はすべて解除されます。このとき、穢れ表は用いず、穢れは増えません。
　こうして蘇生された対象は術者の命令に完全に従います。「ゴーレムやアンデッドへの命令」(⇒『Ⅱ』105頁)の処理に準じてください。
　3分(18ラウンド)が経過するか倒されることで、蘇生されたキャラクターは再び死体に戻ります。
　この効果を使用するとMPを24点消費します。この効果は呪い属性です。

　「射程:自身」「2～3エリア(半径10m)」の任意のキャラクター全てを対象とします。
　3分(18ラウンド)の間、対象に〈詠唱〉を付与します。
　この効果を使用するとMPを6点消費します。

　この特殊能力は近接攻撃として扱います。この特殊能力の達成値は命中力として扱います。
　対象に1d4+3回攻撃を行います。命中する度に「打撃点」点の打撃武器による物理ダメージを与えます。
　この効果を使用するとMPを18点消費します。

　この特殊能力は近接攻撃として扱います。この特殊能力の達成値は命中力として扱います。
　この特殊能力は、戦闘に参加している同じ陣営のキャラクター全ての最大HPから「最大HPの25%(端数切り上げ)」点を減少させて行われます(最低1点残ります)。この効果は呪い属性として扱い、3分(18ラウンド)の間持続し、重複します。
　その後、対象に「減少させたHP」点の呪い属性の物理ダメージを与えます。
　この効果を使用するとMPを24点消費します。

　「射程／形状：2(20m)／起点指定」で「対象：1d2+3体」を対象とします。
　3分(18ラウンド)の間、対象の知力を2ずつ減少させ、3分(18ラウンド)の間、自身の知力を同じだけ上昇させます。この効果は重複します。
　対象が固定値のキャラクターだった場合、知力の初期値の指標は、「知能:動物並み」「知能:命令を聞く」は知力3、「知能:低い」は知力9、「知能:人間並み」は知力15、「知能:高い」は知力21以上としますが、GM裁定で知力の値を決めても構いません。
　知力ボーナスが下がった場合、魔力と、知力が関連するとGMが裁定した特殊能力にペナルティ修正を与えます。知力は「0」未満にはなりませんが、「0」になると、知力が「1」以上になるまでは戦闘不能となります。
　この効果を使用するとMPを9点消費します。この効果は呪い属性です。

　この特殊能力は「射程：2(50m)」で「対象：1体」の遠隔攻撃として扱います。この特殊能力の達成値は命中力として扱います。
　対象に2d6+「61」点の衝撃属性の物理ダメージを与えます。
　この効果を使用するとMPを24点消費します。

　この特殊能力は遠隔攻撃として扱います。この特殊能力の達成値は命中力として扱います。
　「射程：2(20m)」で「対象：2体」に「打撃点」点の呪い属性の物理ダメージを与えます。
　この効果を使用するとMPを12点消費します。

○不随の呪い／16(23)／生命抵抗力／消滅

　「▶夜叉」で「1」点以上の適用ダメージを与えた場合、対象の器用度を3分(18ラウンド)の間、6ずつ減少し、3分(18ラウンド)の間、自身の器用度を同じだけ上昇させます。
　この効果は呪い属性であり、重複します。
　この器用度の減少は石化進行(器用度-6)(⇒「Ⅲ」368頁)としても扱います。