ゆとシートⅡ for SW2.0 - ゆと工公式鯖

“刻門の窮神”カルヴァ - ゆとシートⅡ for SW2.0 - ゆと工公式鯖
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“刻門の窮神”カルヴァ

分類:その他
知能
測定不能
知覚
五感(暗視)
反応
中立
言語
本体が習得している言語
生息地
微睡みの寝床亭
知名度/弱点値
-/-
弱点
なし
先制値
本体の先制値
移動速度
本体の移動力
生命抵抗力
本体の生命抵抗力
精神抵抗力
本体の精神抵抗力
攻撃方法(部位) 命中力 打撃点 回避力 防護点 HP MP
なし(本体) - - - 本体の防護点 本体のHP 本体のMP

特殊能力

邪神顕現「刻門の窮神」

 補助動作で〈魔導書:エイボン〉を使用することで、この形態に変身します。この形態になったとき、魔物レベルは本来のものより「+30」された値となります。さらに自身の行為判定と魔力に+「現在の魔物レベル」します。

解説

──「門にして鍵」「全にして一、一にして全なる者」「原初の言葉の外的表れ」「外なる知性」「混沌の媒介」……時空そのものとすら呼べる力を持った邪神。その力は絶大だが、その力が完全に振るえる宇宙はアザトースのお膝元だけであり、アザトースの領域外であるこの宇宙では非常にランクダウンした力しか使用できない。


領域外存在(EX)

 「高次元存在」または「最高位次元存在」を持たない対象からのダメージを常に2分の1にし、さらに自身の「魔力」点のダメージを軽減します。

解説

──魔界とは異なる高次元に存在する魔神皇であるということを示す能力。高次元の存在はそれだけで低次元の存在からの攻撃を受けにくくなる。


窮極の門(A+)

 攻撃魔法を行使した際に効果を発揮します。攻撃の範囲を増やすことで対象となる範囲を10倍にし、さらに戦闘判定ならば、その倍率を24倍までに引き上げます。

解説

──銀の鍵を使うことによって導かれる、ヨグ=ソトースの本体が存在する空間に繋がる門。この空間の中にはすべての事象、すべての知識、さらには現在・過去・未来のすべてに触れることができる。しかし、ウムル・アト=タウィル が門番として存在しているため、ここに人を連れて行くことはできない。しかし、この門を利用することで自身が魔法を発動させたと同時に、幾つもの門を開き、並行世界の自分が行使した魔法を召喚して広範囲に攻撃する。


並行存在(B+)

 並行世界の自分を2人召喚することで、行動回数を3倍に増加させます(並行世界の自分を召喚といっても、細やかなデータは持たず、部位のような存在として扱います)。また、自身が攻撃対象となったとき1d3を振り、その出目が「1」以外であれば、その攻撃のダメージは自身には適用されません。
 この能力は1ラウンドに1回しか使えません。

解説

──銀の鍵を使用し「窮極の門」を開き、並行世界の自分自身を召喚することで自身の行動回数を増加させる能力。基本的に今の状態では窮極の門から誰かを行き来させることはできないが、唯一の例外として窮極の門の主である自分自身は召喚することができる。ただし、同じ存在が同じ世界に複数存在するということはそれだけで世界に歪みを発生させる行為であり、最高神の目に留まれば抹消案件になるため、当時に存在させられるのは自身を含めて3人まで、また召喚し続けられる時間は10秒と短い。


全能知識(C−)

 セージ技能を用いた行為判定を行う際、+100のボーナス修正を得ます。

解説

──かの神は知識と時間を自由に操る存在だ。しかし、アザトースのお膝元から離れており、また自身が存在していたのとは別の宇宙であるため、その知識量は非常にランクダウンしている。


永久機関の少女帝国(B+)

 1ラウンドに1回、自身が死亡しても即座にHPとMPを全回復して復活します。また、自身の手番開始時に、望まず受けている効果がすべて自動的に解除されます。自身の能力によって受けるペナルティ修正を解除することはできません。
 この能力を使い切り死亡した場合、1分(6ラウンド)後にHPとMPを全回復して復活します。

解説

──自分にとって都合の悪いことが起きればそれはすぐさまやり直される。それはこの魔神皇のみに許された特権なのだが、アザトースのお膝元を離れている限り、その能力は非常に限定的なものになってしまう。戻せる対象は自分自身だけであり、自身の物語が終わる(死ぬ)瞬間にしか発動できない。


単独顕現(A)

 常に自身が最も実力を発揮できる状況(ラクシアのテラスティア大陸など)に存在しているものとして行動が可能です。また、他惑星等で発生する環境によるペナルティ修正を受けません。

解説

──どの次元であっても問題なく存在し活動し続けることができる。このランクになると宇宙空間であっても問題なく存在可能であり、ブラックホールの中であっても消滅せずに活動することができる。ただし、適応されるのはあくまでも「環境」への影響だけであり、それ以外にはこの能力は適用されない。


千里眼(EX)

 危険感知判定を行う際、出目「5」以上で自動成功します。また、相手の攻撃の動作等も見ることができるため、この対象が視認できる範囲に存在するキャラクターから回避力判定を要求されたとき、出目「5」以上でそれを自動的に回避することができます。「必中」の攻撃においては、出目「5」以上でも自動的に回避することはできませんが、回避力判定を試みること自体は可能です。

解説

──現在・過去・未来すべてを見通す魔眼。ただし、見通せる範囲は自身の視界内に留まる。10秒先の未来までならほぼ完璧に見通すことができるが、20秒後の未来になると数百のパターンが出てきてしまうため、実質意味のないものになってしまう。また、過去を見ることで調べ物などをすることも可能だが、はるか過去のものを見る場合などは、それ相応の時間がかかってしまう。1時間前なら10秒程度で見れ、1か月前なら1分、1年前なら10分、100年前程度になると数時間を必要とする。


精神汚染(EX)

 精神効果、あるいは精神系の特殊能力・魔法等を(貫通効果含めて)すべて無効化します。また、真偽判定を行う場合、ダイスを振らずに100%、対象の言葉が真実かどうか判別することができます。

解説

──この状態は非常に強く外なる神の干渉を受けているために、混乱や錯乱とは異なるが、1つの悟りのような重厚な精神性を持っている。そのため、第三者からの精神的なダメージは能力・魔法共にまったくの無意味となる。また、この状態でも普通に話をして知識の共有などを行うことは可能だが、絶対にその精神性を理解することは不可能であり、この対象を騙す等ということはできない。


冒涜審美(A+)

 冒涜的な魔物やマジックアイテム等に対して魔物知識判定や見識判定を行う場合、その判定に+150のボーナス修正を受けます。

解説

──冒涜的なものに対する特級の審美眼を持っていることを表す能力。異形で通常の感覚で不快に感じるものほど美しく感じる感性を持ち、冒涜的な芸術品等であれば一瞬で作り方の工程や素材等を把握することもできる。また、その効果範囲は芸術だけにとどまらず、知識や悍ましい神等にも適用される。


無辜の怪物(A+)/2d@4+魔物Lv×2+魔力/精神抵抗力/消滅

 この魔物と敵対するキャラクターは、この魔物と相対したとき、手番開始時に精神抵抗力判定を行い、失敗した場合、そのラウンドの間、すべての行為判定に−50のペナルティ修正を受けます。
 判定に成功すれば効果は消滅しますが、失敗したキャラクターは次の手番開始時に再び判定を行います。判定に失敗し続ける限り、ペナルティ修正を受け続けます。

解説

──その姿や伝承から非常に悍ましい神として崇められ、恐れられたことを示す能力。その伝承を知るものは怯えすくみ、碌に行動することができなくなってしまう。このレベルになると、伝承を知らなかろうと直感で分かってしまう程の圧を放っており、その圧に屈した者は十分な力が発揮できなくなる。


神性(A+)

 冒険者レベル、または、魔物レベル50以下の存在からは、一切のダメージと不利な効果を受けません。
 冒険者レベル、または、魔物レベルが「自身の魔物レベル」以下の存在からの攻撃に対しては、最終的な算出ダメージが2分の1になります。なお、神殺し系の武器に対してはこの効果はすべて無効化され、算出ダメージの2倍のダメージを受けます。
 また、代償を必要とする神聖魔法を使用する際、その代償のすべてを無視して魔法行使することができます。

解説

──別宇宙であろうが、このものの神性は疑う余地もなく高位の存在である。その格は1個の惑星の神より上であり、これ以上の上位存在となると、別宇宙に存在する銀河の神か宇宙を統べる最高神程度しか存在しなくなってしまう。そんな上位の神を害せる存在は非常に稀有な存在であり、また格下の神を呼ぶ場合、「喜んで呼ばれろよ?」と言わんばかりに代償なしで神を呼ぶことができる。ただし、その神を呼ぶ手順は知って居なければ呼び寄せることはできない。


陣地作成(A)

 主動作で、自身を起点に半径3000mを自身の陣地として作り変えます。陣地内では「行為判定+30」「打撃点、防護点、魔力+20」「魔力充填=2000点」「再生=500点」「魔法ダメージ軽減=100点」の効果を得ます。この効果は味方に対しても適用されます。

解説

──自身の存在する範囲を有利な陣地として作り変える。空間ごと作り変えてしまうため、最早その場所は別領域として存在し活動することができる。


高速神言(A)

 1度の魔法行使に3つの魔法を乗せて行使します。魔法の名称は同一でも、異なっていても構いません。対象は1度だけ精神抵抗力判定を行い、その結果をその3つの魔法に適用します。ダメージが発生する魔法は、使用回数だけダイスを振り、そのすべてを適用します。
 「高速詠唱」や戦闘特技《ダブルキャスト》を宣言した場合、魔法の行使回数は重複します。
 この能力で使用した魔法の消費MPは−10されます(最低1)。
 この能力は「異次元詠唱(A++)」と同時には使用することはできません。

解説

──流れる様な速さと異次元じみた簡略詠唱で魔法を行使できるということを示す能力。普段、魔術師が行っている詠唱は無駄な手間や言葉が混じり過ぎており、それを省いて簡略化してやれば1音節で魔法を行使することもできるらしい。ただしそれには、常に変化する周囲の環境や自身の身体の体調、魔法を行使し行使した後の結果どうなるかまでを完璧に把握しなければ行使することはできない。


異次元詠唱(A++)

 自身の主動作以上の時間を必要とする魔法詠唱を、自身の主動作内の時間までに短縮し、行使することができます。古代神の【コール・ゴッド】であろうと、1回の主動作の時間で済ませてしまいます。
 この能力は、1ラウンドの間に同じ魔法に続けて使用することはできません。

解説

──自身の時の流れを操ることによって、長い詠唱を必要とする魔法を一瞬の後に詠唱し、行使することができる。それはどれだけ莫大な時間がかかる呪文であろうとも一瞬であり、刹那の詠唱で済ませてしまう。正しく神話の魔術師さながらのインチキっぷりである。


銀の鍵(C+)

 任意のタイミングで、銀河内の好きな場所へ移動することができます。ただし、他のキャラクターを連れて行くことはできません。
 また、相手の攻撃の軌道上に小さな転移空間を作ることで、回避力判定を「魔力」を基準として行うことができます。
 任意のタイミングで戦場内の好きな位置に移動することも可能です。

解説

──ヨグ=ソトースは時と空間の神である。そのため様々な場所に行くことができ、その範囲は銀河すべてである。しかし、これでもかなり制限を喰らっており、本来であればすべての宇宙の現在・過去・未来を行き来することが可能なのだが、それはできなくなっている。ただし、使い勝手の良さは上がっており、小さな空間を別の空間と繋げることでの攻撃・回避等が出来るようになっている。


アフォーゴモンの鎖(A+)/必中

 異空間からアフォーゴモンの鎖の鎖を出し、対象に絡み付かせます。この攻撃は「必中」として扱いますが、必中効果を無効にする対象に対しては、「2d@4+魔物Lv×2+魔力/回避力/消滅」として達成値の比べあいを行います。この攻撃が命中した対象は「行動回数−1」「行為判定に(その対象の魔物Lv)のペナルティ修正」「復活効果を所持していた場合、そのうち1つをGMが選んで消滅」の効果を与えます。
 この能力は1ラウンドに1回のみ使用できます。

解説

──ヨグ=ソトースの別名であり、これもまたヨグ=ソトースに間違いないものの名前を冠した鎖。この鎖で捕らえられ殺された場合、次に転生した魂も同じような行動と同じような運命を辿って同じように死ぬという、輪廻永劫の「死」という運命を与えられてしまう。ただし、こちらもかなり弱体化されているため、この鎖で捕らえられた場合、相手の復活するという運命を1つ消し去る程度の力に落ち着いている。

解説

種族:神族&魔神

 カルヴァエイボンの書により、「全にして一、一にして全なる者」の力を貸し与えられた形態。姿はなぜか身長130cmほどの幼い少女であり、色素の薄い金髪が同一人物であることを示している。精神的には一点の曇りもなくカルヴァそのもので、意識も記憶も継承される。
 宿しているのは外宇宙の神の力であるため、この宇宙では完全な力を発揮できていない。それでもなお、このスペックをいっさい損なわずに半永久的に活動することができる。カルヴァ本人はこの姿を大変に屈辱的であると感じており、現状は積極的に使おうとしていない。
 この形態では物理攻撃を好まず、魔法や、遠隔で使用できる特殊能力を使用する。曰く、「手足が短くてリーチが合わねぇ」。

 エイボンの書は誕生日にラーリスからもらった。

製作者:ぽてち

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