カルヴァ(魔神王形態)
- 知能
- 測定不能
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 中立
- 言語
- 本体が習得している言語
- 生息地
- 微睡みの寝床亭
- 知名度/弱点値
- -/-
- 弱点
- なし
- 先制値
- 魔力
- 移動速度
- 魔力/魔力×2(飛行)/魔力×4(水中)
- 生命抵抗力
- 魔力
- 精神抵抗力
- 魔力
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
触手(頭部) | 魔力 | 2d6+魔力 | 魔力 | 魔力×2 | 魔力×10 | 魔力×3 |
腕(胴体) | 魔力 | 2d6+魔力×2 | 魔力 | 魔力×2 | 魔力×12 | 魔力×3 |
触手(触手)×3 | 魔力 | 2d6+魔力 | 魔力 | 魔力×2 | 魔力×8 | 魔力×3 |
翼(翼)×2 | 魔力 | 2d6+魔力 | 魔力 | 魔力×2 | 魔力×6 | 魔力×3 |
- 部位数
- 7(頭部/胴体/触手×3/翼×2)
- コア部位
- 頭部
特殊能力
●全身
○通常武器無効、水・氷属性無効、毒、病気、呪い、精神効果無効
○再生=魔力×2点
この能力は、それぞれの部位のHPが-100以下になるまで失われません。
○魔力充填=魔力×2点
○魔法ダメージ軽減=魔力×2点
○軟体の身体
刃のない、打撃武器から受けるダメージに対しては、防護点が20点高いものとして扱います。また、「投げ」や、それに準じる攻撃方法の対象になりません。
○水中適応
この魔物は水中の行動によるペナルティをいっさい受けません。
○魔神王の威光
冒険者レベル15以下、もしくは魔物レベル25以下のキャラクターからは、あらゆるダメージと不利な効果を受けません(なお、求道者や超越者に対してはこの効果は適応されません)。
○偉大過ぎる姿/2d+魔力/精神抵抗力/消滅
この魔物を見た場合、即座に精神抵抗力判定を行います。失敗した対象は、恐怖のために硬直してしまい、いっさいの移動、主動作、補助動作が行えなくなります。対象は、自身の手番開始ごとに、1回だけ精神抵抗力判定を行う事ができ、これに成功すれば恐怖を克服して、その手番から行動できるようになります。一度、精神抵抗力判定に成功した対象は、以後、この効果を受けません。
この効果は精神効果属性です。
○絶対者
この魔物はファンブルせず、判定の出目が「1,1」となった場合でも「2」として扱い、自動失敗にはなりません。
○バランス
通常移動を行っても魔法を行使できます。
○魔神王
この形態になったとき、魔物レベルは本来のものより「+5」された値となります。
☑強化魔王撃
自身の存在する乱戦エリア内の任意のキャラクターすべてに近接攻撃を行います。命中力判定に「知力ボーナス」点のボーナス修正を得、打撃点を+「魔力」点します。
さらに、近接攻撃が命中した対象の最大HPと現在HPを「魔力」点減少させます。この効果は呪い属性として扱い、無効化することはできません。
この能力を使用すると、次の自身の手番まで、回避力・生命抵抗力・精神抵抗力判定に-2のペナルティ修正を受けます。
●頭部
〆魔神王の頭脳
自身の習得している魔法を魔力+5で行使することが可能です。
〆魔神の宴
1d10を振り、「出た目の数×10」体まで、自身の魔物レベル以下の「種族:魔神」を召喚することができます。これにMPの消費はなく、呼び出された魔神は余程理不尽な命令でない限り従います。
○☑〆魔法適性=すべて
魔法系統に分類されるすべての戦闘特技を有しています。
○2回行動
○複数宣言=3回
☑高速斉唱Ⅱ
1回の主動作で魔法の行使が2回行えます。2回の魔法の名称、行使の対象は異なっても構いません。また、この効果で行使判定にペナルティを受けることはありません。
○超憤怒
[部位:頭部][部位:胴体][部位:触手][部位:翼]のいずれかがダメージを受けてHPが減少すると、その総数に応じて[部位:頭部]の攻撃能力が強化されます。
直前の手番から[部位:頭部]の手番開始時までに減少した各部位のHPを総計し、以下のように強化されます。この効果による強化は手番ごとに計算し直されます。
減少したHP総計 | 強化 |
1~99 | 行為判定+2、与える物理・魔法ダメージ+4 |
100~199 | 行為判定+3、与える物理・魔法ダメージ+8 |
200~299 | 行為判定+4、与える物理・魔法ダメージ+12 |
300以上 | さらに、[部位:頭部]が「○3回行動」を得る |
〆魔神王の怒咆哮/2d+魔力/生命抵抗力/半減
物理的に衝撃を与える咆哮を放ちます。「半径50m/すべて」の対象に「2d+魔力」点の風属性かつ衝撃属性の魔法ダメージ与えます。
この能力の達成値に対して生命抵抗力判定の達成値が4以上低かったキャラクターは、3分(18ラウンド)の間聴覚を失います。この攻撃は軽減できても、無効化することはできません。
また、《魔法制御》と《鷹の目》を習得している扱いで処理します。
〆ゲヘナ/2d+魔力+魔物レベル/生命抵抗力/半減
3本の触手で魔力の塊を作り、それを口から発射する事で超広範囲に破壊と絶望を撒き散らします。
「射程/形状:1km/起点指定」で「半径:500m/すべて」の範囲を破壊のエネルギーで包みます。「威力100+魔物レベル+魔力×2+(消費したMP(上限100))」で「クリティカル値9」の呪い属性&病気属性&毒属性の魔法ダメージを与えます。
この攻撃は軽減できても、無効化することはできず、いずれかの属性を弱点として持つ魔物が受けた場合、それを適応させます。また、《魔法制御》と《鷹の目》を習得している扱いで処理します。
なお、この攻撃では、魔法ダメージ軽減等の効力を半減させてダメージを与えます。対象が「魔法ダメージ軽減=20点」を所持している場合、軽減できるのは10点となります。
また、範囲内にある建造物や構造物にもダメージが発生します。このとき、建造物や構造物へのダメージには、「構造物の破壊」のルールは適応されません(例:防護点30点を持つ構造物は魔法ダメージを防護点の半分の値15点を軽減しますが、それを無効化します)。
「〆ゲヘナ」は[部位:頭部]と3つの[部位:触手]の、合計4部位の主動作を消費して発動する能力であり、これを使用するラウンドでの移動は、通常移動または制限移動に限られます。
また、使用する際には[部位:頭部]と[部位:触手]のMPをそれぞれ20点消費する必要があります。
この能力は連続した手番では使用することはできません。
〆領域招来『深き水都』
冒涜的な呪文によって、この魔神が本来住んでいる領域の一部を展開させます。
自身を起点に「半径1000m」内の範囲に、高さ500mの水の空間を作り上げます。その範囲内は水の中と同じ状態になり、範囲内に存在するキャラクターは水中での行動に対するペナルティ修正を受けます。
なお、この水の空間は本体が移動すると一緒に移動するため、この魔神自体が水の外に出ることはありません。この水は補助動作、または魔神王形態が解除された段階で消滅します。
●胴体
〆ブレイクコード
自身を中心とする「半径6m/20」内の、あらゆる望まない魔法などを効果を、達成値50ですべて解除します。
〆動作譲渡
[部位:頭部]の主動作を1回増やします。
○攻撃障害=不可・不可
対象[部位:頭部]/喪失条件:[部位:胴体]のHP0以下
○魔法障害=不可
対象[部位:頭部]/喪失条件:[部位:胴体]のHP0以下
〆周囲一掃
自身を中心とする半径20m以内の任意の敵すべてに腕での攻撃を行います。
▽痛恨撃
打撃点決定の2dの出目が「10以上」の場合、打撃点がさらに24点上昇します。
●触手
☑強化魔力撃
命中力判定に知力Bのボーナス修正を得、打撃点を+魔力点します。同時に自身の回避力・生命抵抗力・精神抵抗力判定に-2のペナルティ修正を受けます。
〆猛毒のブレス/2d+魔力/生命抵抗力/半減
「射程:30m」「形状:射撃」で、「半径6m/20」の範囲に激毒の液体を吐き出し、対象に「2d+魔力+20」点の毒属性の魔法ダメージを与えます(この攻撃は軽減できても、無効化することはできません)。また、《魔法制御》と《鷹の目》を習得している扱いで処理します。
○長触腕
[部位:触手]は、触手での攻撃を、乱戦エリアを無視して、500m以内の任意のキャラクターに対して行うことができます。
▽絡みつきⅡ
近接攻撃が命中した場合、対象に絡みつきます。対象は、移動ができなくなり、命中力判定・回避力判定に-4のペナルティ修正を受けます。また、次のラウンドから、絡みついている触手の手番開始時ごとに、自動的に「2d+魔力+20」点の物理ダメージを対象に与えます。同じ対象に絡みつきが複数発生していても、ペナルティおよびダメージは累積しません。
この魔物は、キャラクターへの絡みつきを継続しながら、さらに別の対象に近接攻撃(と「絡みつきⅡ」)を仕掛けることが可能です。
キャラクターが脱出を試みるときには、引き剥がし処理(⇒『BT』28頁)に従いますが、1回の成功で脱出できるのは、その対象である1体だけです。
●翼
○飛翔Ⅱ
喪失条件:1部位以上の[部位:翼]のHP0以下
☆マナ崩壊の翼
近接攻撃のダメージを魔法ダメージに変更します。この効果を使用すると、MPを120点消費します。
☑渾身攻撃Ⅲ
近接攻撃のダメージを36点上昇させます。同時に、自身の回避力判定に-2のペナルティ修正を受けます。
○水翼
この魔物は、水中ではあらゆる行為判定に+4のボーナス修正を得ます。
[部位:翼]のどちらかのHPが0以下になったとき、この効果は失われます。
解説
カルヴァが【Call of Demon Load】を行使し、魔神王形態となった姿です。その全長は「魔物レベル×4」mになります。
各種能力値・特殊能力に用いる魔力は、通常形態で習得している召異魔法の魔力を参照します。このときの魔力は、【Call of Demon Load】を行使した瞬間の値で固定され、その変身中では変動しません。
この形態で魔法を行使する場合でも、系統ごとに元の魔力に応じた基準値を使用します。この際、元の技能が超越しているならば、各種判定で超成功が発生します。
通常形態で習得している求道者成長の特殊能力、秘伝などは、コア部位(頭部)のみ使用可能です。