天羽生 炬火
プレイヤー:きじまさん
「いいなぁ。人を殺したいってどんな気持ち?」
きじまさん
- 種別
- ハウンド
- ネガイ
-
- 表:
- 無垢
- 裏:
- 究明
- 耐久値
- 33=(18+9+4+2)
- 作戦力
- 6=(1+3+2)
ヒトガラ
| 年齢 | 25歳 | 性別 | 男 |
|---|---|---|---|
| 過去 | 事件 / 感情が理解出来ないからこそ、他人を殺し続けていた。観察者がひとり、必要だった。何てことはない。華奢で、一番苦しそうな顔をしている人間がいたから。だから、目の前で彼女の大切なものをそぎ落とした。 | ||
| 遭遇 | 自宅 / 殺人を繰り返していた結果、キセキ使いに殺された。記録用紙に埋もれながらも、そのキセキ使いの浮かべていた表情の意味は理解出来なかった。 | ||
| 外見の特徴 | 背から首筋にかけて大きな火傷がある。 / 忘却してしまっているが、時々痛むのか首元を押さえている。 | ||
| ケージ | 同居中 / 家具は洒落ているようだ。 | ||
| 好きなもの | 自分の記録 / 自分の日記をつけている。昨日感じた感情を理解するためのルーティンだ。 | ||
| 嫌いなもの | 自分の記録 / 自分の日記をつけている。結局理解出来なかった事を示す無為な紙片だ。 | ||
| 得意なこと | 日常生活 / 一人で生きるために身に着けた。自分のための技術であり、技能。 | ||
| 苦手なこと | 感情・思考の考察 / 昔から、人間の感情が何一つ理解出来ない。悪意は空疎。善意はハリボテ。唯一、感情が動くとしたら、「知りたい」という欲求だけだった。故に、人間の最も感情が動く瞬間。死の瞬間に執着した。 | ||
| 喪失 | 記憶 / 家族の事を思い出せない。 | ||
| リミッターの影響 | 殺人衝動の抑制 / 他人の感情を知る為にはじめた殺人ではあったので、「これ、いらなくない?」と宣っている。それはそれとして気分が乗ると「いいね。解体してみたい。」という衝動が湧くらしいので、やはりあった方がよいリミッターである。 | ||
| 決意 | 探す / 感情を知りたい。【■■■■】が考えていた事が知りたい。他人を傷つけた時の痛みが知りたい。 | ||
| 所属 | 聖伐騎士団 | ||
| おもな武器 | サバイバルナイフ | ||
うたか/赤柘
パートナー:四條 灰音
- プレイヤー
- うたか/赤柘
- 年齢
- 20
- 性別
- 女
- ネガイ(表)
- 正裁
- ネガイ(裏)
- 復讐
- リリースの方法
- 目を合わせる / 相手の事を理解したい。きみって何考えてるの?
マーカー
- 位置
- 首
- 色
- 黒
- 相手からの感情1
- 執着
- 相手からの感情2
- 憎しみ
- 最初の思い出
キズナ
| 物・人・場所など | 感情・思い出など | ヒビ | ワレ | |
|---|---|---|---|---|
被害者の娘
| 「灰音」。彼女の事は名前で呼んでいる。生前引き起こした連続殺人事件のうち、父親と母親を目の前で殺した時の娘。彼女の親の名前は(かつて証拠品として押収された日記を開かなければ!)覚えていないが、自分よりも余程複雑な目をしていた彼女の目はよく覚えている。
| |||
身体の傷
| かつて実母につけられた火傷痕。背から頬にかけて大きく残っている。背から掛けられた湯の熱に驚き、振り返った時に、あの女はどんな顔をしていただろう?
| ✔ | ✔ | |
チャイの香り
| 戯言だと切り捨てても良いその言葉が、あの香りと共に染み付いたみたいだ。 呪いのようにも祝福にも思えるそれが理解できない不可解のままになるのか、あるいは新しいものを教えてくれる期待に変わるか、思いを馳せるだけでも面白かった。
| |||
撫でられた感触
| 四條灰音が俺の頭を撫でた。慣れていないぎこちない動きと、理解しきれない思考論理。 あの時に湧いた感覚は未だ言葉という形を持たず、埋れ火となって燻っている。
|
キズアト
| 《人見識り》 | |||||
| ドラマ | ヒトガラ | タイミング | 対象 | 制限 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|
| 得意:覗き見 | 解説参照 | 単体 | ドラマ1回 | 対象が[調査判定]を行った直後に使用する。「得意なこと:覗き見」をロールプレイすること。その後、あなたは対象がロールしたダイスから1個を選び、出目に+1する。自身不可。 | |
| 決戦 | タイミング | 対象 | 代償 | 制限 | 解説 |
| 終了 | 自身 | 【励起値】 2 | シナリオ1回 | 次の[ラウンドの終了]まで、あなたが行う攻撃の[威力]に+2する。 | |
設定・その他メモ
天羽生 炬火。あもう-きょか。享年25歳、日本人男性。
過去、世間を騒がせた連続殺人犯である。
ごく短期間ではあるものの、ある街で複数の殺人事件が発生した。
事件では必ず被害者とその被害者の関係者である「目撃者」がセットで狙われた。
目撃者諸共死体が見つかる事もあった。それも、証拠隠滅というよりは、「反応が興味深かったからかな。」「足止めのつもりが失血死してさ。いやぁ、医者じゃないから計算が上手くいかなかったんだ。ま、たまたまきみの時は上手くいったよね。あはは!」との本人談。
俺 / きみ、灰音(基本呼び捨て)
加えて、生前は警察官でもあった。元は「多様な人間に関われる」という理由で職に就いていたが、「それよりも実際に現場を生み出せば試行出来るのでは?」と思い付いて殺人をはじめたらしい。
後先を考えない犯行ではあった。「目撃者」の目撃証言しか残さない程度には周到に犯行を行っていた分、約半年かけて周辺の市区町村で推定数十人の被害者を出した。
手を出した関係者のうちの一人がキセキ使いとなり、自宅を襲撃。
殺意を目の当たりにした所で、結局最後まで「わからなかった」。
殺人は理解のための手段ではあったが、男にとっては「無為」だった。
今は忘却しているが、最初の殺人は実母だった。
父親は物心つく前に離婚、ほぼほぼネグレクト状態で育ったため、幼少期の記憶自体が非常に曖昧。
7歳になる頃、卒然、母親から湯を掛けられた痛みだけが生前の「家族」とのはじめての記憶である。
自分を「いないもの」として扱ってきた母親から与えられる痛みに、幼少期の炬火は非常に困惑・混乱した。
振り返った所で、頬に熱湯が散った。しかし、母親は手当をするどころか、薬缶に水を入れるためにその場を立つ。
はじめての母親からのコミュニケーション。母親の事を理解こそ出来なかったが、「液体をかける」というコミュニケーションを咄嗟に学習した彼は薄暗い台所で液体の入っているものを探した。
母親がガスコンロに火をつけた瞬間、彼が偶然手にしたのは、調理油だった。
遊びに誘うような気軽さで、彼は母親の背に、蓋を開けたボトルを投げ付けたのである。……足首の所には手形のような火傷痕も残っている。
生前、暴力について人一倍興味と感心があったのも、概ね、幼少期の母の事がある。
尤も、再誕した現在、動機の部分は既に失われ、無垢な好奇心だけが形骸化して死体に残留している。
知識欲が強く、好奇心旺盛。大概の事は「面白い」と思いがち。
四條灰音については被害者の一人として憶えている。反応が特異だった人間、ことさら「殺意」らしきものを感じた人間については記憶に残っているようだ。
事件当時は彼女が気絶するまで話していたかもしれない。
「つまらない事をするには俺の面白いことを理解しないといけないのが大変だね。」「【前】は分からないままだったけど、それすらどうでもよかった事が強いて言うなら心残りだったかもね。後悔が出来るのが楽しみだよ!」と、案外ハウンドとしての第二の生を謳歌するつもりらしい。
何も手に持っていない事を不安には思っていない。強いて言うならば、生前の「無為」の繰り返しと自覚した時、はじめて退屈に思うのかもしれない。
母親の死後は孤児院に引き取られ、ある程度身の回りの事を自分でこなせるように生活していた分、やけに生活感がある。
倫理観は確実にないが、生活感はある。妙な男である。
セッション履歴
| No. | 日付 | タイトル | 成長 | GM | 参加者 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 5/29 | イードルムの聖母 | 耐久値+2 | 赤柘 / うたか さん | PL:きじまさん |