キズナ

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立花夕桜、享年16歳。一般家庭に生まれたが、いつも酒癖の悪い父に暴力を振るわれ、兄がそれを庇っていた。ただ、兄妹は殴られても笑っていた。笑ってさえいれば、負けではないから。
しかし、そんな生活は唐突に終わりを告げ、ある日のこと、いつものように父に暴力を振るわれていたところにキセキ使いが現れ、一家は全滅した。

そして、残った遺体から、自身はハウンドとなった。目覚めた彼女に、あったのは諦観でも悲しみでも絶望でもなく、ただ、面白い事になったという歓喜だった。

珍しいピンクの髪の色をしており、眼の色は、同じじゃつまらないからという理由で琥珀色のカラコンを付けている。何事も楽しんだ者勝ちを信条としており、リミッターの影響で常にソワソワしている事から、いつも突拍子もない事を言動を取る。戦闘技術に関しても、自ら嬉々として身に着けており、野球バットで敵を粉砕する。

野球バット自体は生前から素振りをしていたらしく、いつかバットで父を殺してやると決めていたらしい。