キズナ

設定・その他メモ

大切な家族が前触れもなく姿を消した。自分一人を家に残して。
家族の行方を追っていく内に、キセキ使いに見つかってしまい、殺されてしまった。
再び目覚めた時には、生前の記憶は随分と朧気で…
父の顔も思い出せず、母の声も思い出せず、血を分けた幼い弟の名前も思い出せなかった。
僅かに残った温かな記憶を縁(よすが)に、ただ漠然と…【家族を探さねばならない】という
強迫観念にも似た強い願いを抱いている。家族に会えたら何をしたい、とかは特に考えていない。
…考えていないが、せめて家族の行方が、生死が、はっきりすれば…安堵出来る。
そうすればきっと、後腐れなく死ねるかもしれない。

【無花果】の由来は、かつてキセキ使いに実験動物として飼われていたときに【149号】と呼ばれていたから。
生前の自身の名前は憶えていない。自由の身になった今、番号で呼ばれるのは味気ない。
その日のおやつにたまたま無花果のタルトを食べていたこともあり、自身に【無花果】と名付けた。

武器に対してのこだわりはあまりない。
「殴り続けていればいつか壊れるって実験済みだしねー」

Q.何でツインテールかって？
「だってそのほうが似合ってるし。可愛いだろう？」

「ボク」「キミ」「ケーイチ」

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