社 匂楽
プレイヤー:
- 種別
- オーナー
- ネガイ
-
- 表:
- 奉仕
- 裏:
- 復讐
- 耐久値
- 39=(12+9+6+10+2)
- 作戦力
- 10=(4+3+1+2)
ヒトガラ
年齢 | 22 | 性別 | 男 |
---|---|---|---|
過去 | 奪われたもの|あの日手の中から零れていった温度すら、いつか自分は忘れ去るのだろうか。 | ||
経緯 | 遺族|小さな主の死の真相―――それを追い求めて、喪われたはずの『彼女』と再会した。 | ||
外見の特徴 | 装飾品(頭)|自身の趣味には合わない、左耳のピアスが主張する。それだけは、外すことができなかった。 | ||
住居 | 同居|ええ、何度でも散らかしていただいて構いません。―――幸い、散らかしたがりの部屋の片付けは、慣れておりますので。 | ||
好きなもの | 労働|生活は常に、誰かへの奉仕と共にあった。それは最早、呼吸と同等の行為ですらある。 | ||
嫌いなもの | 交流|かつての主を想起させる言動。それを恣意的に模倣されていると気づいてしまえば、湧き上がる怒りを抑えることは不可能だった。 | ||
得意なこと | 日常生活|洗濯、掃除、炊事、その他諸々。全て貴方に最適化しましょう。それが俺の至上命題ですから。 | ||
苦手なこと | 思考|毎日欠かすことなく日記を付けている。その空白を埋める度に去来する絶望を、好ましく思う者などいるはずがない。 | ||
喪失 | 記憶|寝所へ運ぶ、朝の紅茶へ入れていた角砂糖の個数。 | ||
ペアリングの副作用 | 衝動|怒り、憎しみ、絶望、殺意―――リリースによって放たれる軛は、ハウンドの力だけではなく。 | ||
使命 | 貫く|この心臓が続く限り、全てのキセキを砕き続ける。 | ||
所属 | SID | ||
おもな武器 | デザートイーグル、ループタイ |
パートナー:四六
- プレイヤー
- ニシノヤ
- 年齢
- 35
- 性別
- 男
- ネガイ(表)
- 享楽
- ネガイ(裏)
- 享楽
- リリースの方法
- ハウンドの足元に跪き、手を取る。【Your Highness―――全ては貴方の想いのままに】
マーカー
- 位置
- 左手首
- 色
- 黒
- 相手からの感情1
- もっと面白くなれ
- 相手からの感情2
- まだつまらん
- 最初の思い出
- 部屋の扉を開けて、唖然とした。彼を通してからまだ幾許も経っていないというのに―――なんだ、この旋風でも通り過ぎたかのような惨状は。
その景色は、もう覚えていないかつての日々とどこか重なるようで。記憶の何処にも残っていないはずの懐かしさで、眼前の光景は一瞬霞んだ。
だが、俺にも執事としての矜持がある。まずは部屋の主―――新たなハウンドが戻ってくるまでに、この場を整えておかなくては。
5分もかけずに復旧は可能だろう。いつだって、そうしてきたのだから。
キズナ
物・人・場所など | 感情・思い出など | ヒビ | ワレ | |
---|---|---|---|---|
臙脂色のスイングピアス
| 自分では絶対に選ばないデザインのピアス。15歳の誕生日に贈られたもの。
| ✔ | ✔ | |
クロックムッシュ
| 執事の作るベシャメルソースは特別製。一度この味を知ってしまえば、もう他に移り気はできない。
| ✔ | ✔ | |
冷えていく体
| 人形のように華奢な体に触れた、自身の手。伝わる熱は瞬く間に失われていく。それは【二度目】の絶望だった。
| |||
【厄束】『戦闘後は、必ず飯を作ってくれ』
| それは己を行く先へ向ける軛。それは永劫耳朶を叩き続ける呪い。いつだって、貴方へ最上の夕食を。
| |||
期間限定
| 『何でも良い食における選択方法。こうやって選べばいいのか』(ニシノヤさん)
| |||
ゴールデン・キャデラック
| 『彼には少し似つかわしくないような甘いカクテル。希望があれば作るか』(ニシノヤさん)
|
傷号
- 1
- [継晶者]
- 2
- [厄束]
キズアト
《継晶者》 | |||||
ドラマ | ヒトガラ | タイミング | 対象 | 制限 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
副作用:記憶混濁 | 解説参照 | 単体 | シナリオ1回 | 対象の【調査判定】時、ロールしたダイス1つの出目を+1。 | |
決戦 | タイミング | 対象 | 代償 | 制限 | 解説 |
解説参照 | 自身 | 解説参照 | 解説参照 | ≪キズアト≫取得時、ハウンドの≪キズアト≫から1つ選んで決戦効果を取得する。[統一限定]取得可、[傷号キズアト]不可。 | |
《厄束》 | |||||
ドラマ | ヒトガラ | タイミング | 対象 | 制限 | 解説 |
好き:約束 | 常時 | 自身 | なし | [パートナーのヘルプ]を受ける際、その効果で増える出目に+1する。 | |
決戦 | タイミング | 対象 | 代償 | 制限 | 解説 |
常時 | 自身 | なし | 解説参照 | 【耐久値】を+10、【作戦力】を+2。傷号取得時に獲得した[キズナ]が[ヒビワレ]になった際、シナリオ終了まで攻撃の[威力]+4、受けるダメージを10点軽減。そのセッションの[帰還チェック]で必ず晶滅する。 | |
《ドレッドノート ※継晶者枠、決戦のみ》 | |||||
ドラマ | ヒトガラ | タイミング | 対象 | 制限 | 解説 |
決戦 | タイミング | 対象 | 代償 | 制限 | 解説 |
追加行動 | 自身 | 【励起値】2 | シナリオ1回 | [タイミング:攻撃]の<戦技>か≪キズアト≫をひとつ使用する。 |
設定・その他メモ
<簡易情報>
少し前まで別のハウンドとバレットを組んでいた、元執事の青年。
ハウンドの死亡に伴い、四六とバレットを組むことになった。
前バレットでの習慣から四六のことを『主』と呼び、自身の所有する屋敷へ同居して生活の世話を焼いている。
普段は物腰柔らかで温厚な言動だが、自分を挑発する四六に対しては時折態度を荒げることがある。
特に四六が昔のハウンドを想起させる言動を意図的に取ると、彼の思惑通りだとわかっていても
怒りに近い苛立ちが表情に滲んでしまう。
左肩に朝焼け色の古いペアリングマーカーがある。その位置を視界に入れようとすると
必ず左手の甲、四六とのペアリングマーカーが先に目に飛び込んでくるので、最近はそこを見なくなった。
四六の右手の甲へ浮かんだペアリングマーカーは、匂楽の中で彼への感情が揺さぶられた際に星のような瞬きの光を浮かべる。
身長175cm。未だハウンド―――『主』に見下ろされることには慣れていない。
一人称は『俺』、二人称は『貴方』。四六のことは『四六様』と呼称する。
食べ物の好き嫌いはなし。基本何でもやってくれる。執事ですからね。
<詳細情報>
仕えた主をキセキ使いに殺され、その足跡を追ってSIDに辿り着き、
再び出会えた彼女とバレットを組んで戦って、
その二度目の生を自らの手で終わらせた、戦いから降りることのできない復讐者。
"福音"も"異教"も、等しく呪い。
全てのキセキを消し去るまで、止まることのできない弾丸。
◆"福音"に出会うまで
SIDのオーナーとなるまでは、かつて存在した名家、洞野家に家業の関係で歳若い頃から仕えていた生粋の使用人。
自分が10歳の時に洞野家に生まれた日依の従者として、彼女が3歳の時から侍っていた。
日依のことは主人としても、妹のような存在としても心の底から大切に思っており、10年間誰よりも傍で彼女を見守っていた。
社が20歳になって間もない頃に、その日々は終わりを告げる。
買い物のために社が屋敷から離れていた数時間。その間に洞野家は何者かに襲撃を受け、
社が戻った時には使用人を含めた洞野家の人間は全員殺害されていた。
警察による検死の後、ただ一人難を逃れた人間の務めとして遺体に立ち会った社は、
どうしても最後になるまで受け止めることのできなかった、幼い主の顔を見た。
誰が見たとしても、その遺体は洞野日依その人だと答えただろう。
彼女を検めたのが、社匂楽でなかったならば。
◆一発目の"弾丸"
日依の遺体がすり替えられていることに気がついた社は、不可解な事件の謎を追って警察組織内のSIDに辿り着く。
そこであの日洞野家を襲った惨劇がキセキ使いによって齎されたものであることを突き止め、
二度と会えるはずのなかった主―――ハウンドの素体となった日依と2年ぶりに再会する。
オーナーとハウンドによって結成されるバレット、この組織におけるその立ち位置を知ったことから
他の誰かに日依を預けたくない一心でオーナーの適性試験を受け、晴れて彼女とバレットを組むことになった。
ハウンドとなった日依は生前と何も変わらない姿で動き、何も変わらない顔で笑い、
―――社の存在以外の全ての記憶を失っていた。
そして何より、彼女の行動からは恐怖心と呼ぶべきものが綺麗さっぱり欠けていた。
自分自身もまた、(ほんの些細なことだけれど)絶対に忘れるはずのない小さな記憶を落っことしながら、
それでも社は、再び動き始めた日依との日常を愛していた。
その時間に終止符を打つ、最後の引き金を引いたのは社自身だった。
想定外に強力なキセキ使いを相手取ることになった戦闘。
戦いを終えたときには日依も社も、共に残るキズナは1つだった。
当然のように力の代償を引き受けようとしたのを、社は日依によって拒まれた。
それで終わってくれれば、まだ良かった。
彼女をこの世界に繋ぎ止めるものがなくなったとき、日依の中から今日まで一度も見せてこなかった感情が流れ出した。
記憶の欠落とは異なり、失われたのではなかったもの。戦うために、彼女自ら封じ込めていたもの。
日依の中に、ずっとあった恐怖心。
『怖い、助けて、社』
二度目の死を目前にして、それは"残響体"化の兆候として表れた。
社は、彼女を護らなければならなかった。
だから。
手は勝手に動いて、引くべき引き金に指をかけていた。
ペアリングマーカー
位置:左肩(慕情)
色:朝焼け(安堵)
◆現在
最悪の日が更新されてから数日後。
消耗し、しばらく眠っていた社は目を覚ましてすぐに事の顛末を聞かされた。
あの日戦った強力なキセキ使いは、"異教(ヘレシー)"と呼ばれる特殊なナノマシンを使用していた可能性があること。
今後同種のキセキ使いが現れた場合に備え、SIDはバレットの能力を更に強化する必要があること。
研究の一環として行われていた『継晶者』実験の同意書へサインをすることに、一瞬の躊躇いもなかった。
"福音"でも、"異教"でも何でもよかった。どうでもよかった。
キセキが何もかもを奪った。それだけが、社にとって必要な真実だった。
そしてそれを招いたのが自分自身の弱さであることを、何よりも自覚していた。
強くなるために、一秒たりとも足を止めたくない。
そう上司に訴えると、ちょうど直近でオーナーを失ったハウンドがいると、ある男を紹介された。
今のパートナーである四六は、日依とはその姿・言動のほとんどが似ても似つかない。
にも拘らず彼に主人へ対するように振舞い、懐かしい生活のロールプレイを行っている自身への不可解さと嫌悪感、
そんなものに付き合わせている四六に対する一抹の罪悪感に似た感情はある。
だがそれ以外の生活の仕方を社は知らない。無理やりにでも日常を続けなければ感情に呑まれてしまいそうだから、
四六をこの生活に付き合わせること自体は割り切っている。
それはそれとして、今の生活に対してどこか新たな面白さのようなものを―――
そしてそれを失う恐怖を感じ始めているのもまた事実。
履歴
<全体ハンドアウト:A>
ハンドアウトA
あなたは戦う事に好意的だ。
何かになりたい、得たい、達成したい、ただ戦いたい__。
その根源は何処から如何にして湧いてきたのだろうか。
あなたの持つそれはこの事態に最も適していると言えるだろう。
少なくとも、その根源に肯定的であるならば。
あなたが戦うその理由_。
「好戦家:常時:あなたは与えるダメージに+1する。」
<KIZハンドアウト:SID>
警視庁刑事局特殊犯罪情報管理部、通称SIDはフロンティアに関わる案件をK案件とは別枠と捉え新しく“F案件”と区別し、専任のバレットと分析班を用意、全力で対応する姿勢を取った。しかし再編成にあたり人員にも限度はあり、不足する分は他組織とこれまで以上に連携を取ることで補う形となった。元々組織間の連携が多い方ではあったが、以前に加えてより円滑な情報共有のため組織問わずSIDの施設を一部開放する方針も検討しているという。
「テーマ:”最然戦”フロンティアに関わるキセキ使いの最優先抹消」
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 成長 | GM | 参加者 |
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1 | 2025/2/24 | オープンキャンペーン第6話「Even=Empty」 | 耐久値+2 | ワタナベくん | トミオカ先輩サノくんニシノヤさん |