ゆとシートⅡ for KIZ(キズナバレット) - ゆと工公式鯖

倖多 優輝 - ゆとシートⅡ for KIZ(キズナバレット) - ゆと工公式鯖

倖多 優輝こうだ ゆうき

プレイヤー:春院白羅

種別
ハウンド
ネガイ
表:
破壊
裏:
守護
耐久値
33=(18+9+6)
作戦力
5=(1+3+1)

ヒトガラ

年齢15 性別女の子
過去 存在の否定 家族に娘は必要なかった。
遭遇 自宅 自由を求め一歩踏み出した玄関。
外見の特徴
ケージ お洒落 生前集められなかった可愛いもの綺麗なものに埋もれたい。
好きなもの 自由 今なら自由の為ならなんでも出来る
嫌いなもの 束縛 私から自由を奪わないで。家族 好きな要素があるか? 名前を呼ばれること 私の為の名前じゃないし、私にはふさわしくもない名前。
得意なこと 家事、得意というより出来る。 包丁を持つこと。(意味は察してください。)
苦手なこと 家事。 勉強。 時計を見る自由時間が減るから。
喪失 感情 怒り
リミッターの影響 幻聴 「本当になにも出来ない子」「(声にならない呻き声)」
決意 貫く 最後まで自由を求める。私は私自身の為に生きる。
所属 藤宮学園
おもな武器 2本の包丁 

パートナー:星川 奏多ほしかわ かなた

プレイヤー
tori
年齢
17
性別
ネガイ(表)
善行
ネガイ(裏)
無垢
リリースの方法
アイコンタクト

マーカー

位置
相手からの感情1
親愛
相手からの感情2
安らぎ
最初の思い出

キズナ

物・人・場所など 感情・思い出など ヒビ ワレ
2本の包丁
料理をするときにずっと使ってきた。野菜を切り魚を切り肉を切り。家族の肉も切り裂いた。相棒のような物。
大きめなスクール鞄
家族の監視から逃れられる学校に持っていっていた鞄。生前の楽しい記憶はこの鞄の近くにあると言っても過言ではない。家を出る最後の日もこの鞄に物を詰めていた。

キズアト

《刻盤恐怖症(こくばんきょうふしょう)》
ドラマ ヒトガラ タイミング 対象 制限 解説
苦手;時計を見る 解説参照 自身 シナリオ一回 あなたが【苦手;時計をみる】をロールプレイした【調査シーン】で使用可能。【調査判定】を行った直後に使用する。ロールしたダイスから一個選び、出目を+1する。
決戦 タイミング 対象 代償 制限 解説
追加行動 自身 【励起値】2 シナリオ一回 【アタックPC】の時のみ使用可能。あなたは【タイミング;攻撃】の〈戦技〉か《ギズアト》を一つ使用する。

設定・その他メモ

履歴

キズナバレット
PC4 バウンド


生前の設定

父親
母親
姉の自分 15
弟 13



父も母も【娘】を望んでいたなかった。


朝起きて洗濯物を回しつつ皆の朝御飯とお弁当を作る。
女の子なら家事ぐらい完璧に出来なければいけない。と父と母は良く私に言い聞かした。
味が濃い、味が薄い、見た目が汚い、母と父のダメ出しを受けては次は褒めてもらえるようにと頑張った。
学校にいく準備をしつつ食器を洗い洗濯物を干して学校へ向かう。
この間に天気予報だけはチェックしなければいけない。
もし、私が学校にいってる間に雨でも降って干している服をダメにしたら頬が赤くなるからだ。
学校が終わったら買い物をしつつ家に帰る。
皆が仕事や部活から帰ってくる前に掃除をして洗濯物を取り込みお風呂を洗い、晩御飯の準備もする。
皆が帰ってくる頃に温かいご飯を出す。
皆がご飯を食べている間に学校の宿題、父と母が出す課題を終わらせる。
課題を終わらせ父と母に採点してもらいようやくご飯を食べる。
今時の女の子は勉強も出来ないと世の中でやっていけないと父と母が良く私に言い聞かした。
1度あまりにもお腹が空いていたからてきとうに答えを書いて提出したら、ご飯を食べさせてもらえなかったことがある。
だから、父と母が出す課題はどれだけ時間がかかってもしっかり解かなければならない、
私はいつもご飯を食べるとき食器を洗うとき父と母と弟が家族3人で仲良くテレビをみて談笑するのを眺めている。
本当は3人家族で私なんていない存在なのかと錯覚してしまうほどの3人は完璧な家族だった。
私もその輪にいれてくれ。そう言えたならなにか変わっていたのだろうか?
私にそんな勇気はなかった。
父と母はいつも冷たい目線を私に向け「はぁ…本当になにも出来ない子」と口癖のように言う。
いつからか弟までもが「姉はなにも出来ないんだな」と嘲笑ってくるようになった。


父と母は【息子】を望んでいた。


弟がほしいと言ったものはすぐに買っていた。
私は学校で必要最低限なもの以外はお下がりだった。
弟がどんだけ点数の悪いテストを見せても怒らなかった。
私は高得点のテスト以外許されなかった。
弟は放課後部活をすること友達と遊ぶことが許されていた。
私は家に早く帰り家事をしなければいけなかった。
弟は父と母と3人で出掛けることがあった。
私はいつも家で留守番だった。
弟は…私は…弟が…私が…




私は【自由】がほしかった。
私は自分のために生きたかった。
放課後友達と遊びたかった。部活をしてみたかった。欲しいものを新品で買いたかった。お腹が空いたときすぐに温かいご飯が食べたかった。家を出たかった。



だから、殺すしかないと思った。



夜中包丁を2つ取り出した。
弟の部屋に行き寝てる弟を眺めた。
右手で弟の首を、左手で弟の胸を狙った。
私の力では一撃で殺すことは出来ないから初めに声を奪うことにした。
もし失敗した時ように胸も一応刺す。
始めての事でやはり上手くいかない。深く刺せなかったみたいで弟は蚊の鳴くような声で呻き声をあげた。
まぁ、叫べないようにしただけ今回はいいとしよう。
胸に刺した包丁を体重をかけて深く深く押し込む。
そして、首を刺していた包丁を抜き何度も何度も胸を刺す。
そうすると弟は動かなくなった。

体が弟の血でベトベトするがそんなことは気にならなかった。私は弟が死んだことを確認したら父と母の部屋に向かった。
父から狙う。体力勝負になったら叶わないからだ。
弟と同じ方法で父を2ヶ所刺した。
やはり上手くいかない。
父は呻き声をあげた。
母が隣で起き始めたが包丁で父を刺す私に怯え悲鳴をあげて腰を抜かしながら部屋の隅へと逃げていくのが見えた。
あとでいい。
今は父を確実に殺す。
幸い出入り口は私の後ろにあるから母が完璧に私の前から逃げることはない。
父の胸を何回も刺し確実に殺してから私は母の元へ向かう。
母が私に向かってなにか叫ぶ。
いつもみたいに私を貶しているのか、助けを求めているのか、私には興味がなかった。
ただ、あんなに怖かった家族はこんなにも脆く小さな存在だったのだろうか。とぼんやり考えていた。
そして、私は精一杯体重をかけて母を壁に押し付けつつ2つの包丁で刺した。
母の動きが鈍くなった頃に何度も何度も刺した。
母が動かなくなったのを確認した。



そのあとは血で汚れた体を洗い、お金とか服とか鞄に詰めれるだけ詰めて外に出ることにした。
これで【自由】に生きれると思った。
この後どうやって生きればいいか分からないが今よりましなんじゃないかと思った。
どこまでも自由でどこまででも行ける気がした。
玄関を一歩踏み出した。
そこからの記憶がない。




死期の設定


星川 奏多のはじめの印象

私は死んだ。
家族を殺し自由を手に入れ自由を知る前に死んだ。
そんな私は【星川 奏多】と言う少女が私を起こした。
目も見えず足もない自分を【欠陥品】と呼ぶ。
人の役に立ちたいと人から世話され続ける私は嫌だと心から願う強く脆い少女だ。
人の為に生きることに耐えきれなかった私を否定することを言う少女と私は残り少ない時間を共にしなければならなくなった。
気持ち悪いと思った。
心底理解が出来ないと思った。
だが、私は彼女を否定しない。
彼女を否定することは私の自由を否定することになる。
彼女のやりたいことを私が口を出す権利はない。
私の自由を誰もが否定することが出来ないように。
相容れない彼女だが、貫きたいものがあるならお互い最後まで貫けばいい。
最後に最高の人生だったと死ねるように。
悔いが残らないように。



自由を奪わない限り敵意はない。
本人が人の為に生きて死にたいならそうする自由がある。
心底理解できないが。
自分の欲するものと相容れないので相手との自由との尊重のバランスの取り方を図りかねている。
一緒にいるとふと私の選択は間違っていたのかと不安になる。
友達かと言われると…友達ではないけどじゃあ、なに?って感じ。


私の自由

短くても自由を手に入れた。
私は自由に私の為に生きる。
昔の自分なんて捨てて忘れて消して、新しい自分で生きよう。
って、死んでるのに生きようって変な話だね。
好きな髪型にして、あ、染めるのも楽しそうだね!
服も可愛いの綺麗なの今まで着れなかった分たーくさん着たい!!
制服も可愛く着崩して、学校帰りに友…学校帰りにクレープとか食べてみたいな。
ご飯だって自分の好きなもの作って温かいのが食べたい。作るのはあんまり好きじゃないけど、怒る人がいないならまだ作れるかな。
あ!!私を殺したやつも探さないとだなぁー。
見つけたら皆みたいに刺さないと。



強要される家事が嫌い。
自分好みに出来ないのが嫌い。
自分の可愛い趣味のゲージは普通に掃除するし、可愛い服綺麗な服を大切にするために洗濯もする、食べたいものを食べるためにご飯も作る。
自分のための家事はする。
そう言えば人の手料理とか私の為だけの料理って食べたこと無いなぁ…とか思ってる。
友達と遊びたいと思ってるけど元の友達と会うわけにも行かないし…無理なのかなぁ…とか思ってる。
叶えたいことはあるけど、どうせ出来ないと諦める癖が若干まだ残ってる。
全部やるって言いながら無意識にあれはダメこれは無理…って諦めてる。




倖多 優輝 名前の意味
父と母が息子が欲しく妊娠前から決めていた名前。
優しく輝ける男の子。
私は優しい子だっただろうか?
私は輝いていただろうか?
私は【勇気】の出し方を間違えたのかもしれない。
大嫌いな私の名前を誰も呼ばないで。


生前
暗いと言うより、家庭の事情でいつも暗い顔して心を圧し殺してるような少女だった。
お洒落もせず、流行も分からず、すぐ「家のことしないと」といい真っ青な顔で帰る彼女を数少ない友達や教師は心配していた。
「助けて」と言えてたらきっと未来は変わってた。
勇気を出すのはきっとここだった。
1人で頑張らず周りに頼るべきだった。


死後
はっちゃけた。
生前いいなぁ~って思ってた元気で明るい女の子に。
好きなことを自由にする。
私の自由を奪うなら抵抗するけど、自分の自由以外は皆の自由にしたらいい。
やりたいことを自由にやる。

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