キズナ

設定・その他メモ

保健室で出会う
俺はサボってた
バスケ部
174cm
カラーこーど：008CAF

一人称：俺　二人称：お前
生前：陽気で人気者、誰とでも仲良くなる男だった。常に誰かと一緒におり、楽しげに話す。教師ともクラスメイトとも部活の仲間とも良い関係を築いていた。一方で、高校３年生頃から何に対しても興味を持つことができないのではないか、という疑念を自分の中に持ち始める。自分は社会規範に則って動いているだけで、家族にも友人にも恋人相手にさえも興味がなく、本質的には彼らがどうなっても良いと考えている……と。事実、彼は特に面白くなくても「笑うべきだから」笑うことができたし、特に悲しくなくても「泣くべきだから」泣くことができた。その空虚さを認めることが当時の彼にとっては難しかった。やがて選択授業をふらりと抜けて保健室に行くことが多くなり、その時に千木良と出会った。
ハウンドになった後：取り繕っていた陽気さがかき消え、元々心の中にあった空虚さだけが残った。死して初めて気を張ることなく穏やかに過ごすことができるようになったのは皮肉か。

千木良：多くの後輩のうちの一人。清見を慕う後輩は多く、彼は誰もに平等に接していた。しかし、千木良は少しだけ特別だった。飾らない態度で接してくること、狭い集団の中で少し浮いているようなところ、すぐに切れるつながりであるところ。派手な髪色も好きだったが、コンプレックスである可能性も考えて口に出すことはなかった。

高校３年生の秋に当時の恋人への贈り物を選んでいた途中、キセキ使いに襲われる。歩きながらしていた恋人との電話を切った直後に殺された。

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