蜂谷 明胤
プレイヤー:きじまさん
- 種別
- オーナー
- ネガイ
-
- 表:
- 功名
- 裏:
- 功名
- 耐久値
- 23=(12+7+4)
- 作戦力
- 10=(4+4+2)
ヒトガラ
| 年齢 | 25 | 性別 | ? |
|---|---|---|---|
| 過去 | 富める者 / 地位は約束されていた。うつくしい世継ぎを残すというだけの役目が。 | ||
| 経緯 | 売り込み / 実家で朽ちゆく事に耐えられなかった。少女の死をきっかけにキセキ使いの存在を知り、組織へ自分を売り込んだ。 | ||
| 外見の特徴 | 特徴的な目 / 蜂谷家の「男」は代々、美しい目をしている。座敷牢で痩せこけ、死んでいった父親も、また。 | ||
| 住居 | 施設内 / 現在はSIDの保護施設内で生活している。実家からは逃走中。室内は案外小綺麗。 | ||
| 好きなもの | 自由 / 選択。身体の自由。精神的自由。選択の自由を愛している。 | ||
| 嫌いなもの | 食事 / 当時徹底的に「管理」されていた事もあり、厳密には食事を他人に決められる事が異常に嫌い。概ね、自分で何かしかの手配をする。やや病的。 | ||
| 得意なこと | 芸術 / 「美術部だったんだよ。これでも。」 絵画、音楽、「狭い空間で可能な事」の芸事はある程度身に付いている。 | ||
| 苦手なこと | 買い物 / 金銭感覚に難あり。元々苦労していなかった事もあってか、物価に疎く、当時は困ったらしい。「必要な分だけ稼げばいいよね。」という感覚で隙間時間に金を工面しているらしい。 | ||
| 喪失 | 味覚 / 味を感じない。食感は生きているのと、痛覚としての辛味は辛うじて感じるので、やや辛い物を口にしがちかもしれない。 | ||
| ペアリングの副作用 | 恐怖症 / 閉所への拘束を極度に嫌う。「強化に伴って、より【恐怖】も増強されたんじゃないかな」、とは本人談。 | ||
| 使命 | 隷属からの脱却 / 今の蜂谷にとって、汐見理沙こそが、最後の心残りだった。稼働の終幕まで見届けた末に、全てから逃げおおせる事。それを完遂する日を何よりも心待ちにしている。 | ||
| 所属 | SID | ||
| おもな武器 | ボウガン | ||
パートナー:
- プレイヤー
- 年齢
- 性別
- ネガイ(表)
- ネガイ(裏)
- リリースの方法
マーカー
- 位置
- 色
- 相手からの感情1
- 相手からの感情2
- 最初の思い出
キズナ
| 物・人・場所など | 感情・思い出など | ヒビ | ワレ | |
|---|---|---|---|---|
座敷牢
| 悍ましい記憶。父親の媚びるような目が、自分を見ている。暗がりの中で爛爛と光るその目が最も恐ろしかった。奈落を知っているからこそ、自由を求めている。ずっと。
| |||
一冊の本
| 聞いた事のない作家の詩集。汐見理沙から譲り受けたもの。遠くへ落ち延びた青年が、故郷を顧みるという内容で様々な景色が綴られている。感想はまだ彼女に伝えられていないままの代物。
|
キズアト
なし
設定・その他メモ
蜂谷 明胤。ほうたに-あきつぐ。25歳、日本人。
「あたしに性別はないの。今はね。」と告げる人間。身体性別は男性、性自認も男性であるが、女性口調で話す。
一人称:あたし 二人称:パピー(対ハウンド)、あなた
因習の残る大家で育った青年。
蜂谷家の男は16歳の誕生日を迎えると同時に幽閉され、うつくしい一族の贄になるのが慣例であった。
殆ど男性の産まれない家系で、代々、当主は必ず女性が務めていた。幽閉された男は外部からやって来る美しい女と「交配」し、蜂谷家の血筋が絶えないように品種改良されていく。
厳密には、「殆ど男性が産まれない」訳ではない。容姿に秀でない者は成長しきる前に「間引かれる」だけの話である。
そうした意味では明胤は幸運だっただろう。
習わしで「女学院に」通っていた。
曰く、外部の「男」と接触させて変質させる訳にはいかないという事で、他の姉妹に紛れて入学していたようだ。
当時は髪も長く、「あきら」と名乗っていた。
基本的に利己的な性質を自認している。「他者を利用し、自分の欲を満たそうとする。結局、あたしも蜂谷の家の人間なのよね。」
生い立ちから逃れたいという感情が何よりも強いが、「あの家の名残」として、女学院に居た頃の口調を続けている。
【NPC:汐見 理沙について】
呼び名は「あの子」。対汐見理沙の場合は「理沙さん」。
事件以前は、よく「自習室で遭う間柄だった」とは蜂谷談。
体育の授業を常に欠席する自分と、保健室登校らしき彼女はよく、別室で自習をしていた。
毎週、決まった時間に遭う彼女と本の貸し借りをはじめたのがいつだったかはよく覚えていない。
教室の中では透明だった彼女と、半端に仕切りを隔てていた自分と。どこか、親近感のようなものを感じていたのは確かだった。
本来の性別の事も、家の事も知らないだろう。何せ、自分もまた、そんな事は彼女に聞かなかったから。
彼女が特別になったのは、その「死後」である。
ある日、椅子がひとつになっていた。手元には「来週返すね」と彼女から渡された本が1冊だけ残った。
幸いにも、「お役目」を果たすまでにある程度の資産の自由はあったのだ。一点の疑念を根拠に、金で雇った情報屋を通じて、「キセキ使い」の存在を知る事となる。
情報を掴み、真っ先に考えたのは――「この情報を元にすれば、自分は役目から逃れられるのではないか?」ということ。
事実、目論見は上手くいった。SIDの施設内の椅子に、当時15歳の明胤は居場所を確保したのだ。
しかしながら、罪悪感とでも呼べるような靄が、生活に影を落としている。