ゆとシートⅡ for KIZ(キズナバレット) - ゆと工公式鯖

シウ(篠寧 愁雨) - ゆとシートⅡ for KIZ(キズナバレット) - ゆと工公式鯖

シウ(篠寧 愁雨)(ささね しゅう)

プレイヤー:

明るい青空からさっと大雨が降って、あっという間に止んだ後―――一体どれだけの人間が、『雨が降った』ことを覚えとるもんなんやろな

種別
ハウンド
ネガイ
表:
守護
裏:
享楽
耐久値
43=(18+13+6+6)
作戦力
3=(1+1+1)

ヒトガラ

年齢25 性別
過去 不満足/強く、正しく、人を扶くそれこそが、決して満たされることのない、己の悦び。
遭遇 娯楽施設/遊園地のヒーローショー。観客を避難させたステージで、ただひとりキセキ使いと対峙した。
外見の特徴 メインカラー/常に羽織っているジャケットの色は、真っ赤に燃える正義の血潮。
ケージ 整然/生きとる頃は、部屋片づけるの苦手じゃったんで。忙しゅうしとったからな。
好きなもの 飲み物/学生の頃、差し入れでよく貰ったクエン酸ドリンク。同期はあまり好んでいなかった。
嫌いなもの 食べ物/胃に悪いので揚げ物が苦手。爺臭いとよく言われたもの。
得意なこと 運動/アクション俳優兼スーツアクター。身のこなしはお手の物。
苦手なこと 芸術/手先は全体的に不器用。唯一の例外は料理。
喪失 感覚/色盲。
リミッターの影響 ネガイの抑制/ヒーローは、自己満足のために人を助けちゅう生き物やないでな。
決意 貫く/自分のネガイが正しくなくとも、誰かのヒーローになれるなら。
所属 SID
おもな武器 ヒーローソード

パートナー:古賀 利惠(こが りえ)

プレイヤー
年齢
27
性別
ネガイ(表)
究明
ネガイ(裏)
守護
リリースの方法
オーナーの『アクション!』の合図

マーカー

位置
手の甲
相手からの感情1
尊敬
相手からの感情2
信頼
最初の思い出
ペアリングして最初に食事を摂る。署内の調理室を借りて、さあ、何を作ろうか。

アナザー:秤 黎斗(はかり くろと)

プレイヤー
クラニア
年齢
46
性別
ネガイ(表)
正裁
ネガイ(裏)
善行

マーカー

位置
相手からの感情1
嫌悪
相手からの感情2
安らぎ
協定
線引き/お互いの正義にだけは干渉しない

キズナ

物・人・場所など 感情・思い出など ヒビ ワレ
片足のないヒーローフィギュア
幼い頃、事故に遭いかけたところを通りすがりの人に助けられた時に壊れたもの。ヒーローを志すきっかけ。
子どもたちと撮った写真
ヒーロー戦隊のファンイベント。自分が子どもたちに笑顔を届けていたという確かな証。
新聞記事
1面に取り上げられた、遊園地でのテロ事件。副見出しは『遊園地の惨劇、来場客を守ったヒーロー』。
シウ特製和定食
古賀、秤と摂った初めての食事。お近づきの挨拶代わり。
持ち寄り映画パーティー
どれを持っていくか厳選しないとな~!かっこいい奴がいいよな!(古賀)

傷号

1
[銀呪の瞳]

キズアト

《銀呪の瞳》
ドラマ ヒトガラ タイミング 対象 制限 解説
影響:嫌悪妄想 調査 自身 シナリオ1回 調査判定に+1d
決戦 タイミング 対象 代償 制限 解説
解説参照 エネミー 【耐久値】8 シナリオ1回 エネミーがロールしたダイスを3個まで選び反転させる(残響戦技、取得:作成のキセキには使用不可)
《空の手繋ぎ》
ドラマ ヒトガラ タイミング 対象 制限 解説
苦手:両手を塞ぐ 解説参照 自身 シナリオ1回 調査判定失敗時、励起値1点上昇
決戦 タイミング 対象 代償 制限 解説
ダメージ軽減 自身 なし シナリオ1回 タイミング:ダメージ軽減の<戦技><キズアト>を追加で2種類使用。代償は消費する
《甘美な傷口》
ドラマ ヒトガラ タイミング 対象 制限 解説
好き:自分の傷口 解説参照 自身 シナリオ1回 調査判定失敗時、励起値1点上昇
決戦 タイミング 対象 代償 制限 解説
解説参照 単体※ 【励起値】2 ラウンド1回 ダメージ算出後、対象に与えられるダメージを自身に変更、バレットの場合はダメージ5点軽減

設定・その他メモ

シウは愛称。
愁雨は寂しさを感じさせる雨のこと、音にすると「シュウウ(=驟雨)」。
驟雨は突然降ってすぐに止むにわか雨のこと。類語は「村雨」。



≪本物の『ヒーロー』になった青年≫

ヒーローに憧れ、ヒーローになった岡山出身の売れっ子アクション俳優。
幼少期に事故に遭いかけた自分を救ってくれた通りすがりの誰かに『理想のヒーロー』を見出し、その姿に憧れてヒーローを志すようになる。
体育大学卒業時に受けたオーディションに合格し、戦隊ヒーローのレッドに抜擢されたことで鮮烈なデビューを果たした。

各地でイベント出演を行っている一環で訪れた休日の遊園地で、イベントステージに集まる家族連れを狙ったキセキ使いの襲撃を受ける。
ステージ上から誰よりも先に異常に気付いた篠寧は、子どもたちを過度に怯えさせないよう演出を装って迅速な避難を促し、最小限の犠牲で被害を食い止めた。
人気俳優の悲劇的な死と、出来過ぎなほどに英雄然とした最期は、しばらくの間多くの人間の語り草となった。


これが、事実として知られる「篠寧愁雨」という男の人生である。



≪享楽性英雄中毒≫

はじめは、本当に純粋な憧れだった。
自覚した「はじめて」は、クラスメイトの女の子だった。
転んで泣いてしまったその子の周りに、先生の姿は見当たらなくて。手を引いて行った保健室で、保健の先生が戻ってくるまで彼女を励まし続けたときに貰ったそれ。

『シウくんはやさしいね、ありがとう』
そう言って、笑ったから。

その劇薬が、幼い夢を焼き尽くした。
甘かった。心地よかった。爪先からてっぺんまで突き抜けるようなシグナルが奔った。

誰かを助ける。感謝が返ってくる。目の前の人間が笑う。
そのサイクルが何よりの快楽なのだということを、知ってしまったから。
きっとその日から、憧憬に近づくための努力は、より自分の欲を満たすための研鑽に変わったのだと思う。

だから、あの日。自分の人生における「最後」に相当する日。
直接この手で、たくさんの命を救ったこと。それに付随するたくさんの感謝。涙。笑顔。入り混じった色々。
『救えた』事実は、自分にきっと人生で最も大きな幸福をもたらして。



何も覚えていない今も、『無類の悦び』があった事実の残滓だけがあって。
求めても求めても満たされきれないそれが欲しいという欲望を、銀色の瞳の下に押し込んで。

今日も、色のない赤を纏う。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 成長 GM 参加者
キャラクター作成
初期成長 耐久値+2
初期成長 耐久値+2
1 20231118 真輝の決闘 耐久値+2 渡辺 久保山丹澤

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