嶋枝 千世
プレイヤー:もりを
- 種別
- ハウンド
- ネガイ
-
- 表:
- 究明
- 裏:
- 破壊
- 耐久値
- 37=(18+5+6+8)
- 作戦力
- 7=(1+5+1)
ヒトガラ
| 年齢 | 12 | 性別 | 女 |
|---|---|---|---|
| 過去 | 見慣れた病室と、薬の匂い。病に人生を縛られてきた。 | ||
| 遭遇 | 特別に外出許可を得て家族と花畑を見に行った時、両親の目の前で殺された。 | ||
| 外見の特徴 | 通うことの出来なかった中学校の制服を着ている。 | ||
| ケージ | 同居:病院暮らしだった子供がまともに一人で生活出来るわけない! | ||
| 好きなもの | お散歩。ハウンドの肉体は健康そのものなので、動き回るのが楽しくて仕方ないらしい。 | ||
| 嫌いなもの | 消灯時間。寂しくなっちゃうから。 | ||
| 得意なこと | スケッチ。病院内を散歩している時に見つけた綺麗な花だったり、病室から見える夕焼けだったり。外に行けない分、よく写真も写生していた。 | ||
| 苦手なこと | ナースコールを押す(変だと思った時にすぐ人に頼る)こと。 / 昔を思い出すこと。だって記憶のどこにも、「お姉ちゃん」の姿はないの。ごめんなさい、ごめんなさい…。 | ||
| 喪失 | 行為:自分の姿を見る。それは鏡でも、水面でも、街中のショーウィンドウでも。 | ||
| リミッターの影響 | 不安定:追われてるみたいな焦燥感。だれかの視線を感じる気がする。リリース時は解放感からか好戦的になる。 | ||
| 決意 | 楽しむ:最期まで人生を楽しむこと! いろんなものを見に行きたいな。 | ||
| 所属 | SID | ||
| おもな武器 | でっかい剣 | ||
「お姉ちゃんに任せて」
パートナー:木佐 静紅
- プレイヤー
- かずのか
- 年齢
- 19
- 性別
- 女
- ネガイ(表)
- 正裁
- ネガイ(裏)
- 守護
- リリースの方法
- 抱きしめてもらう
マーカー
- 位置
- 首
- 色
- 緑
- 相手からの感情1
- 執着
- 相手からの感情2
- 安らぎ
- 最初の思い出
- あのね。お父さんとお母さんが居るお家へは帰れないって聞いた時、わたしはとっても悲しかったの。
だけどね、あなたが手を引いて、お家に招待してくれた。だからわたしも、寂しくないよ。あなたを寂しくもさせないよ。
────それから、「お姉ちゃん」って呼ばせてくれて、ありがとう。
きっとさいごまで、よろしくね。
キズナ
| 物・人・場所など | 感情・思い出など | ヒビ | ワレ | |
|---|---|---|---|---|
両親と見に行った花畑
| 菜の花、綺麗だったなぁ
| ✔ | ✔ | |
絵本を作る約束
| 絵をあげたら喜んでくれたの。今度は一緒に作れるといいな
| ✔ | ✔ | |
白いリボン
| 「きっと似合うと思うから」だって……!えへへ。持ってたらなんだか強くなれた気がするの。……剣に結んでおこうかな?
| ✔ | ||
包丁で切った傷
| 包丁も剣も似てるから、頭の中の知識で上手に切れるのかな……って、おもったの。でも失敗しちゃった……包丁の使い方、もっとお勉強するね……っ
| ✔ | ✔ | |
約束の言葉
| わたしたちは「二人でひとつ」。……最期まで信じてる、わたしのお姉ちゃん。
| ✔ | ✔ | |
次の誕生日
| お菓子作りを練習して、とびっきりのケーキでお姉ちゃんをお祝いしてあげるの。がんばるぞ、お〜…!
| |||
まっしろなテディベア
| お姉ちゃんがくれた、ふわふわのぬいぐるみ。お姉ちゃんがしてくれるみたいに、一緒に過ごして、色んなところに連れて行ってあげたいな……!
| |||
一緒に買ったカメラ
| このカメラでたくさんお写真を撮って……わたしたち姉妹の、この世に一つだけのアルバムを作るの!
| |||
お揃いの髪型
| うん。わたしは妹、お姉ちゃんの妹。何回忘れても、変わらない!
| |||
殴った感触
| 思ったより軽い。のに、血がだらだら。あ〜あ、お姉ちゃんって生きてるんだ。
| |||
指切り
| 絶対に置いていかないからね。……指切った。
|
キズアト
| 《猫の歩調》 | |||||
| ドラマ | ヒトガラ | タイミング | 対象 | 制限 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|
| 苦手:じっとする | 解説参照 | 単体 | ドラマ1回 | 対象が[調査判定]を行なった直後に使用する。「苦手なこと:じっとする」をロールプレイすること。その後、あなたは対象がロールしたダイスから1個を選び、出目に+1する。自身不可。 | |
| 決戦 | タイミング | 対象 | 代償 | 制限 | 解説 |
| 開始/終了 | 自身 | 【励起値】 | シナリオ3回 | 他の[タイミング:開始]、もしくは[タイミング:終了]のくキズアト>やく戦技>と同時に使用可能。あなたは即座に[スイッチ]を行なう。 | |
| 《残花の一輪》 | |||||
| ドラマ | ヒトガラ | タイミング | 対象 | 制限 | 解説 |
| 苦手:孤独 | 調査 | 単体 | ドラマ1回 | 対象が[調査判定]を行なった直後に使用する。「苦手なもの:孤独」をロールプレイすること。その後、あなたは対象がロールしたダイスから1個を選び、出目に+1する。自身不可。 | |
| 決戦 | タイミング | 対象 | 代償 | 制限 | 解説 |
| 解説参照 | 単体※ | 【励起値】2 | ラウンド1回 | [ダメージ算出]の直後に使用する。対象に与えられるダメージをあなたに変更する。対象が[バレット]の場合、受けるダメージを5点軽減する。自身不可。 | |
| 《無痛の人形》 | |||||
| ドラマ | ヒトガラ | タイミング | 対象 | 制限 | 解説 |
| 喪失:痛覚 | 調査 | 自身 | シナリオ1回 | あなたが「喪失:痛覚」をロールプレイした【調査シーン】で使用可能。あなたが行う[調査判定]に+1Dする。 | |
| 決戦 | タイミング | 対象 | 代償 | 制限 | 解説 |
| 《円環依存》 | |||||
| ドラマ | ヒトガラ | タイミング | 対象 | 制限 | 解説 |
| 好き:パズル | 解説参照 | 単体 | ドラマ1回 | 対象が「調査判定」を行った直後に使用する。「好きな物:パズル」をロールプレイすること。その後、あなたは対象がロールしたダイスから1個を選び、出目に+1する。自身不可。 | |
| 決戦 | タイミング | 対象 | 代償 | 制限 | 解説 |
| 戦闘不能 | 自身 | 【励起値】3 | シナリオ1回 | あなたは「戦闘不能」を即座に回復する。さらに【耐久値】を10天蓋まで回復する。 | |
設定・その他メモ
「あのね。
たとえ期限付きだったとしても……精一杯生きたいなって、おもうの」
「だって、見れなかったものばっかり。
やりたかったことが、たくさんあるの!」
/
「ずるい。ずるいよ。みんな、ずるいよ……っ」
「わたしをおいて、生きないで」
「……ち、ちがう。そんなこと、おもってない。
そんな……こんな……っ」
────
難病を患っており、人生のほとんどを病室で過ごしてきた。
病室の窓の向こうに見える人々を、羨ましそうに静かに眺める。「健康な肉体と平凡な生活」は、彼女の憧れだった。
世間知らずで、好奇心旺盛。滅多に外に出られない分、インターネットや本などで綺麗な街や景色の写真を集めては楽しんでいた。
それが転じて、写生が趣味になったらしい。
絵を描く為だけに遠出することなんて、当然許してもらえなかった。代わりに、病室から見える夕焼けを描いてみる。院内の庭を散歩して、咲いている花をスケッチしていた。
ハウンドになってからは、通うはずだった中学校の制服を好んで着ている。
生前はとても通えるような容態では無かったため、ほとんど着ることは無かった。
着れるようになってよかったね!
制服の上にぶかぶか白ジャケットを羽織っている。なんかかっこいいやつ。
ハウンドとして健康な身体を得られたことを喜んでいる。今まで写真でしか見られなかった場所ぜんぶに行ってみたいし、この目で見てスケッチしたいよ!
この命には期限があって、いつか自分はもう一度死ぬということを理解している。それでもせめて、生前やり切れなかったことを果たすんだ、と意気込んでいる。
ごくたまに一人称が「千世」になる。子供っぽいから直そうとしているみたい。
でっかい剣は多分折りたたみ式。アタッシュケースに入れて持ち歩いている。取り出して操作するとなんかこうガシャガシャ音を立てながら変形するんだと思う。
────
特別に先生から外出許可を貰った日。
綺麗な花畑の真ん中で、キセキ使いに殺された。
それは、ちょうど花畑を背景に彼女を写真に収めようと、両親が少し遠くでカメラを構えていた瞬間のことだった。
シャッターを切ろうとする両親の目の前で、突然彼女は殺される。自分に手を伸ばそうとする両親の姿を最後に、ぷつりと意識を失った。
そのため、両親が生きているか死んでいるか彼女は知らない。「生きて、元気に過ごしてくれていたらいいな」とよく寂しそうに笑っている。
実際はもちろん死んでいます!
────
心の奥では、健康に生活している「普通の人々」や、同じ病院で仲良くなったものの、自分を置いて退院していった「友達のみんな」に対して強い嫉妬を抱えている。
わたしは治らない病気なのに、みんなは元気になれるんだね。
本人も自覚していない、というより意識的に気づかないようにしている。
健康な人たちが妬ましい、ずるい、許せない。
お父さんとお母さんが元気にしてたらいいな、なんてそんなの嘘だし。
白くて寒いあの病室で、一人で死にたくなんかない!
だから大事なものはみんな連れていきたいなんて、口が裂けても言えないのだ。
鏡を見ているともう一人の自分が話しかけてきて、しまい込んだ本心を暴こうとしてくる。だから鏡は嫌い。
街中のショーウィンドウもあんまり得意じゃない。眺めていて、ふとそこに映る自分と目が合うのが怖いから。
────
生きるのに執着しているのに、命の猶予は認識してしまっているし、ずっと前から諦めもついてる。
自分が死ぬことが分かっているからこそ独りで死にたくなくて、最終的に他人を巻き込みたくなる。
みんなで死ねば寂しくないよね〜?
そういう自分の醜い本心が嫌で、「もう一人のわたし」とか言って突き放してみたりしている。
────
履歴
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
わたし(たまに「千世」) / あなた
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「あのね。たとえ期限付きだったとしても……精一杯生きたいなって、おもうの」
「だって、見れなかったものばっかり。
やりたかったことが、たくさんあるの!」
「うん。千世、がんばるね……あっ、わ、わたし!」
────
「中学校、通えないまま死んじゃったの。
……えへへ」
「たぶんね、諦め、ついてるの。ずっと前から、最初から。だからこそ、今を大事にしたいんだよ」
────
「おとうさんとおかあさん、置いてきちゃったの。
……元気にしてるかなあ、会いたいなあ」
「おこづかいであげた菜の花のキーホルダー、まだ持っててくれてる……かな?」
「菜の花の花言葉はね、『元気いっぱい』なの。
ふたりには、この先も元気でいてほしかったから。
……ね」
────
「病気が治って、学校に行けたらね。
わたし、陸上部に入ってみたかったの」
「お日様の下を、かっこよく駆け抜けるの!
とっても気持ちいいんだろうなあ、って」
「こんな風に身体を動かせるなんて……
ほんとうに、夢みたい!」
────
「よろしくお願いします、おねえさん……え、えっ?
おねえちゃんって、呼んで欲しい?」
「……よ、呼んでも、いいの? 本当に?」
「お、お……おねえ、ちゃん……っ!」
「おねえちゃん、一緒に絵本を作ってみない?
挿絵はまかせて、得意なの!」
────
「あのね。わたし、ほんとうに嬉しいんだよ。
誰かに違うって言われても……わたしはこれを、奇跡だって思うの」
「ごめんね。わたしはわたしの願いのために……
あなたの奇跡を、壊すね」
────
「ずるい。ずるいよ。みんな、ずるいよ……っ」
「わたしを置いて、生きないで」
「……ち、ちがう。そんなこと、思ってない。
そんな……こんな……っ」
────