阿波根 沙音
プレイヤー:モスクワ
『大切な思いでが欲しい、たとえ何時か泡と消えるとしても』
- 種別
- ハウンド
- ネガイ
-
- 表:
- 復讐
- 裏:
- 奉仕
- 耐久値
- 35=(18+11+4+2)
- 作戦力
- 5=(1+2+2)
ヒトガラ
年齢 | 16 | 性別 | 女 |
---|---|---|---|
過去 | 虚弱体質/15歳の終わり、重病を患い運動が出来なくなる。 | ||
遭遇 | 移動中/ドナーが見つかって、手術のための移動中に発生。 | ||
外見の特徴 | 髪飾り/イルカの飾りがついた髪留め | ||
ケージ | 殺風景/今の自分に必要なものがわからない。 | ||
好きなもの | 運動/水泳、海で泳ぐのが好きだった。 | ||
嫌いなもの | 思考/考えをまとめるのが苦手、身体を動かしているほうが好き。 | ||
得意なこと | 運動/水泳、いつか世界で競いたかった。 | ||
苦手なこと | 勉学/運動ばかりで勉強はてんでしてこなかった。 | ||
喪失 | 行為/水泳・笑顔(以前は好きだったはずなのに、どうしても出来ない) | ||
リミッターの影響 | 幻聴/音がする、あの頃はいつも聞いていた海の音。 | ||
決意 | 探す/まだ存在してる意味、したかったこと。恋。 | ||
所属 | SID | ||
おもな武器 | 槍 |
「生き残るコツ? 自分を特別と思わないことだ」
パートナー:村雨慎
- プレイヤー
- MegR
- 年齢
- 47
- 性別
- 男
- ネガイ(表)
- 破壊
- ネガイ(裏)
- 破壊
- リリースの方法
- 手を重ねる
マーカー
- 位置
- 手首
- 色
- 黒
- 相手からの感情1
- 束縛
- 相手からの感情2
- 憎しみ
- 最初の思い出
- ペアリングを終えたキミたちは、親睦を深めるため水族館へと出かけた。うまく話せずぎこちない時間を過ごすキミたちだったが、突如として重要人物を狙った襲撃というトラブルに見舞われる。ハウンドの天才的ひらめき(水族館の構造を知っていた)で危機を乗り越えたキミたちは、疲れた足を引きずって帰途につくのだった。
---
ペアリングが完了した後、ちょうど作戦の隙間ということもあって自由時間を得た。
行きつけの美術館に連れていかれた、ちょうど休館で隣にあった水族館へ行けたのは美術のわからない自分には良い事だった。
何が面白いんだという顔のオーナーの横で水槽を眺めた、水の中を泳ぐ魚を見て取り戻せない日々を懐かしく思った。
そこへ、突如轟音と悲鳴が響き渡った。逃げ惑う人の中に、SPに囲まれた初老の人物が見える。政治家の顔なんて元々覚えてもなかったけど、まったく知らない人だった。
すぐさま懐から銃を抜いて水槽を壊そうとするマスターを見て、すぐさま止めた。
自分と違ってゆらゆらと泳いでる彼等を死なせたくなかったから。
必死で考えて水族館の地図を思い出して移動経路や挟撃地点を瞬時に割り出した。
時間のロスはそう多くなさそうだ、悪い考えじゃないとオーナーは言った、評価して貰えたのかわからないけど、少し嬉しかった。
そうして作戦決行。テロリストはなんとか掃討して、ガラスの向こうのあの子達も無事だった。
たぶん、このオーナーと過ごす残り時間は悪くないかもと、そう思った。
キズナ
物・人・場所など | 感情・思い出など | ヒビ | ワレ | |
---|---|---|---|---|
中学最後の水泳大会
| 楽しかった、誇らしかった記憶。
| ✔ | ✔ | |
オーナーとの最初の任務
| 自分の失敗をオーナーに取り返させてしまった記憶、けど信頼出来る相手だと思った瞬間。
| |||
コーヒー
| 舌に広がる痺れに似た苦味は、過去を飲み干す強さになるのか。
| |||
オーナーからの平手打ち
| 痛み。期待を裏切った痛み、けれどそれは嬉しくもあって。
|
キズアト
《氷情》 | |||||
ドラマ | ヒトガラ | タイミング | 対象 | 制限 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
喪失:笑顔 | 常時 | 自身 | なし | [パートナーのヘルプ]を受ける場合、その効果で増える出目に+1する。 | |
決戦 | タイミング | 対象 | 代償 | 制限 | 解説 |
常時 | 自身 | なし | なし | 攻撃の【威力】+1。 |
設定・その他メモ
明るい褐色の肌に健康的に引き締まった四肢、運動少女らしいその容姿に対して彼女の表情は感情に乏しい。
かつて明るく社交的だった人格は死亡時のショックとリベル投与により幾らか希薄なものとなっている。
自分から全てを奪ったキセキ使いを憎悪しており、彼等への復讐のために戦いに身を投じている。
誰に対しても従順で実直だが、オーナーに対しては少し甘えた所があり、懐いているのが伺える。
阿波根 沙音は海が好きだった。
彼女の両親は砂浜で出会い、その海に惚れ込んで海沿いの町に移住し、そこで沙音を産んだ。
両親の愛した海へと彼女は幼い頃から足繁く通い続けた、そのせいか彼女はまるで水の中に居るほうが自然かのように泳ぎに長け、その優れた才能に周囲が気づくのはすぐのことだった。
教師のすすめで出た水泳大会で彼女の泳ぎに追いつけるものはほどいなかった、その後出た県大会でも、全国ですらも優勝した。
いつのまにか周囲からオリンピック選手になるんじゃないかと期待され、両親も誰もが彼女のことを応援してくれた。彼女の夢は水泳選手になった。
周囲の期待に応えるために、そして何よりも水泳が大好きだったから、彼女は懸命に励んだ、誰もが彼女の将来を疑わなかった。
けれど14歳の夏、もう推薦校すらも決まっていた順風満帆な彼女の人生は一変する。
数百万人に一人とも言われる奇病、骨髄の異常による下半身麻痺と免疫の低下によりその夢は突然断たれた。
身体の自由が利かなくなり、才能を失った彼女の周囲からは少しずつ人が離れていった。
何よりも愛していた海を失ったことが彼女を苦しめたが、それでも夢を諦めることはなかった。
両親の懸命な活動と彼女自身の努力の結果、16歳の夏に奇跡的にドナーが見つかり、彼女の将来へ一筋の希望が繋がる。
彼女はすぐに都内で手術を受けるために県の病院から移送されることとなった、もう一度海を泳ぐための旅が始まる──・・・はずだった。
だが、彼女を移送した船はキセキ使いの事件に巻き込まれ、その命は絶たれた。
ハウンドとして蘇った彼女はリベル投与の結果、以前の病気を克服した。
だが死亡時の環境による影響か、あるいはリベルからの影響か、泳ぐことに強い忌避感を覚えるようになった。
大好きだったものを全て失った彼女は、それを奪ったキセキ使いとの戦いに身を投じる、彼等に復讐するために。
それだけが生き返った自分に残されたネガイであるかのように。
けれど本当に彼女が願うことは別にある
それはひたすら水泳に打ち込んで生きてきた彼女が出来なかったこと
ただ普通の少女なら、きっと皆していること
・・・・──恋をしてみたい、そんな小さな願い
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 成長 | GM | 参加者 |
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1 | 6月11日 | 「キリング・ナイト」 | 耐久値+2 | そると |