金髪。クソデカアホ毛とポニテがトレードマーク。赤と白のメッシュが入っている。
基本シャツとズボンでカーディガンを腰に巻いてる。なんかカッコいいので。
指出しグローブを常に着用している。なんかカッコいいので。

せっかち気味で回りくどいことが嫌い。ちょっと子供っぽく見えるが、千里本人は誰かから頼られるとすごい喜ぶ。珍しいもの、新しいものが好き。やや見栄っ張り。
正義感が強い。特に下のランクを差別するオーヴァードに対して後先考えず突撃してはっ倒しにいく。殺してやるぞたかのり。
アーちゃん大好き。友達みんな大好き。
基本的には年齢相応の精神性ではあるが武芸者としてはシビアな価値観を持っており、かなりストイックな目線で自分やライバルを見ている。

腕より脚の方が筋肉が強いと昔本で見たので蹴り技をメインにして戦っている。通称《爪》と呼ばれる真空の刃を脚に出現させ、脚力も込みで敵を装甲ごとぶった斬るストロングスタイル。
《爪》の応用性はかなり高く、形状変化に加え、飛び道具のように扱うこともできる。
ハヌマーンの速度を活かしたヒットアンドアウェイ戦法を得意とし、風による3次元機動も混ぜた動きで自分のペースを相手に押し付ける。
自分の能力についてはかなり詳しく把握しており、戦闘時は普段の言動からはいまいち想像しにくいトリッキーな戦術を取ることもある。

・"雷神狼牙(ガオウクオバルデ)"雨田隆朔と双璧を成す、第10学区最強格のSランカー。
およそ真逆といっていい思想を持つことから隆朔とは犬猿の仲ではあるが、お互いその実力は認めている。
ただ、軽い小競り合いが起こったことはあれど2人が全力で戦ったことは一度もないため、雨田を支持する派閥、断花を支持する派閥の間では常に一触即発の空気が流れている。

追記:アルヴィナに対するいじめが原因で遂に衝突。侵蝕増剤事件の口火を切る出来事だったのもあり、千里が隆朔を下したということは、アルヴィナ率いるチームの強さと共にアカデミアシティに拡散される。

・レネゲイドが原因の変異により通常の人間とはやや異なる、瞬間的な出力や速度に特化した骨格を持つ。例えるならばチーターなどの肉食獣。その代償というべきか、キュマイラにしては若干打たれ弱い。
千里本人もその性質は自覚しており、乱戦になりそうな案件は避け、オーヴァードの不死性になるべく頼らずに攻撃をしっかり回避することを心がけている。アホなのでいざ場面に遭遇すると乱戦どうこうは頭から抜ける。
・小さい頃からUGN関連の施設育ち。昔はそんなに強くなかったけど過酷な修行の末にSランクでも最強格の力を手に入れたタイプ。えらい。

千里の膨大な戦闘訓練のデータを組み込んだ専用の装甲型補助装置。
組み込まれたモルフェウス因子により普段は圧縮されているが、千里の送る特殊なハヌマーンの振動に反応して起動し、ブーツの姿に変形させることができる。
レネゲイドの操作や脚の動きの補助、やや不安定な空中での姿勢制御などを担うが、その最大の特異性はリミッター解除時の継戦能力と侵蝕の増加を代償に可能にした圧倒的な出力増加。
ただでさえ瞬間火力に特化する千里の長所をより伸ばす形となっており、リミッター解除時の戦闘能力はSSランクレベルにまで達する。
しかし、現在の千里の扱えるキャパシティを無理やり突破させるものであるため強力なセーフティが施されており、連続で駆動させられるのは侵蝕にもよるが数十秒〜1分が限界となっており、その後はしっかりとしたインターバルを必要とする。