容姿・経歴・その他メモ

親友がいた

行動力があるが夢見がち、チルドレンの中では自分と同じく落ちこぼれだったが、だからこそ馬が合った。
いつも下手なギターを弾きながら「いつか自分のギターで争いの無い世界を作りたい」と自慢げに語るあいつを見て、バカな夢だなと思っていた。そしてその夢がどうしようもなく眩しく見えた。

その日、あいつは還って来なかった...仲間を庇って逝ったらしい。部屋には遺品のギターだけが残されていた。
気付いたらギターに手を伸ばしていた。あいつの"夢"が消えてしまいそうで怖かったから。

「お前の夢、俺が借りていくよ...」


【経歴】
N市に所属するUGNチルドレン。非常に強大な力を持っており、「出力だけならチルドレンの中でも5本の指に入る」と言われているが、力を恐れるあまりコントロールが上手くできない事で、落ちこぼれ扱いされている。現在はN市西高校に通う傍ら、任務に当たっている。戦闘の際は亡き親友の形見であるギターを構えて戦い趣く。教官や他のエージェントからはふざけているのかと怒られる事も多いが、本人は「ギターを弾くことでレネゲイドコントロールの精度を上げている」と言い張っている。
実際にギターを弾くことで能力が安定したように見えるが、本質的には力を恐れて出力を絞っているだけである。
（通常時の切り札Rock 'n' Roll Beatですら、本来の1/3程度の出力しか出ていない）

【人物】
落ち着いた見た目に抑揚の少ない声色でクールに見られがちだが、本当はかなりの天然ボケ。「いつか自分のギターで争いの無い世界を作りたい」という亡き親友の夢を叶えるため、なぜか戦場でギターを弾きながら戦うなど、ぶっ飛んだ行動がみられる。
親友の夢を借りて戦っているが、自身がしたいこと・叶えたい夢は見いだせていない。

【ギターについて】
音楽の才能があったらしく、元の持ち主より数倍上手く引くことが出来ている。器用で聞いた曲をコピーするのも得意だが、ただ真似をしているだけで魂がこもってないと評されている。ギターを弾くのは親友の夢を叶えるためであり、実は響本人はギターにそんなに関心を持っていない。

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