“極渾晶”環 冴夜
プレイヤー:iVa
「こんなモン、無いに越したことないッスよ」
- 年齢
- 29
- 性別
- 女
- 星座
- 射手座
- 身長
- 167
- 体重
- 潰されたいんスか?
- 血液型
- O型
- ワークス
- 刑事
- カヴァー
- 公安警察特殊犯罪調査室捜査官
- ブリード
- クロスブリード
- シンドローム
- オルクス
- バロール
- HP最大値
- 25
- 常備化ポイント
- 18
- 財産ポイント
- 2
- 行動値
- +3=12
- 戦闘移動
- 17
- 全力移動
- 34
経験点
- 消費
- +173
- 未使用
- 0
ライフパス
| 出自 | いわゆる警察一家 | |
|---|---|---|
| 55:名家の生まれ | ||
| 経験 | 交通安全教室の様子が新聞の小さな記事になったことがある | |
| 37:ニュース | ||
| 邂逅 | 実はお前は人外でしたーなんて、こんなふざけたびっくり箱があってたまるか | |
| 忘却の彼方より | ||
| 覚醒 | 侵蝕値 | 友を、日常を、返してほしかった |
| 憤怒 | 17 | |
| 衝動 | 侵蝕値 | 「これは気に食わないヤツをぶっ潰すための力」 |
| 殺戮 | 18 | |
| 侵蝕率基本値 | 35 | |
能力値
| 肉体 | 1 | 感覚 | 3 | 精神 | 3 | 社会 | 3 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シンドローム | 0+0 | シンドローム | 1+1 | シンドローム | 1+2 | シンドローム | 2+1 |
| ワークス | ワークス | 1 | ワークス | ワークス | |||
| 成長 | 1 | 成長 | 成長 | 成長 | |||
| その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
| 白兵 | 6 | 射撃 | 1 | RC | 交渉 | ||
| 回避 | 知覚 | 1 | 意志 | +1=2 | 調達 | 6 | |
| 運転:四輪 | 2 | 情報:裏社会 | 1 | ||||
| 情報:警察 | 1 |
ロイス
| 関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Dロイス | 亜純血 | ― | (LM73p)バロールを指定。指定シンドロームのピュア制限エフェクトをLv1で取得。このエフェクトは成長不可。指定しなかったシンドロームの100%制限エフェクト取得不可。 | ||||
| 固定 | 先輩 | 信頼 | / | 恐怖 | YE | どうかこのままバケモノにはならんでくださいよ(判定直後:その判定に対するリアクションの達成値は0になる) | |
| 固定 | UGN・N市支部 | 敬意 | / | 腹立つ | OR | ご苦労なことだとは思うがそれはそれとしてアンタ達のやり方は気に食わない(ダメージ直前:ダメージ+5D) | |
| シナリオ | カナ | 庇護 | / | 隔意 | 迷子、だよね……? | ||
| ― | |||||||
| ― | |||||||
| ― | |||||||
メモリー
| 関係 | 名前 | 感情 | |
|---|---|---|---|
| 今でも | 「友達」 | 親愛 | アンタもきっとあの少年みたいに必死だったんだよね。ありがとう。 |
エフェクト
| 種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
| (LV)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
| ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
| 非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
| 緑の鞭/5+1 | 6 | マイナーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 2+1 | ― | |
| (IA106p)白兵武器を作成し装備する。デモンズシードにより最大レベルとコスト+1。 | |||||||||
| C:オルクス/3 | 3 | メジャーアクション | シンドローム | ― | ― | ― | 2 | ― | |
| (EA129p)いつもの | |||||||||
| ディストーション:白兵/1 | 1 | メジャーアクション | 効果参照 | 対決 | ― | 武器 | 2 | ― | |
| (BC65p)エフェクト取得時に〈白兵〉か〈射撃〉を選択。選択技能がこのエフェクトの使用技能となる。このエフェクトを組み合わせた判定は【社会】で振れる。 | |||||||||
| 黒の剣舞/1 | 1 | メジャーアクション | 〈白兵〉〈射撃〉 | 対決 | ― | 武器 | 4 | Dロイス | |
| (UA31p)装備中の同じ技能で使用する武器全ての攻撃力を合計して使用できる。判定ダイス+[Lv+1]。 | |||||||||
| 妖精の手/3 | 2 | オートアクション | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | 4 | ― | |
| (EA100p)追加でクリティカルを発生させる。SrLv回。 | |||||||||
| 要の陣形/3 | 1 | メジャーアクション | シンドローム | ― | 3体 | ― | 3 | ― | |
| (EA97p)このエフェクトを伴う行動の対象を「3体」に変更する。SrLv回。 | |||||||||
| 時間凍結/1 | 1 | イニシアチブ | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 5 | 80% | |
| (EA33p)イニシアチブプロセスにメインプロセスを行う。 | |||||||||
| 灰色の庭/3 | 2 | セットアッププロセス | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | 2 | ― | |
| (EA32p)そのラウンドの間、対象の行動値-[Lv*3]。 | |||||||||
| 謁見の魔 | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 範囲(選択) | 至近 | ― | ― | |
| (BC57p)周囲の重力を高め、範囲内の人物を地面に伏せさせる。特定の人物のみ行動を許すこともできる。エキストラにのみ効果。 | |||||||||
コンボ
晶出:懐古
- 組み合わせ
- 《緑の鞭》
- タイミング
- 技能
- 難易度
- 対象
- 射程
- 侵蝕値
- 3
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- +24
- 100%以上
- +26
ウォーデンソーン、エンチャント、リーサルシャイン前提。
間隙掌
- 組み合わせ
- 《C:オルクス》+《ディストーション》
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 白兵
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 20m
- 侵蝕値
- 4
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 3+2
- 7
- 6+3
- 24
- 100%以上
- 3+2
- 7
- 6+3
- 26
- 3+2
緑の鞭、警察手帳、強化ビジネススーツ前提。【社会】判定の白兵攻撃。
無隙掌
- 組み合わせ
- 《C:オルクス》+《ディストーション》+《黒の剣舞》
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 白兵
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 20m
- 侵蝕値
- 8
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 3+2+2
- 7
- 6+3
- 48
- 100%以上
- 3+2+3
- 7
- 6+3
- 52
- 3+2+2
緑の鞭、警察手帳、強化ビジネススーツ前提。【社会】判定の白兵攻撃。
六罅崩律
- 組み合わせ
- 《C:オルクス》+《ディストーション》+《黒の剣舞》+《要の陣形》
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 白兵
- 難易度
- 対決
- 対象
- 3体
- 射程
- 20m
- 侵蝕値
- 11
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 3+2+2
- 7
- 6+3
- 48
- 100%以上
- 3+2+3
- 7
- 6+3
- 52
- 3+2+2
緑の鞭、警察手帳、強化ビジネススーツ前提。【社会】判定の白兵攻撃。
結晶:非合理
- 組み合わせ
- 《妖精の手》
- タイミング
- オートアクション
- 技能
- 難易度
- 対象
- 射程
- 侵蝕値
- 4
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
追加でクリティカルを発生させる。
夜想曲
- 組み合わせ
- 《灰色の庭》
- タイミング
- セットアッププロセス
- 技能
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 単体
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 2
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- -6
- 100%以上
- -9
そのラウンドの間、対象の行動値を下げる。
無言歌
- 組み合わせ
- 《時間凍結》
- タイミング
- イニシアチブ
- 技能
- 難易度
- 対象
- 射程
- 侵蝕値
- 5
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
イニシアチブプロセスにメインプロセスを行う。
| 武器 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 命中 | 攻撃力 | ガード 値 | 射程 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 緑の鞭 | 白兵 | 〈白兵〉 | 0 | Lv*2+12 | 1+4 | 20m | (IA106p)ウォーデンソーン、リーサルシャイン適用済み。 |
| 防具 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 行動 | ドッジ | 装甲値 | 解説 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 強化ビジネススーツ | 14 | 0 | 0 | 3 | (IA44p)【社会】判定の達成値+2。 |
| 一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|
| ウォーデンソーン | 25 | 一般 | (IA90p)あなたが使用する《緑の鞭》の攻撃力+7、ガード値+4。また、作成数をふたつにする。 | ||
| デモンズシード | 3 | 一般 | (IA64p)指定:《緑の鞭》 指定エフェクトの最大レベル+1、コスト+1。 | ||
| 警察手帳 | 5 | エンブレム/一般 | (IA168p)【社会】の判定達成値+1 | ||
| エンチャント | 10 | カスタマイズ/一般 | (IA49p)改造元:《緑の鞭》 指定エフェクト:《ディストーション》 改造元武器で指定エフェクトを使用して行う判定のダイス+2。 | ||
| ブランケット | 1 | カスタマイズ/一般 | (IA52p)改造元:警察手帳 改造元アイテムを所持している間〈意志〉判定達成値+1。アイテム未所持の時達成値-1。 | ||
| コネ:情報収集チーム | 2 | コネ | (IA40p)〈情報:〉の判定直前に使用。判定達成値+2。Sr3回。 | ||
| リーサルシャイン | 10 | 一般 | (IA65p)エフェクトで変更された素手またはエフェクト生成武器の攻撃力+3。 | ||
| ウィンドスカーフ | 10 | 一般 | (IA64p)行動値+3。 | ||
| インフィニティコロナ | 25 | (IA67p)取得には「リーサルシャイン」が必要。 あなたが行う白兵攻撃の直前に使用。その攻撃の攻撃力を+[あなが使用する白兵攻撃ひとつの攻撃力]する。Sr1回。 | |||
| ヘンチマン | 2 | カスタマイズ/コネ | (IA53p)改造元:情報収集チーム 改造元のコネは同シーンに登場する任意のキャラクターも使用可能。 | ||
| かけがえのない逸品(2個) | 10 | 使い捨て | (IA69p)あなたが登場ダイスを振った直後に使用。登場ダイスを振り直す。最大3個まで取得可能。 |
経験点計算
| 能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用| 10
| 25
| 152
| 101
| 15
| 303
| 0/303
| |
|---|
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
容姿・経歴・その他メモ
参考リンク
一人称:あたし
二人称:あんた、キミ
その他呼称:基本的に敬称のみ、もしくは適当なあだ名
PC1→先輩 斑目→班長 月島→先生
年下→少年、お嬢さん、若いの
年上→兄さん、姉さん
殺意→(呼ばない)
「うぃーッス、お疲れッス」
「程々にサボれるヤツだけが長い道のりを走り切れるんスよ」
「あっ、おーいそこの自転車ー! ライトつけろー! ……ったく」
特調およびPC1に共有されていること
・3年前R事案に巻き込まれている
・ジャームに襲われたが、その際に冴夜を庇って死んだ友人が実はオーヴァードだった
・UGNから記憶処理を受けていたが、事件からしばらく経ってそれが解けたことで事案に巻き込まれたことを思い出した
基本人物像
警察一家に生まれた。祖父と父親と兄2人が警察官。兄の影響で男勝りな言動が多い。
幼い頃から警察への憧れを抱いていたが、真っ直ぐだったが故に数々の理不尽な「真実」にぶち当たって捻くれた。
気さくでノリが軽い。いつも緩く笑う皮肉屋だが、責任感が強く一本芯が通った自信家。クソ真面目だけど力の抜き方は心得ている。リラックスしていると鼻歌を歌う。
元は交通部交通総務課所属。地域の学校で交通安全教室を開くなどしていたため、子ども(歳下)の相手は割と得意な方。
覚醒
3年前、ジャームに襲われて友人を亡くしたことを契機に覚醒したが、その際、オーヴァードだった友人の力の影響で本人のレネゲイドが一時休眠状態に入ったせいでUGNに非オーヴァードと誤認された。これにより記憶処理を受けため、本人の自覚を含め発覚したのは事件からしばらく経った後。発覚の際に記憶処理も解けている。
本人の覚醒は最初に彼女の異変に気づいた月島によって隠蔽されたが、R事案に巻き込まれていたことや友人がオーヴァードだったことを知った特調から転属を打診され、加入した。
UGNやオーヴァードに対するスタンス
自身がR事案に巻き込まれた際に記憶処理を受けたことからUGNに対してかなり懐疑的。また、それが解けた際、自身と友人を襲ったジャームを(そんなこと望んでいなかったにも関わらず)明確な殺意を持って殺害しようとしたことを思い出したため、自分を含むオーヴァード全体を危険視している。
当時は未遂だったが、自分がまた殺戮衝動に駆られないとも限らない。「ものの弾み」で失われなくていい命が失われるという残酷なまでの緊張感の中で社会が成り立つとは思えず、オーヴァードは少なくとも抑制されるべきだと考えている。
裁定メモ
・エフェクトアイテムにもアイテムカスタマイズを適用できる:IA48p
レギュレーション・ハンドアウト
PCの消費経験点:70点
ステージ:N市(基本ステージ)
プレイ時間:4〜5時間
シナリオ傾向:特調、バディ、シリアス
使用可能サプリ:全て(GF誌23thから最新号までを含む)
各PCには以下の設定が付く。キャラクター作成時にプレイヤーとよく相談する事。
・PC①:特調に所属する捜査官(未覚醒)
・PC②:特調に所属する捜査官でありオーヴァード
◆PC②用ハンドアウト
カヴァー/ワークス:指定なし/刑事or鑑識
ロイス:小野寺フユキ 推奨感情P:尽力/N:不信感
キミは公安警察特殊犯罪調査室の捜査官でありながら、オーヴァードに覚醒している。その事実が露見すれば立場を失うだろう。最悪の場合、仲間から刃を向けられる恐れもある。
そんな秘密を抱えるキミは、N市で発生したオーヴァードによる傷害事件の捜査を命じられた。手始めに被害者の少年、小野寺フユキから事情を聴く事にするのだった。
・補遺:PC②がオーヴァードに覚醒したシチュエーション、理由はPLが自由に設定してもらって構わない。月島にはPC②がオーヴァードである事が知られている。
成長予定
・興味ある
《時の棺》(EA33p)
《黒の波濤》(UA31p)
《オーバーロード》(EA101p)
《カバーディフェンス》(EA130p)
〈調達〉伸ばして強化ビジネススーツ(常備化14)
リーサルシャイン(10点、IA65p)
デモンズシード(3+5点、IA64p)
堅守のピアス(10点、IA66p)
調達
強化ビジネススーツ(IA32p、購入19)
覚悟のさらし(IA35p、購入20)
リアクティブアーマー(IA35p、購入24)
高性能医療キット(IA44p、購入9)
以下、私が楽しいだけのメモ
能力詳細
右腕と右目の内部に微小なブラックダイアモンドの破片を宿す。冴夜の戦意に反応して晶出し、右目からは樹枝状の、右腕からは刺々しい巨大な腕のような形状の結晶体を形成する。結晶体とは言うものの植物のような柔軟性を持ち、魔眼を内包する。
領域の操作によって、結晶の腕による「殴る」「掴む」といった動作の結果を遠隔地に反映させる。魔眼の時空操作により捉えた対象の速度を鈍らせて連撃を叩き込んだり、自身へかかる衝撃を和らげたりする。
ブラックダイアモンドの破片は後述の事件の最中で砕かれた際にほぼ力を失っており、平時はレネゲイド物質である以上の特殊性は無いが、冴夜のレネゲイドと共鳴することで本来の性質以上の力を発揮し、短時間であればオーヴァードすら動きを止める完全な時間停止を可能にする。
能力の制御は完全に我流である。
由来とか
・本名
それとなく由緒正しそうな名前、ブラックダイアモンドモチーフ→強そうな黒のイメージ→夜、冴える
・コードネーム
ボルツ→ブラックダイアモンドの別名
渾→渾沌、渾然一体、混ざる、統べる、混ざり合ってひとつになるetc。友人から受け継いだバロールの魔眼と自身の素質であるオルクス因子が渾然一体になっている(オルクス単体だとウォーデンソーン積んでもオバロ使えるようになるまでは片っぽしか振れないけど亜純血で《黒の剣舞》をもらったお陰で最初から両方振れる、という)
極→ブラックダイアモンドは大量の内包物によって黒色を呈するので、結晶体の内側で色んなものが極限まで混ざり合っているイメージ
【経緯(クソ長文)】
覚醒
3年前、まだごく普通の警察官だった頃、友人と旅行中にジャームに襲われたことを契機に覚醒。
ジャームのワーディング展開により動きが鈍った冴夜がまず狙われたが、バロールピュアのオーヴァードでUGNイリーガルだった友人はこれに応戦。ブラックダイアモンドを使って冴夜を守りつつ戦うが、力及ばず死亡。後に残ったブラックダイアモンドはジャームに砕かれる。
友人のワーディングから解放された冴夜が見たのは、血の海の中で倒れて動かない友人と周囲に散らばる黒い破片。事態が飲み込めないまま友人に駆け寄って、その場にいたもう1人の人物に気づく。その人物が友人を害したと悟った瞬間、沸き起こった義憤に共鳴したブラックダイアモンドの破片が冴夜に宿り覚醒した。しかしその瞬間に暴走。友人の力の残滓(死神の瞳)と共に手負いのジャームを追い詰めるが、すんでのところで逃がし、その後意識を失った。
全部手遅れ
遅れて到着したUGNが後処理を行ったが、その頃冴夜はほぼ無傷であったことと、体内のレネゲイドがブラックダイアモンド諸共に“時間が止まっていた(休眠状態だった)”ため、非オーヴァードと誤認される。ブラックダイアモンドの破片に残った、冴夜を過酷な非日常に巻き込むまいとした友人の強い残留思念によるものだった。
冴夜には通例通りに治療と記憶処理とカウンセリングが施され、「刃物を持った狂人に襲われ、友人は冴夜を庇って死んだ」と刷り込まれた。
しかし、友人の葬儀の際に友人の妹から「なんで警察官なのに姉を守ってやれなかったのか」と責められ、ショックを受けると同時に自分でも当時の自身の行動に疑問を抱くようになる。「何故自分はあの時動けなかったのか」ということまではっきり思い出すことができなかったのだ。
これを端緒に記憶処理が解け始めると共に暴走している間の記憶も朧げに戻っていくこととなる。
友人の思念によるレネゲイドの封印も時間と共に効力を失い、その後の健康診断の際に覚醒が発覚。月島レイトからの接触を受けて諸々の事情を知る運びとなったが、自身の異能を自覚したこと、自身の記憶が改竄されている可能性があると聞いたことによって記憶処理が完全に解け、UGNに強い疑念や敵愾心を抱くに至る。
袋の鼠になるくらいなら
友人が陰で奮闘していたことやUGNの努力はある程度理解した。事故や事件が起こった際、被害者を説得する立場にある警察官として、異端が公になることで騒動が起こることを懸念するUGN穏健派の姿勢にはむしろ割と同情したが、手を貸す気にまではならなかった。
最大の要因は自身が記憶処理を受けていたこと。記憶を都合よく操作するなんて方法、倫理観を度外視すれば大勢を統制する上でこの上なく効率がいいが、(少なくとも冴夜自身の)倫理観に照らし合わせれば最悪の手法である。やっていることは恐怖政治と大差ないし、説明責任を放棄するなど不誠実極まりない。
それに、他ならぬ自分自身が、記憶処理という手法そのものの不完全性を証明してしまっている。偽りの記憶で編んだ仮初の日常を敷き、既に綻びているそれで、国内だけで何億という人間の人生に責任を持つつもりなのか。荒唐無稽な理想論についていけるとは到底思えなかった。
また、組織に踏み入ることで色眼鏡をかけられるのではと警戒したことも一因である。その警戒心自体が既に色眼鏡であることを自覚してはいたが、未知の世界に深入りして、事態を理解した頃には梯子を外されていた、という状況に陥る方が恐ろしかった。それだけUGNというのは得体の知れない組織だった。
あくまで人間として生きることを望んだ冴夜だが、レネゲイドの世界に触れたことまでは隠し通せないだろうと考えた月島から特調という部署の存在を知らされる。オーヴァードの排除という指針に共鳴した冴夜は公安への転属を願い出ようとするが、「ジャームに襲われた」「友人がオーヴァードだった」ということを知った特調の方から声をかけられたのだった。
救いにして呪い
“無言歌”永都 奏
女性、享年26。
UGNイリーガル。シンドロームはバロールピュア。強力な重力操作による広範囲の制圧を得意とする。
ある種典型的な、利他的で情熱にあふれる女性。冴夜の抱く警察官像にも大きな影響を与えている。
イリーガルとして任務に携わる中で凄惨な現場をいくつも目の当たりにしていて、真面目な警察官である幼馴染を巻き込みたくない一心でUGNに協力していた。
冴夜は今、恨みつらみに囚われまいとして、この無二の友人に見せたい姿を思い浮かべながら職務に邁進している。
特調の一員として仕事を続けることで、いつか諸悪の根源たるジャームに辿り着くと信じている。
だが、もし辿り着いたとして、そこから先何をするべきか――「環冴夜の友人の敵を討つ」べきなのか、ルールに則って「特調捜査官の義務を遂行する」べきなのか――まだ考えあぐねている。まだ深く考えないようにしている。
変遷
第1話を終えて
・終了時ロイス
D:亜純血
1:友人(◯P懐旧/N隔意)【BL】ダメージ直前:ガード装甲無視
2:元凶のジャーム(P執着/◯N憎悪)【OR】ダメージ直前:ダメージ+5D
3:小野寺フユキ(◯P尽力/N不安)
4:先輩(◯P信頼/N恐怖)
5:佐久間アマネ(◯P同情/N寂寞)Sロイス
6:ゴーレム(P執着/◯N嫌悪)昇華
異能を抱えた少年は、友達を傷つけまいと必死に衝動を堪えた。
少年は、巨大な怪物が立ちはだかっても、その向こうで悲痛な叫びを上げる友達に向かって必死に手を伸ばした。
その姿を見て、他ならぬ自分自身が彼に向かって言った「友達を信じるんだ」という言葉を思い出した。
思い返したのは、自分を庇い、異能という置き土産を残して死んだ友のこと。
彼女のために前を向かなければと我武者羅になってはみたものの、時折彼女を悪者にしようとする迷いが生じることがあった。
もっと早く教えてくれれば、彼女があんな無茶をしなければ、自分にも力があれば、と過ぎたことを責める自分の声がこだまして、その度に頭を振って「無意味なことだ」と押し殺してきた。
だが、2人の少年の姿を見てからというもの、友や自分を責める声はぴたりと止んだ。
「友達だから助ける」「友達だから信じる」
なんだ、自然なことじゃないか。
彼女は必死に友達を守った。その結果として環冴夜は今を生きている。
ようやっと救われた気分だった。あの2人の少年には感謝が尽きない。
第2話を終えて
・終了時点ロイス
D:亜純血
1:先輩(◯P信頼/N恐怖)【YE】判定直後:その判定に対するリアクションの達成値0
2:UGN・N市支部(P敬意/◯N腹立つ)【OR】ダメージ直前:ダメージ+5D
3:カナ(◯P庇護/N隔意)昇華
4:祭田(P同情/◯N憤懣)Sロイス
5:花咲清音(◯P尽力/N憐憫)
6:プロジェクト・ローレライ(P執着/◯N驚異)昇華
怒りに任せて祭田を殴り飛ばしたことは、警察にあるまじき態度だったと反省すると同時にだいぶ自己嫌悪した。
UGNや警察という立場に抱く感情は所詮「憧れ」という幻想なのかもしれない。これだけ酷い現実を見せられてなお、自分やUGNという組織が誰かや何かを救うというヒロイックな理想を捨てきれずにいる。祭田に支部長を辞めるなと話したのもその気持ちの現れなのだろうと後になって思った。
戦いの最中、レネゲイドの侵蝕と負傷による失血で思考が定まらなくなる中、「生き物を殺すための体の動かし方」だけはやけにはっきりとしていたのを覚えている。これ以上はだめだ、やめろ、止まってくれ、と自身に懇願した。そうして気を失ったらしい。目を覚ました頃には龍宮司がカタをつけていた。
彼がとどめを引き受けてくれたことに人知れず安堵していた。自分の手で息の根を止める感触を覚えてしまったら、気を保てたか分からない。同時に、あまり顔色を変えないまま素手でセイレーンにとどめを刺した龍宮司がどうにも心配になった。
履歴
1話(200→249)
※帰還時倍振り、他満額
・メモリー「カナ」取得(15)
・緑の鞭Lv3→5(10)
・デモンズシード→緑の鞭レベルアップ(8)
・コンセLv2→3(5)
・調達Lv2→6(8)
・強化ビジネススーツ常備化
※3点残し
2話(249→303)前回分合わせて計57点
※帰還時倍振り、他満額
・リーサルシャイン(10)
・ウィンドスカーフ(10)
・インフィニティコロナ(25)
・ヘンチマン(2)
・かけがえのない逸品2個(10)
・《グラビティガード》→《灰色の庭》に差し替え
セッション履歴
| No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
|---|---|---|---|---|---|
| フルスクラッチ作成 | 70 | ||||
| 1 | 2025/6/9,10 | 特調CP1話「Reverse Days」(PC2) | 49 | 蛸助さん | ハチさん |
| 2 | 2025/7/11,12 | 特調CP2話「Re:verse Days」(PC2) | 54 | 蛸助さん | ハチさん |
| 3 | 2025/8/10,12 | 特調CP3話「Rebirth Days」 | 蛸助さん | ハチさん |