一人称:僕
二人称:あなた、キミ(年下のみ)
口調:基本的に物腰柔らかで、同年代以外には敬語を使う。ただし、精神的に不安定になったり、怒りなどの激情に駆られた際は、普段の様子からは想像できないほど語気が強まることも。

サンプルボイス

「初めまして。魔豪奏多って言います。これからよろしくお願いしますね、○○さん」
「元々、音楽にそこまで拘りはなかったんだけどね。好きにさせてくれた子がいたんだ」
「落ち着け。イメージするんだ。誰も傷付けさせない……勝利を掴み取るビジョンを！」
「目を背けちゃダメだ。これ以上後悔はしないって、あの日僕が決めたんじゃないか！」

　生まれてすぐに孤児院に引き取られており、現時点でも本当の両親の生死及び所在は不明。とは言え、本人はあまり気にしていない……様に見える。とは言え、名前がないと何かと不便が多いので、当時の院長からは「｜神結《かみゆい》」の旧姓と現在の名前を付けて貰ったんだとか。
　レネゲイドと無縁で育ったお陰か、基本的に波風少ない幼少期を送る。特に、幼馴染の｜瑞希《みずき》とは交友が深かったようで、奏多がピアノを弾き、伴奏に合わせて瑞希が歌う……そういった風景はよく目撃されており、釣られてやって来る他の子供達共々、孤児院の風物詩になりつつあった。
　しかし、3年前に彼女と永劫の別離を迎えて以来、大切な人が居なくなってしまうことに怯えるようになり、結果心を開くことが不得手になってしまう。目上相手でなくとも敬語を使うようになったのは、こうして無意識の内に(無用な)距離を置いてしまうのが原因である。とは言え、そんな自分に対し、好意的に接してくれる者がいることも、温かく見守っていてくれる者がいることも理解しているし、感謝もしている。

　ハヌマーンシンドロームが操る振動、特に音の波を操ることで、不可視の斬撃を浴びせて戦う。レネゲイドによって再現した音、或いは超音波───“波”と化すなら何でもよい。兎に角、己が振動が伝わる場所なら、そこは全て射程内。圧倒的な広域殲滅力が強みであり、さらに、拡散させている音を一点集中することで、音の刃を必殺の一撃に昇華することも可能だ。
　無論、強大過ぎる力は制御難易度も高いものだ。これほどの能力を、オーヴァードに覚醒したばかりの少年が扱いきるのは難しい……その筈だった。しかし、現に彼は膨大な音の波を掌握し切っている。まるで、頭の中で描くイメージを、レネゲイドがそのまま実現しているかのように。世が世ならば、その光景は正に“奇蹟”のように映るだろう。

作成方法:フルスクラッチ
消費経験点:46点
適用サプリ:『上級』『EA』『LM』

※[ワークス:中学生]に関して。キャラクターの本質を示すものとして、ハンドアウトで指定されているものから変更しています。カヴァーと差異を作ることで、「高校生だけど、本人は3年前で(精神的に)足踏みしている」ことを表現したかった訳です。最も、【肉体】よりも【感覚】を上げたいというデータ面の話もありますが。問題があればハンドアウト通り[ワークス:高校生]で設定するので、連絡してもらえるとうれしいです。

　乙骨(呪術廻戦0)とシンジ(エヴァ)を足して割ったみたいな造形。中の人含め元々共通点が多い？　それはそう……。
　瑞希については、遠方へ引き取られたと伝えられても察する方向で行こうと思ってます。ので、ならいっそのことゲロっちゃえ！　ってされても問題はないので、PC④には自由に選択してもらえればと思います。

　データ的には、ダブルクロスでは大層有名なサイレンビルド。DX3を遊んでると逆に使わなくなってくるテンプレで、僕自身約3年ぶりに組みました。ミドルフェイズではそれなりに攻撃力固定値のあるシーン攻撃を振り回しつつ、クライマックスではマシラを乗せて超高火力単体アタッカーに変身する予定です。ヤタさんには《帰還の声》関連でとても御助力頂き感謝の極みです。ありがとうございます！
　ピュアハヌマーンの最大レベル《ウィンドブレス》を使える関係上、どんな判定もラウンド1回で切り抜けられそうなのも強み。一応、オートアクションで自分にバフ盛れるっていうのはデータ面以外にも取得理由があるのですが……この辺りはセッション中にお出しできればいいなと思います。PC①を頑張るぞ！