実はソフィア3開始の1週間ほど前に、UGNからの要請を受けてちょっと遠出していた。
UGNのエージェントひとりと共に、■■■■の■■任務に就いていたはずなのだが、任務に従事してから3日後に消息不明になる。

燈哉の主観がぜんぶ間違いってコトはない。
単に、燈哉はすべてを覚えているわけじゃないってだけの話なんだ。
問題はそこじゃなくてさ。

上原燈哉はもう死んでいる。

コレがいちばんの問題なんだよ。

三日……いや、実際に経過した時間としては一週間前ってところだったかな。
確かに燈哉はUGNから頼まれて、ちょっとした厄介事の協力に行った。それは事実だ。
ただその後、なにがあったのかは覚えてないけど───燈哉は完膚なきまでに殺された。

ああ、オーヴァードとして再生できないとか、そういう話じゃない。
呪い……もとい、右腕の遺産との契約を千切られかけたせいだ。
例の呪いは、大抵の致命傷は『死なないコトにする』って荒業で無理矢理契約者を生かしてくる。
『3秒後に死んでいないという結果』を確定させることで、逆説的に『現在死んでいるはずがない』と運命を書き換える因果逆算能力とでも言えば良いかな。

ともあれ、そいつのせいで基本、なにがあってもアイツは死なない。死なせてもらえない、の間違いだがね。
奴さんはそれがよっぽど邪魔だったんだろうさ。さすがに対策練られた上で殺されちゃあどうしようもない。
その上なにが起きてるんだか知らないが、因果律自体が混線してるせいでリカバリもできないときた。

そういうわけで現在、燈哉は『生きている可能性』と『死んでいる可能性』を行ったり来たりする、不安定な状態になってるワケだ。
ただ、この一件を解決しない限り燈哉は死んだままだし、運命とやらを誤魔化し続けるのにも限度がある。

かなりの緊急事態なんだが、困ったことに燈哉の方に自覚がない。
自分のことには疎いからね。特にオーヴァードになってからは、そのあたりの感覚がさらにガバガバになってる。
だから俺が出張ることになった。

そろそろそういう疑問が出る頃だと思うから言っとくが、俺も燈哉だよ。
まぁ、いろいろややこしいから端折って説明すると、『今回のバグに対するカウンター』……みたいなものかな。

今回の特殊事例でしか成立しない、一夜の夢のようなものだと思ってくれ。

誕生日：8月17日？
所属：不明
趣味：夢を見ること
好きなもの：ありきたりな日常
嫌いなもの：

「基本は同じだよ。」

性格

基本的性格：諦観、皮肉、
本質的性格：
混沌・中庸。外向的、弱気、能動的。
普段の『上原燈哉』とは異なり、周囲への働きかけがストレート。
客観的な自分本位。『燈哉』にとって良い結果となるように行動する。他人には甘いが、根本的には燈哉のことを信頼していない節がある。

燈哉の問題解決を第一目標に掲げ密かに行動するが、根は同じなので他者を見捨ててまで活動することはできない。
ちょっとヒネた燈哉、ぐらいの感覚が最も適切だろう。

燈哉に比べ、ズケズケと物を言う。遠慮がない。癇に障るようなことをしれっと宣う、など表面的な性格はかなりズレている。

《神殺す刃》との相性がクッソ悪い〜！

増やすなら
▼「強甲のイデア」《フルメタルジャケット》（25点）：装甲が無視されなくなったため、あればあるだけ良い数字となった。