容姿・経歴・その他メモ

「フフ、みいつけたぁ！」

経歴

「あの日私は死んだ……ああいや、生まれたの?　アハハ」
元々は一般的なFHエージェントであった。自身の欲望の為に生き、人の命を自分の為に喰らう。とあるセルに所属し、日夜UGNやFHと争うエージェント。輝く星のような人(主人公)に打ち砕かれるために存在するような。そんな日常は、あの日一変した。

「そう、忘れもしない神城グループレネゲイド研究施設襲撃。私は運命に出会ったの」
神城グループは襲撃を予期し、UGNとの協力体制を結んでいた。警備に当たっていたオーヴァードの中でもUGNのエージェント、『灰島鷹斗』はとびきりで、それ故に複数人で灰島に襲撃を図った。そして、燃やし尽くされた。

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燃やし尽くされたときに近くにあった、神城グループの実験用薬品。それにより、彼女の運命は変質した。
ゼノスとの協力により製造されたそれは、彼女をまるで不死鳥のように蘇らせた。………レネゲイドビーイングとして。
『とあるFHエージェントの死体』のレネゲイドビーイング、それが彼女である。

それ以来、自分を殺した灰島鷹斗に執着し、長年にわたる因縁が始まる事になる。

死体から生まれた人物は、同一人物足りえるのか?
――――――――――――――――――――――――――――――――とある研究員の手記

人物

「私はいたって通常よ、運命に関して以外はね?」
その言葉通り、灰島に関わる事柄以外では至って温厚。しかしながら言動の端々に執着が滲み出るため、本人が思っているほど一般的な性格はしていない。
侵蝕率に対して一般的なエージェントよりも強い耐性を持つ。これをジャーム化したと取るかどうかは組織によって異なるが、元々いたセルには縁を切られ、UGNにはジャームとして登録されている。現在はFHマーセナリーとして、ジェラルド・ガッビアーノのセルに協力している。自由をモットーとする彼のセルは活動しやすく、運命に関わる情報を集めるためにも色々網を張っている。
倫理観は基本的にぶっ飛んでいるので、そういった点でも相性がいい。

欲望の為に行動し、運命の為に生きている。そういうモノ。
元々の性格はレネゲイドビーイングになった時点で摩耗しているが、彼女を知る人からは「元々あんなもんだったろ」と言われる。

戦闘

「こういうのが苦手、成程?」
元々はオルクスに感染しており、自分の『相手の認識をズラす』領域によって味方の支援をしつつ敵同士に相打ちさせる戦い方をしていた。
レネゲイドビーイングとなった際、元々自分に宿っていたオルクスの因子は変質し、『自分の認識を元に現実世界を歪める(ズラす)』領域となった。領域内では彼女の認識で位置関係、構造などの様々な要素が変化し、無防備な相手は『いつの間にか』倒されている。なおオーヴァードやジャームは自身のウイルスを以てこれに抗うことが出来る為、そういった相手をイメージによって直接害する事は出来ない。

「変わった子が居たんだね、ウロボロス、って言うんだ?」
数ある灰島との戦闘の中で、ウロボロスの因子を獲得した。彼はウロボロス因子を持たない為、どこで手に入れたのかは不明。自身の領域内で生成した可能性もある。

現在の彼女はオルクス/ウロボロスのクロスプリードであり、領域と新たな因子によって戦う。敵味方の位置関係を歪め、味方の攻撃が不意打ちになるようにして、更にウロボロスの能力によって自分の攻撃すらも強力なものへと歪める。
………この戦闘術は、灰島と戦い負けを重ねる過程で身に付いた。彼女曰く「記憶を辿った」らしい。

また領域の副作用として、自分の外見をかなり細かく弄ることが出来る。

関係

組織

FH……協力関係。元々いたセルは彼女と縁を切った後、UGNとの抗争により壊滅した。
シーガルセル……協力関係。セルの方針には好意的。
UGN……敵対関係。生まれ変わった直後、自身の能力によって変装し一時期潜り込んで情報収集を行っていた。
神城グループ……敵対関係。襲撃犯が例の実験用薬品の適用を受けたと知り、研究の為に追い回している。
ゼノス……敵対関係。一時期身を寄せていた事もあったが、ウロボロスを発症したとたん襲撃を受けた。

人物

灰島鷹斗

「久しぶり、さぁ殺し合い！」
「新ネタ、気に入ってもらえた?」
運命。ノリとしては『早く私を殺しにいらっしゃい』って感じ。殺したいし殺されたい。その為に徹底的に戦闘方法から性格まで研究し、『相手の嫌がる事』を積極的にやる。

『彼ら』

運命に殺される傍ら、垣間見た人物たち。積極的に模倣し、運命を嘲弄する。

望月 徹

「多分私は、貴方の望んでいる蘇生のカタチじゃないわよ」
「頑張ってね。応援してるわ」
実質的な同僚。初対面では死者蘇生についての意見を求められたりもしたが、求めるものとは違うと考えてからは単に仕事仲間。とはいえ、その執着には共感できない事もない。

ジェラルド・ガッビアーノ

「自由、好きよ。わざわざ言われて自覚するものではないと思うけど」
「この依頼………助かるわ」
実質的な同僚。自由を主張するそのスタンスは良いものだと思っている。自分の運命を最優先し、他者の自由を強奪する事に何の躊躇もないクオリアの思想は彼の思想と似ており、気が合う。灰島案件を偶に渡してくれるから個人的にも好意的。

シナツ・サニー・スプリング

「憧れ? ちょっと良く分からないわね」
「ホラ、動きなさい」
実質的な同僚。ぐうたらなのに関しては普段はどうとも思っていないが、いざと言う時の戦闘では座標移動によって良いように使ったり使われたりしている。春日恭二にあこがれてるのは本当によく分からん。

ミネルヴァ

ゼノス時代に少し交流があったが、普通に襲撃されてからはそんなこともない。

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