容姿・経歴・その他メモ

わりとテキトーな高校生。
軽音部でもないのに常にキーボードを持ち歩き、気が向いたらわりとテキトーな演奏をするぞ。迷惑！

なんか小学生の頃はジュニアアイドルをやっていたそうな。
正確には売れない自称ジュニアアイドルと言う方が合っているらしい。
ロリコンどもにチヤホヤされたいのでアイドルをやっていたのだが、残念ながら売れるより先に中学生になってしまった。
中高生だろうがジュニアアイドル扱いしてくれるような、そんな生易しいロリコンには興味ないのでそのまま引退した。

やがて中学校も卒業して高校生になり、表向きにはもう芸能界は卒業ですみたいなことを言っているが本当はまだ未練たらたらである。
だが自分はもう年老いた身。ロリコンどもに持て囃されるという夢を叶えるなんてことはもう無理だろうと思っていた。

……思っていたのだが、ある日『くじらポスト』という願いを叶えてくれる都市伝説の存在を耳にした。
そんなもの実在するわけがないとか言いながら探してみたら、とある路地裏で青いポストを見つけてしまった。
どうせこんなの与太話だってとか言いながらも、やたら詳細に願い事を記した手紙を投函してたみたいだけど。


さてさて。今後どうなってしまうのかな…………



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HO1
あなたは青鯨市の住民だ。
あなたには叶えたい願いがあった。それは深刻なものかもしれない、ありふれたものかもしれない。
とにかくあなたにとっては重要な願いだった。
いつも通りの変わらない毎日を送っていた最中、くじらポストの噂を耳にする。
友人たちと探していると、ふと路地裏の奥に真っ青な使われていないポストを見つけた。
半信半疑で、あなたはポストに願いを投函した。

履歴

以下、秘匿事項。


本人ですら薄々としか気づいていないことではあるが、相馬 忌の本当の願いは『愛されていると実感すること』。
仕事で忙しい両親とは自宅でもあまり顔を合わせることはなく、その結果、自分は両親に必要とされていないのではないかという疑念を常に持ってしまっている。

アイドルの道を選んだのは他者から存在を認識されていると感じたい故の行動であったが、その世界においても自分を見てくれる人物とは出会えなかった。
「中学生以上をババアと切り捨てるような筋金入りのロリコンのファンじゃないとダメダメ」と言い残して芸能界を去ったが、その本心は願いを隠すための逃避でしかない。単に進学のタイミングで諦めの区切りをつけただけである。

オルクスシンドロームに目覚めたのは、空間を操作して得られる周りからの視線を求めてのこと。
本心はただ周りから注目されたかっただけであり、『自分が老いている』ことは実はたいした問題ではない。
おのれの見た目を操作できるエグザイルやソラリスに目覚めなかったのはそのため。

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