黒鳥 朱、17歳。両親はおらず、四個下の弟が一人いる。
弟はオーヴァードではない一般人だが共に学園に通っており、寮は違うものの姉弟仲は良好な模様。
両親のいない影響かかなり面倒見が良く、割と何でも「いいよ」と安請け合いしがちなところがある。
また、いじめなどを見逃せないタチでもあり、受け手が乗り気ではないナンパや、校舎裏でのいじめなどを見ると、思わず声をかけて止めてしまう。普段は自分から他人にあまり声を掛けないので、あまり関わりの無い人からは、「怖い人」と認識されていることもある。

エフェクトの出力も、攻撃の範囲や突破力も無い。《デビルストリング》によるエフェクト無効と、《異世界の因子》によるエフェクトの劣化コピー以外、これと言って特出した点の無いCランクのオーヴァード。
シンドロームの割に全然強くないし、上述の安請け合いからパシリのように見えることもあり、一般人だかオーヴァードだか分からないと、付いたあだ名(コードネーム)が"灰(グレイ)"。
本人のオーヴァードとしての成長欲の無さも相まって、本人のオーヴァードとしての実力はCランクの中でも中の下ほどに収まっている。……ある、一点を除いては。

彼女の腕に宿っている遺産「イフリートの腕」。
これにより、彼女はサラマンダーのエフェクトを、トライブリードという枠組みから外れた出力で扱うことができる。
彼女はかつてとある実験によりこの腕と、デモンズシードと呼ばれる種子を体内に埋め込まれ、否応なしに力を手に入れることになった。尤も、本人のシンドロームそのものの力ではない為、学園での評価には含まれていない。

・《デビルスレッド》を取る
・あんまりエフェクトを増やしたくないので、エンブレムとかユニークアイテムを取り続けるか、ひたすら【肉体】と〈白兵〉を伸ばし続ける方針で。強いて取るなら《白:時間凍結》とか