■プロフィール

「……うへ。何これ、キモチワル」
　　　　　　　　　――覚醒に驚く“脈無し男(フラットライン)”

名前:奈津谷定家（なつや・さだいえ）
性別:男 年齢:20
ブリード:ピュアブリード
シンドローム:ブラックドッグ
ワークス/カヴァー:ネゴシエーター/大学生
所属:ー
コードネーム:“脈無し男(フラットライン)”
身長/体重:168cm/45kg

■来歴

●平坦な人生

　中堅大学に通う、冴えない2年生。大学生活は特に目立ったこともなく、講義とアルバイトを淡々とこなす日々。成績は平均的で、サークル活動には一切関わっていない。友達は数人いるものの特に親しい仲ではなく、「大学生活の青春」というものは無いと断言してよい。
　積極的に自分の意見を言うことはほとんどなく、場の空気を読むことに徹する。リアクションが薄い。人に嫌われることを恐れ、対立を避けるために常に無難な選択肢を選ぶ傾向がある。そのため何事にも情熱を持って打ち込むことができず、「自分なんてこんなものだ」と諦めを抱いている。彼の冴えなさは、その消極的な姿勢と、誰かの影に隠れていることを望む態度から来ている。

●わずかな優越感

　父親が小さな町工場を営んでおり、その工場の顧客の一部が実は裏社会に通じる存在である。
　幼少期から父親の工場に出入りしていた彼は、自然とその方面の人物と顔見知りになっていた。直接的な関係ではないが、工場の依頼先の中に「危ない仕事」を請け負う業者が混ざっており、彼はそれを知っている。彼自身はその世界に深入りするつもりはないが、必要になればそのコネを利用することができる程度の関係性を持っている。
　この事実は、彼の数少ないアイデンティティでもある。

●戦闘スタイル

　基本的には正確性だけを売りに、いつの間にか体内に発生した武器のような器官で戦うが、今のところ簡単には死にそうにない自分の体が興味深い。機会があれば、どこまで体力を犠牲に力を全開にできるか試したいと思っている。完全獣化は飾り。

履歴

◆PC1
推奨カヴァー：大学生
シナリオロイス：自由設定
推奨感情：P:自由設定 /N:自由設定
キミはごく普通の日常を送っていた。日曜日の昼下がり、出かけようとバスに乗るまでは。
キィンと嫌な音と共に、周りの人たちが倒れていく。バスが横転する。薄れゆく意識の中、目の前に現れたレネゲイドビーイングとの邂逅により、キミの日常は崩れていく。そしてキミの中に眠るチカラもまた目覚めようとしていた。
※PC①は、オーヴァードに覚醒前の状態から始まる。

セッション履歴