容姿・経歴・その他メモ

誕生日

7月5日

好きなもの

“黒騎士様”、レモン、犬、運動

嫌いなもの

ヴィラン、しいたけ

苦手なもの

勉強、電車の乗り換え

　最近ヒーロー試験に合格したばかりの新米ヒーロー。小柄な体躯に見合わぬ巨大な銛を振るう16歳の少女。怪我の治療とリハビリで入学が1年遅れ、現在は高校1年生。
　運動神経や直感に優れ、行動力も並外れて高い。猪突猛進な面がありヒーローとしての実績は思わしくないが、劇的な経歴や裏表のない性格、派手な戦闘スタイルなどからアイドル的な人気は着実に高まっている。
　反面、頭を使うのはあまり得意ではない。特に学校の勉強が苦手で、ヒーロー活動の傍ら通う高校のテストではいつも赤点すれすれの低空飛行を続けている。ヒーロー試験の座学も壊滅的な成績であり、合格基準の厳格な都の試験であれば間違いなく不合格だったが、受験したのがL県の試験(一般に地方都市の試験は運用が緩く、座学を軽視しがち)だったため実技の成績で補ってギリギリ合格した。
　中学時代はフェンシング部に所属していたが、オーヴァードとなった現在は続けていない。
　ひどい方向音痴で、特に入り組んだ都会の駅やビル街に弱い。地図を確認するより先に歩き出してしまい、光の速さで迷子になる。

■経歴

　郁都の父親は、郁都が生まれる直前にヴィランのテロによって命を落としている。母親とその胎内にいた郁都はひと足早く地方へ疎開しており、父親も疎開する直前だった。
　父の死から2ヶ月後、疎開先のL県で誕生。そのまま母親と2人暮らしで育つ。
　中学卒業を前に母親と話し合い、疎開を終えて両親の故郷である新横浦へ引越すこととなる。1年前の2月、高校受験のために初めて新横浦の土を踏み、併せて亡き父親の眠るかつてのテロ現場を母親と共に訪れる。
　しかし、そこで不運にもヴィランの襲撃を受け、母親を殺害される。自身もヴィランの攻撃で左腕を失い瀕死となるが、颯爽と現れた黒衣のオーヴァードに助けられ九死に一生を得る。治療の過程で自身もオーヴァードとして覚醒し、失った腕の代わりに鋼鉄の義手を獲得して回復する。
　上記の事件以来、命の恩人である正体不明のオーヴァードを“黒騎士様”と呼び、強い憧れを抱くようになる。自分もヒーローになりたいと一念発起し、その後1年足らずという驚異的な早さでヒーロー試験合格を果たす。
　現在は新横浦の小規模な事務所に所属している。大活躍してヒーローランキングに載れば“黒騎士様”とも再会できると信じて奮闘中だが、今のところランクインしたことはない。

■キーワード

ゲイボルグ

全長3メートル近くある鋼鉄の銛砲(せんぽう)。読んで字のごとく銛と砲を合わせたような武器で、一般的な短槍のような白兵攻撃に加え、雷撃と共に尖端を射出することも可能。普段は左腕の義手と一体化しているが、戦闘時には義手から“生えて”くる。射出攻撃の際は両手で構え、義手から電力供給を行う。

リアンガヴラ

ブラックドッグの能力で形成された鋼鉄の左腕。便宜上“義手”と表現されるものの、通常の筋電義手のような機械ではなく郁都の肉体の一部であり、状況に応じて形状や体積を自在に変える有機的ユニットである。

“黒騎士様”

郁都が命の恩人として慕うオーヴァード。彼との再会が郁都の大きな目標だが、半死半生の朦朧とした状態で出会ったため「黒っぽい服装だった」「男性の声だった」程度の手掛かりしかなく、捜索は難航している。

犬養礼

(いぬかい・れい) 郁都のリハビリを担当した公認オーヴァードの理学療法士。27歳の女性。6年前まで“ホワイトアビス”という名のプロヒーローとして活動していた。現在は親を失って身寄りのない郁都を引き取り、同居している。ヒーローになりたいという郁都の志望に理解を示し、積極的に応援してくれた人物の1人。

Theme Song: トリックスター / nano.RIPE

COMPANY DATA SHEET

カンパニー名称

シャドーパレス杉原515号室

略称

515号室

リーダー

犬養礼

組織形態/規模

個人宅/パーソナル

取得財産P/消費経験点

0/0

■カンパニー外装 (名称/財産P/経験点/効果)
・住宅/0/0/シーン終了時に登場PCはHPを1D点回復

■カンパニー追加施設 (名称/経験点/スロット/効果)
・メンバーの個室/0/1/HP回復に+1D

■チームメンバー
・〆野郁都

■設定
　犬養礼の自宅マンション。〆野郁都も同居している。犬養の勤める病院からは程近く、セキュリティも万全。

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