ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

“賽の目” - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

賽の目サイノメ

プレイヤー:氷@足枷

年齢
28?
性別
女?
星座
蠍座?
身長
166
体重
50
血液型
AB型?
ワークス
レネゲイドビーイングD
カヴァー
"賽の目"一ノ瀬玲花
ブリード
ピュアブリード
シンドローム
ウロボロス
HP最大値
28
常備化ポイント
4
財産ポイント
3
行動値
8
戦闘移動
13
全力移動
26

経験点

消費
+34
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 初めにあったのは『興味』だった。目の前のその生物が『何』であるのかを知りたいという、本能にも似た欲望。
人類への興味
経験 俺が元々『何』であったかは忘れてしまった。
記憶喪失
邂逅 誰にも言うつもりはない。この事実は、あの女の死に顔は……俺と共に土に還そう。
秘密
覚醒 侵蝕値 知るために、自由に動くことのできる体を得た。
探求 14
衝動 侵蝕値 何もかも捨ててしまえたら、どれほど楽だろうか。
解放 18
その他の修正12ヒューマンズネイバー(5)、イージーフェイカー(1)、赤(3)、黒(3)
侵蝕率基本値44

能力値

肉体2 感覚2 精神4 社会1
シンドローム1×2 シンドローム1×2 シンドローム2×2 シンドローム0×2
ワークス ワークス ワークス ワークス1
成長 成長 成長 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵 射撃11 RC1 交渉1
回避1 知覚 意志1 調達1
情報:UGN2

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
Dロイス 申し子
イチノセ レイカ 遺志 憐憫 まさか、あそこで終わるとは思っていなかっただろうな。
人間ども 好奇心 疎外感 彼方此方へ彷徨い歩く姿は、どれだけ見ても見飽きない。

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(LV)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
ヒューマンズネイバー 1 常時 自動成功 自身 至近 RB
衝動判定ダイス+Lv個
オリジン:プラント 5 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 2 RB
シーン間【感覚】判定達成値+(Lv×2)
影の武具:インフィニティウェポン 5 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 3
武器作成。攻撃力、ガード値-1
原初の青:ダブルクリエイト 1 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 3+1
武器作成数を2に
原初の黒:ライトスピード 1 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 5+2 100%
メジャー2回。C値+1。1シナリオ1回。
セレリティ 1 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 5 Dロイス
メジャー2回。メインプロセス終了時にHPを(10-Lv)点失う。1シナリオ1回。
原初の赤:魔弾の射手 3 メジャーアクション 〈射撃〉 対決 単体 視界 4+1
白兵武器2つ選択。選択した武器の命中と攻撃力を合計。メインプロセス終了時に破壊。1シナリオLv回。
原初の白:オーバーロード 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 3+2 80%
攻撃力+使用している武器一つの攻撃力。メインプロセス終了時に破壊。
まだらの紐 1 メジャーアクション 効果参照 効果参照 視界 1
影に知覚能力を持たせる。隙間に入ったり人の影に紛れ込ませたりできる。見つけたいなら〈知覚〉
イージーフェイカー:日常の代行者 1 常時 自動成功 効果参照 効果参照
(本来の)自分にそっくりな従者に自分の日常を送らせている。

コンボ

武器常備化経験点種別技能命中攻撃力ガード
射程解説
インフィニティウェポン 白兵 〈白兵〉 0 (Lv×3)+7-1 3-1 至近 飾り気のないロングソードの形をしている。
一般アイテム常備化経験点種別技能解説
ウェポンケース 1 その他 予備として銃器の類を持ち歩くことがある。
学園帰り 5 その他 【感覚】判定ダイス+1
2ヶ月と言う超短期だが、主に戦闘について教わりに行ったことがある。

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
0 30 129 5 0 164 0/164
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

概要

UGN S市支部、支部長。

「やぁ、アタシは一ノ瀬玲花。この支部の……ま、お偉いさんってトコかな」

明るく豪胆、頼れる姉御肌。部下の面倒見がよく、裏表がない気質。
見た目こそ多少ガラが悪いが、話してみれば根っからの善人である。

趣味は森林散策。

誕生日は11月2日。


……と、そのような女だったそうだ。


気に入っているのかなんなのか、半年ほど前に保護したRBを連れていることが多く、学園島への短期留学の際にも連れて行ったらしい。

S市支部内ではそのRBを保護して以来、定期検診や戦闘後の医療行為を固辞するようになった"賽の目"に対し疑問を持つ者も少なくない。
しかし、知らない方が都合の良いことにまで首を突っ込む者は少ない。

"賽の目"と『一ノ瀬玲花』

UGNのデータベースによると、S市支部の支部長は確かに"賽の目"である。
その本名は『一ノ瀬玲花』であり、シンドロームは
モルフェウス/オルクスのクロスブリード
である。

正体

クチナシグサから生まれたレネゲイドビーイング(本人は自分がなんの植物だったか忘れてる模様)。
『一ノ瀬玲花』の死を知る唯一の人物であり、その事実を隠蔽し続けている人物である。
『一ノ瀬玲花』の死体に根を張り、足りない部分は自分の体で補い、影を纏わせ動かしている。体温等は再現できていない。
ほとんど常に連れ歩いている幼子のような見た目のRBはイージーフェイカー:日常の代行者により作成された、本来の人間体の姿をした従者。一人で二役を演じることにより『"賽の目"は保護したRBを庇って死亡した』という事実を捻じ曲げている。

容姿

茶髪の襟足長めのウルフカット。
紫の瞳をしており、赤系のレンズが入ったサングラスを愛用している。
右眼の近くに目立つ十字の傷跡があるが、それを踏まえても結構な美人。
白のブラウスにワインレッドのスーツがお気に入り。ジャケットは大体きちんと袖を通さずに羽織っている。
サングラスもスーツも好きなものを着ているだけだが、顔の数も相まって『堅気ではない感』が拭えない。


……そんな、あの女の皮をかぶっている。
できる限り、あの女そのものに見えるように。あの女がまだここで生きているように見えるように、と。

経歴
生まれ、そしてあの女が死ぬのを見た。

……覚えているのは、極端に低い視点と俺を踏み歩く二本足の生き物の姿。そして、踏まれた俺に手を差し伸べる女の顔。
ぼんやりとした記憶。この『自我』が、俺自身が生まれたばかりの頃の記憶。
ただ、そうだ。その生き物が『何』であるかを知るために、俺は……


気がつくと、俺は森の中に座り込んでいた。
二本の足、二本の腕。毛のない異形。俺が知りたかった生き物と同種の姿。
なぜか、よく見るその生き物と違ってずいぶん短い手足を日にかざす。
……何故だろうか、全体的になんだか……丸っこいような……いやそもそもこんなに小さかったか?

ガサ、という音に振り向く。
そこにいたのは『あの女』だった。
「……こりゃ驚いた。君、自分が『何』かはわかるかい?」
不思議とその鳴き声が表す内容は理解することができた。
「……う」
自分の口からも似たような、されど意味のない鳴き声が漏れた。
否定をしたつもりだったが、これでは伝わらない。首を横に振る。
「まだ喋れない?ゆっくりでいいよ」
そう言って女は上着を俺にかける。
「初めまして。アタシはイチノセレイカ。君、名前はあるかい?」
その問いかけにも、俺は首を横に振った。
俺は俺が『何』であるのかよく分からなかった。二本足の生き物でないこと、そもそも『動く生き物』ではなかったこと、そして『動ける体を得たこと』。わかるのはそれだけだった。ましてや名前など、知る由もなかった。いや、そもそもきっと名前など持っていなかったのだろう。
「ま、生まれたばっかの赤ちゃんだもんなぁ」
ぽすぽす、と頭を撫でられる。そこでようやく自分の毛皮の色が白に近い色であることを知った。
「行きたいとことかあるかい?なけりゃ……」
そう言いかけた女を……レイカを指す。
「へ?あ、私?」
首を縦に振る。俺の行きたい場所。知りたい生き物。それは目の前にある。
「あー、えっと……」
なぜか、レイカは恥ずかしそうに視線を泳がせる。それから何かを言おうと口を開き──

鈍く、重い音が響いた。
目の前で、レイカの腹を何かが貫いていた。
「……っ!?」
レイカが顔を顰め後ろを振り向く。同時にヴ……という音と共に空中に二振りの剣が現れる。
その肩越しに、俺と同じような生き物が見えた。
レイカの体に刺さった植物の茎のようなものに触れれば、微かに感情が伝わってくる……嫉妬のような、怒りのようなもの。
俺がそれを読み取ったということが相手にも伝わったのか、さっと茎が引っ込む。レイカの体に開いた穴から体液が飛び、俺の顔にかかる。
ほんの少しタイミングが違えば俺と立ち位置が入れ替わっていたであろうそれが、更に茎を伸ばす。地を這うように、隙を伺うように。この場を覆い尽くし、支配しようとする。
「下がってて」
そんな言葉と共にレイカが突き飛ばすようにして茎に支配されつつある日向から俺を追い出す。
咳き込み、赤い体液を吐きながら懐から乗り出した何かを操作し、耳に当てる。
「今来れる?」
きっと仲間を呼んだのだろうと、そんなことを思いながら木陰で無様に尻餅をつき、白に赤が広がっていく背中を眺めていた。


静寂。
もはや不自然な速度で急成長した芽がたてる葉擦れの音もなく、レイカが剣を作る時に起こる振動音も、それが砕ける音もしない。
鳥も獣も未だ息を潜め、風すらも吹かない。
ただ二つ、二本足の生き物の体が転がっているだけだった。
どれだけの時間、そこでぼんやりとしていただろうか。
ふと、自分が『動く体』を手に入れていたことを思い出し立ち上がる。
右足を一歩、前へ。体がふらつくのを抑えながら、少しずつレイカの元へ近づいていく。
半ば転ぶように隣に座り込み、顔を覗き込むと、レイカは青白い顔で目を閉じていた。ほとんど元の色がわからないような状態の服に浅い呼吸……このまま放っておいたら一生話せなくなる気がして、その体に手を乗せ、揺する。
何度か繰り返していると、微かな呻き声をあげてレイカが目を開けた。
レイカの目に写る俺は眉尻を下げ、どこか不安そうな顔をしていた。
「だい、じょうぶ……だッ……」
そんな俺に、レイカが言う。
「……ぁ、たし……オ、ヴァード……だか……ら……」
ヒューヒューと妙な音をたてて、終わりかけの命を削って言葉を紡ぎ、そしてレイカが俺の頰に手を添える。
ぎゅ、とその冷たい手を握って徐々に小さくなる言葉に耳を傾ける。
「……こ……な、傷……っ……すぐ……な……る、から……」
声が途切れる。俺の手をすり抜けて、レイカの手が地面に落ちる。
『一緒に帰ろう』
一番欲しかったその言葉を聞くことは、できなかった。

俺は、あの女が死んだことを隠した

目の前の『物』を眺める。
それはもはや『生物』ではなく『物』であった。
投げ出された手足はもう二度と動くことはなく、開き切った瞳孔には空が写っていた。
傷ついた体から溢れた体液も、もうすっかり吸われて、ただ湿った地面だけが残っていた。
俺は、一番知りたかったものを何も知らないままに失って途方に暮れていた。


「しぶちょー?支部長どこですー?」
突然、そんな言葉が耳に入る。ガサガサと草をかき分ける音。
『支部長』、それがレイカを指すことは容易に想像できた。
そして、その声がいつか俺を踏んだ二本足の生き物であることを、その時レイカと親しげに会話していたことを思い出す。
『あんたには敵わないや』
『どこまででもついて行くっすよ』
あの時レイカが呼んだ仲間とは、そんな風に語っていたあの男のことだったのだ。

もしレイカが死んでいることをあの男に観測されたら、レイカが死んだことを覆せなくなるような気がした。
なぜ、突然そんな考えに至ったのかはわからない。
ただ俺にとって世界とは見える範囲が全てであり、俺の知らないものは俺の世界には存在していないから、他の生き物にとってもそうなのだろうと思ったのかもしれない。
レイカが死んだことを俺以外誰も知らないのなら『レイカは俺の世界以外では生き続ける』と、そんなイかれた考え方なのかもしれない。
知らないことを知ることはできても、知ったことを知らなかったことにはできない。
……だから俺は、世界を欺くことにした。

株を分ける。俺の分身とも子とも表せるそれが俺と同じような姿に成長していく。
根を張る。その体の隅から隅まで、神経の代わりに『俺』を張り巡らせる。
「あ、支部長!大丈夫っすか!?」
そう声をかけられて、俺はゆっくりと体を……茶色の毛皮に長い手足……レイカの体を起こす。
「……大丈夫だ」
なぜか、自分の体の時よりよっぽどスムーズに言葉が出た。
レイカの体に残された『記憶』のようなものが助けてくれているのかもしれない。
「……その子。もしかしてまーた禄でもないもン拾って来たンすか?」
「……ああ、どうも」
そばに座っている俺の姿をした分身を引き寄せる。
「そうらしい」

俺は今、あの女の人生を歩んでいる

あれからもう、2ヶ月。
あの日はどうも、レイカが『旅に出る』前に気に入っていた花の様子を見ておこうと来てくれた日だったらしく、俺がレイカのフリをするようになってすぐに『学園島』という場所へ行くことになった。
よくはわからなかったが、生前のレイカが知恵をつけ、力をつけ、そして自分の部下とあの町を守れるようにと希望したことだったそうだ。
幸い、この島にはレイカを直接知る者はほとんどなく、俺はゆっくり『イチノセレイカ』について調べることができた。
UGNのデータベースに残っていたレイカの記録や動画を漁り、そしてその周辺人物の情報を漁り、それらを全て頭に……レネゲイドビーイングの俺に記録媒体としての頭が存在するかは少々疑問だが……叩き込み、レイカとしての振る舞いを身につける。
明るく、豪胆。情に厚く、世話焼きで、親しみやすい根っからの善人……
自身のエゴで世界を欺こうとする俺とは大違いだ、そんな自嘲が漏れる。
「ご機嫌ですね」
そんな風に物思いに耽っていると、隣にいた誰とも知らない人間に声をかけられた。
「久しぶりに古巣に帰れるからねぇ。みんな元気でやってるといいけど」
潮風に吹かれながら空を仰ぐ。あの町……S市まであと少し。
「これからもきっと、いろいろな苦難があるだろうけどさ」
一人一人、あの支部にいるオーヴァードの顔を思い浮かべる。レイカが好きな場所を思い浮かべる。
アタシがあの町を守り通してみせる。これはそのための『留学』だったのだから」
それが俺の取れる唯一の責任。

俺は"賽の目サイノメ"。
レイカの代わりに、レイカの人生を生きる者。

戦闘スタイル

2本の西洋剣を生成し叩きつける。
敵か、あるいは剣が壊れるまで。


俺にとって、他人オーヴァードの戦い方を真似ることはさほど難しくない。
どれほど強い者の手技であっても、その気になれば再現できるだろう。
……だが俺は、今も変わらずこの戦い方にしがみついている。

それは俺が代わりにレイカの人生を生きると決めたからであり、そして俺自身がレイカの死を未だに受け入れられていないから……なのだろう。

中身用メモ

RP方針→一ノ瀬玲花のフリをする
一人称→俺
二人称→お前
カラーコード:#8b724a(小鹿色)
従者くんのぴくるー
https://picrew.me/ja/image_maker/4607
作成日 2025年5月28日(90)

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No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
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