一人称：オレ
二人称：オマエ
性　格：勝ち気、疑り深い、自信過剰

「ハッ！　このオレが負けるわけがないだろ」
「見てろ"ビサイド"ォ！　練習の成果を見せてやるよ」

UGN施設生まれのUGNチルドレン。
物心ついた頃から施設で生活していたため、肉親と呼べる人物はいない。
第二人格の"ビサイド"を師としている。
初対面の際には疑り深いが、一度仲間認定すると馴れ馴れしい。
ビサイドとの会話を外で聞かれた時に誤魔化すため、肩に《血の彫像》で作成した動物を乗せていることがある。
本人曰く、不健康なやつと悪だくみしている奴の血は不味いらしい。

◎覚醒まで

生まれた時からUGNの施設にいた。
育ての親とも言える施設長の男は、自分のことを「■■■」と呼んだ。（今はもう思い出せない）
常に目にクマを作り、不健康そうな見た目をしていたが、子供たちに優しかった。

ある時、施設に訪問者がやってきて、自分に何かを投与した。
そして世界は暗転し、気がつくと見知らぬ施設にいた。
記憶が混濁し、前の施設のことをあまり思い出せない。
どうやらそこはUGNチルドレンが集められている施設らしく、育ての親のあの男はそこには居なかった。
やけに血色の良い小太りの男が言った。
「やぁ、気がついたのかね。今日から君の名前は｜"答えを導く者"《デライバー》だ」

◎覚醒後

新しい施設ではレネゲイドについての授業や訓練が続いた。
レネゲイドの扱いに慣れてきた頃、自分の心の中にもう一人の誰かが住んでいることに気がついた。
"ビサイド"と名乗ったその人格は、どこで覚えたのか、自分の中に住んでいるくせにレネゲイドや体術に詳しく、自分に手ほどきをしてくれた。
"ビサイド"の声が聞こえるようになってからは、施設内に敵うものはいなかった。
肉親と呼べる人物のいない自分にとって、一番心を開けるのは"ビサイド"だけだった。
彼は信頼できる相棒だ。

ある時、施設に黒ずくめの集団が大勢詰めかけてきて、チルドレンたちは保護された。
噂によると、あの施設は施設長の暴走によりUGNの思惑から大きく逸脱していたため、粛正されたらしかった。
その後は正規の寮へ移ることになり、今まで過ごしていた施設の待遇がいかに非人道的であったかを知った。
後に"シルクスパイダー" 玉野椿から、育ての親だった男の写真を一葉受け取った。
自分が生まれ育った施設は既にもぬけの殻となっており、その男を含めた職員の行方はつかめないという。
しかし、その男の顔を見た時に自身に沸いた感情は確かに「懐旧」「安心」といった類のものであった。
その写真を大事に保管するとともに、自身のコードネームは自戒の意味も込めて｜"起源を持つ者"《デライバー》とした。

バックトラックに不安があるため、メインフェイズ中に適当な防具を購入して気休め程度の装甲を得る。
戦闘時はボス格の相手のみを目標とし、ハンティングスタイルで近づいて殴る。
フルパワーアタックを使用すると戦闘移動の距離が5mになることに注意。
「BS：硬直」を受けたら《冥府の棺》で回復。

・技能の成長
　「芸術:彫刻」未修得⇒Lv1、「調達」未修得⇒Lv1
・エフェクトの変更
　「渇きの主」Lv3⇒Lv2、「巨人の生命」Lv4⇒Lv5、「復讐の刃」未修得⇒Lv2

・技能の成長
　「白兵」Lv2⇒Lv4、「意志」未修得⇒Lv1「調達」Lv1⇒Lv2
・エフェクトの変更
　「冥府の棺」未修得⇒Lv1
・アイテムの変更
　「思い出の一品」を常備化

・エフェクトの変更
　「セントールの脚」未修得⇒Lv1
・メモリー
　「ビサイド」のメモリーを獲得