「描き終わるまで、ちょっと待って」
「……あぁ、分かったよ。やってやるよ。やればいいんだろ」
「悪いけど、俺は馬鹿だから。見たいものしか見えなくなるし、止まれない」

一人称：俺
二人称：あんた　尊敬する人⇒名字+さん　それ以外⇒名字呼び捨て　友人⇒名前呼び捨て

無愛想で愚直な性格。直接的な物言いをすることが多い。
特別賢いわけでも器用なわけでもないが、勉強・仕事・描画……どんなことでも目の前のことに没頭し、時にはそれしか見えなくなるほどの集中発揮発揮。
常に向上心を抱いており、特に将来の夢である絵に関しては隙間時間を見つけて日夜技法の研究をしている。
頑固だが困っている人はなんだかんだ放っておけない。少々ツンデレ風味。

物心が付く頃に親の事業が失敗し、経済的に不安定な環境で育った。現在も学生生活の合間を縫ってバイトをし、生活費や学費の一部を稼ぐ日々をすごしている。
中学校での修学旅行で美術館へ見学をした時にとある絵画と出会い、心臓を握りつぶされるような感銘を受ける。以降自分もいつか人の心を動かすようなものを創りたいと思い、絵画の世界を目指し始めた。もちろん習う学費なんてものはないので、講座動画やイラストサイトでメイキングを見ながら独学で描いている。
エアブラシを画材の中心にしており、立体感のあるリアルな作風を好んでいる。

初めてのコンクールに作品を提出しようと外出していた日に街中で行なわれたFHの襲撃に巻き込まれる。
周囲も自分も傷つく中で半ばパニックに陥っていたが、衝撃の余波で持っていた絵がボロボロになっているのを見て死の危険や理不尽な状況への怒りを自覚。『こんなところで終わりたくない』という渇望を抱くと同時に覚醒し、獅子へと変貌した。
衝動のままに暴れていたところを藤崎弦一に助けられ、UGNの管理下に入る。
オーヴァードの力を使うことにはまだ抵抗が残っているものの、訓練の必要性や報酬のおいしさに逆らえずUGNに協力を続けている。

獅子に変貌し、本物の獣のようにその膂力で力任せに敵を狩る。
戦っていると本当に人間でなくなってしまう気がするので、自分の能力はあまり好きではない。

意図せずどころか理由も何もかも分からないうちに｜賢者の石《レゲネイドクリスタル》を右手に宿してしまった。
戦いは嫌いだ。大切なものを全部滅茶苦茶にしていくから。
なのにどうして、俺はこんな力を手にしてるんだ。

Life on Edge後

この石なんて、欲しいやつにくれてやればいいと思ってた。
でも善い人間が上手く扱わないといけない代物らしい。
どうすればいいのか皆目見当もつかないけど、どうせなら護るために使いたい。

立科沙紀と友達になった。これから関係がどう変わるのかはまだ、分からない。

Last Day Rhapsody後

初めて誰かの日常を護れたという実感が湧いた。
なんとなく、この石も前より使うことに躊躇いがなくなった気もする。
これが良いことなのかは分からない。でも強くなるってそんなに悪いことだけじゃないのかもしれない。

兵藤なるみが俺のことをす……、らしい。どう答えるのが良かったんだろう。
俺が彼女のことをあまり知らないのもそうだけど、もし本当の俺を知ったらと考えるのが少し怖かった。

Deep Front後

リビルド記録表

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