容姿・経歴・その他メモ

母親がカルト宗教にハマり、生まれつき美髪だったことで邪神への供物として期待される。
母の多額の献金がバレて両親の離婚調停・親権争いの3年間を父方祖父母宅で過ごし、二見尋花と友達になった。
親権を得た母親に引き取られて教団施設で大切に育てられ、3年前に邪神の力を得るための生贄にされたが儀式が失敗、母含む教団関係者は死亡し菊華が覚醒した。
UGNの介入で助けられ、現在は普通の高校生として父親と暮らしている。

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2025/10/04「境界の住人」

ハンドアウト

ワークス/カヴァー：指定なし/指定なし
ロイス：自室　推奨感情：P安心感/N猜疑心
君はアパートで1人暮らしをしている。
いつものように過ごしていたある日、なぜか突然自室から出られなくなってしまった。
UGNからの呼び出しかかっているのにどうしよう。

※この部屋には2年～数か月前に引っ越してきた。
※マンション、借家などでも可。
※UGNからの呼び出しではなくても外に出る用事があるなら可。

ビルド

＜性能・演出＞

視界単体白兵アタッカー。シーン1回だけ異形の祭典で4～5体攻撃。
マイナーで髪が辺りを覆いつくすほど伸び、その髪を自在に操って物理的に殴る。
髪を操作するときは、胸の前で両手で花を形作る。育った教団でずっとやっていた祈りのポーズ。

＜100%期待値＞

命中：(肉体8+DB3-伸縮腕1＝10)dx7+白兵11-骨の剣1　＝　40.9
攻撃力：5D+骨の剣7+アンプリ20+ラバーアームズ6+ラバーアームズ1D　＝　66(装甲有効)
コスト：侵蝕1Rあたり15

＜前回からの変更点＞

設定

外見

黒髪、瞳は黒、色白。
ストレートベリーショート。つやつやで綺麗な髪。睫毛が長く、端正な顔立ち。
背は高め、スレンダー。

性格

物静かでミステリアスでクール、と見せかけて、実は世間知らずの脳筋不器用コミュ障。敵幹部の時にはシリアスクールキャラだがパーティに加入したとたんボケになるタイプ。
幼少期に礼節についてはきちんと指導されていたため、所作や言葉遣いだけは綺麗。
物怖じはしないが、人づきあいが不慣れなので会話はへたくそで気遣いができない。オーヴァードである点も含め、自分がかなりおかしいようだという自覚があるため他者を避けがち。

話し方

一人称：私
二人称：あなた、～さん
口調：～です、～ですか？、等、基本礼儀正しい敬語。親しい人には砕けた口調になるが、喋り慣れていないので拙くなる。そもそも親しい人が全然いない。
セリフサンプル：「初めまして。公家菊華です」「お父さん、今日は遅くなります」「高………校生ではなくないですか？」「動画配信者…有名な方なんですか？　すみません、聞いたことがありません」

経歴

仕事で多忙な父と専業主婦の母の間の一人娘。
2歳頃、母親が「ダルマの花」というカルト宗教にハマり、物心ついたころから宗教にどっぷり浸かって幼稚園も小学校も行かずに育てられた。大切に扱われてはいたため、特に自身の境遇に抵抗やストレスはなかった。
7歳頃、多額の献金が発覚したことで父親がやっと妻の異常に気付き、両親は泥沼の離婚調停へ。強引に菊花を母親から引き離した父によって、父方の祖父母に預けられ、そこで二見尋花と仲良くなった。
通常圧倒的に母親有利な親権争いは、母親が宗教にハマって教育の義務を果たしていなかったことでかなり長引いたが、結局3年をかけて親権は母親のものとなった。その後再び、結局宗教から全く抜けていなかった母親と共に教団内で育つ。
13歳(中学2年相当)の時、邪神の力を得るための生贄にされる。「ダルマの花」はシュブ=ニグラスを崇める邪神の走狗だった。儀式は失敗・暴走し、母親を含め死者多数、儀式を主宰した教団幹部も死亡し、菊華がシュブ=ニグラスの力を得て覚醒した。UGNの介入により救われ、父親に引き取られて暮らすようになった。
相変わらず多忙かつ非オーヴァードの父とは、長年やり取りも殆どなかったため他人行儀ではあるが、関係は悪くない。レネゲイドについては話していない。
覚醒後の生活面のフォローも含めて助けてくれたUGNに対しては好意的なスタンスで、マンハッタンの惨劇以降も協力の姿勢を崩していない。

ずっとかなり小柄な方だったが、生贄として何か投与されていたらしく、母親と教団の支配下を脱してからぐんぐん背が伸び現在は結構な高身長。
知的美女の雰囲気を纏うが、母親の下にいた間学校に通わず教義についてばかり学んでいたため、基礎学力が壊滅的でとんでもなく成績が悪い。世間知らず。頭は悪くない。

その他

髪

非常に美しいつややかな黒髪をしており、そのことで供物としての価値があると認められて、教団内で大切に扱われていた。
生まれてから一度も髪を切ったことがなく、膝まである髪を尋花に綺麗だと褒められたのがとても嬉しかった。
儀式による覚醒を経て、髪が自在に動かせるようになり、夜の間に異常な速さで伸びるようになった。おぞましい異形となり果てた髪を厭い、毎朝自分でベリーショートにしているが、その気になれば射程：視界くらい伸ばせるし、辺りを海のように覆うほどにもできる。切り落とした髪は消えてしまう。シュブ=ニグラスは自身が生み出した触手を喰らうというが、つまり。

二見尋花

始めてにして今のところ唯一の友達。
父方祖父母を訪ねていき再会したり、連絡を取ることはできたが、かつて褒めてくれた黒髪が悍ましい邪神の力の末端に変わり果ててしまったこと・自分が化け物になってしまったことに引け目を感じており、母と教団の支配下から抜け出した後も連絡を取ることができなかった。元気かな…あの頃楽しかったな…会いたいな…でも会ってももうわかってもらえないだろうな…などと思っていた矢先の訃報でかなりショックを受けた。

ネーミング由来・元ネタ

メドゥーサ→ギリシャ神話に出てくる。髪が自慢の美少女で、アテナと美を競って怒りを買い髪を蛇に変えられた説がある。
菊華→髪が伸びるお菊人形、から。
公家→くげ＝供花。神への供物。
ダルマの花→イントネーションは達磨・時計・葡萄のように後ろが上がるのではなく、カルマ・インド・ダリアのように後ろが下がる。「ダルマ(梵: धर्म dharma )」はインド発祥の宗教において多種多様な意味を持つ主要な概念で、法・規範・秩序を保つ善行・あるべき姿などの意味を持つ。宗教法人としての名称はここから。菊の仕立て方の一つに「ダルマ作り」があり、鉢に3本植え成長を抑制する薬剤を使って草丈を60㎝以内に仕立てるもので、 全体的に丸っこい形からダルマと呼ばれる。菊華は鉢に植え付けられ剪定された供物。

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