侵蝕率が高くなると、日本神話の英雄・須佐之男命(スサノオノミコト)や神剣・天叢雲剣(アメノムラクモノツルギ)をイメージしたような影を召喚する。影は強力なプラズマや風を纏っており、まさしく嵐の神や神剣のような凄まじいパワーを発揮する。

　3歳時点で孤児だったが、すぐにUGNに拾われてUGNチルドレンとなる。ある日、古代遺跡で迷子になった際に"輪廻の獣"と一体化して覚醒。小学生～中学生時代、UGNで任務と戦闘訓練の日々を過ごす。彼はその特殊性と危険性によってUGN内で厳重に（戦力として大事にされる一方で、暴走事故を引き起こした事やFHにマークされる可能性から危険視もされた）扱われ、戦闘においては隠された切り札とされる事も多々あった。UGNの厳重な隠匿が効いたのか、FH時代の都築京香、当時の"マスターレイス"だった日下部仁に知られなかったようだ。
　自分が輪廻の獣である事は、現UGN日本支部長である霧谷雄吾から伝えられている。彼からは「暴走と、コードウェル博士と都築京香、及びその配下にはとにかく気をつけろ」と伝えられている。暴走しないと力を発揮出来ないという事や暴走すると"獣"としての姿を晒してしまい、他組織からマークされてしまうという事からUGN内では切り札として扱われている。このように自身を高く買ってくれる事を嬉しく思う一方で、情報の隠匿と暴走して周囲を破壊してしまうなど大きなリスクを背負っており、暴走事故を起こした事もあるのでそれには大きく悩んでいる。

・何の因果か、生まれたとされる地域と日本支部所属前にいた支部の所在地は、島根県である。

・”獣”形態時の顔は蛇の骨格のような外見をしており、全体的に骨や鎧を思わせるような姿になる。”獣”の能力解放（Dロイスの効果を使用）時は、白い鎧装が黒くなる。