彼女が殺しを始めたのは9歳から。12歳の時にとある「怪物」に攫われ、実験体となる。
実は、伝導熱也は黄昏の事件が始まる前に鬼丸という怪物と対峙していた。
チームメイトの勘定陸奥麻にそそのかされる形でレネゲイドビーイングの調査へと向かうことになる。その時に遭遇したのが、鬼丸（それも非常に弱い複製体）だ。彼は十二支天に関わる実験を行っており、彼女もそのうちの一人だった。当時未熟だった熱也に、殺しで生計を立てていた上に未来を体験する彼女は非常に強敵であった。陸奥麻のサポートがなければ絶対に勝てなかったであろう。勝利をもぎ取り、複製体の鬼丸の討伐に成功した二人は、彼女を置いて帰る訳にもいかずUGN日本支部へと連れて行くことにした。
陸奥麻は自分の知識と権限でUGNを丸め込み、穏便に芥塚のUGN入りを成功させる。その後霧谷雄吾と話し合い、結果的に蛮達願策の在住する満津島支部でUGNチルドレンとしての訓練を受ける。

程なく一年後、とある理由により落葉町支部を離れることになった蛮達熱也が、自分が離れることによる戦力ダウンを危険視し大嫌いな父親に頭を下げて呼び戻す。
そこで沢山の仲間と出会うが、性格のせいでどうしても壁を作ってしまう。

いつか彼女は、帰ってきた蛮達熱也と再開することになる。救われたのにも関わらず孤独な彼女は、力強く成長し様々な仲間と繋がりが出来た熱也を見てどう思うだろうか。