タンザナイトという宝石から生まれたレネゲイドビーイング。彼女が自分を人間だと思っていたことには訳がある。
勘定夫婦には子供が産まれず、不妊治療を受けていた。そんな時に家が火事になり、夫婦は死亡。彼女たちの願い「せめて何か残したかった」という願いがレネゲイドウィルスを活性化させ、結婚指輪である「タンザナイト」の宝石の指輪から、小さな赤ん坊が産まれた。
親族は驚いたものの、奇跡と信じこの子を育てた。だからこそ、彼女は自分がレネゲイドビーイングだと知らなかったのである。
高校二年生の時、レネゲイドウィルス関連の事件に巻き込まれ、神崎至則と出会う。彼から自分のことを聞かされたことにより塞ぎ込むものの、この力で家族を守り、両親の元に笑顔で帰れるようにと戦う決意をする。
現時点で高校三年生。二十歳であるのは二回ダブっているため。一回目はレネゲイドビーイングであることに絶望したのが原因、もう一回は普通にサボって落ちたため。